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18世紀クラシックス

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    C. シュターミッツ:クラリネット協奏曲集 2 (ベルケシュ/ニコラウス・エステルハージ・シンフォニア)

    交響曲の開祖として有名なヨハンを父に持つカール・シュターミッツ。彼も18世紀には音楽家として大成功を収めましたが、巨額の借金も背負い、死後には楽譜の売り上げが返済に充てられたという逸話があります。名バイオリニストの彼も、皮肉にも作曲家としては、この分野では梁明期となるクラリネット協奏曲(特に第11番)が今日も有名です。快速快適な両端楽章、それに挟まれたオペラティックですらある緩徐楽章、立派過ぎる管弦楽の伴奏部分などが鑑賞ポイント。日本でも後進の指導ですっかりお馴染みになったハンガリーのベルケシュの演奏で。(1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.554339

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    カンナビヒ:交響曲第59番, 第63番, 第64番, 第67番, 第68番(ルーカス・コンソート/ルーカス)

    他人の悪口では天下一品のあのモーツァルトがマンハイムを訪れた際、何と彼は当地のオーケストラと指揮者を褒めたそうな。その指揮者が誰あろうカンナビヒでした。現在では忘れられている彼は作曲家としても70曲にも達する交響曲を作曲したのです。当盤の冒頭を聴けば、18世紀の音楽が好きな貴方ならやめられなくなるでしょう。ベートーヴェンばりの力強さ、イタリア留学体験が生きる美しいメロディ…。ハイドンやモーツァルトと時代がモロに重なったのは不運でした。ドイツ物に定評のあるバンベルク響のメンバーから成る室内管弦楽団の演奏も抜群です。(1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.553960

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    ディッタースドルフ:シンフォニア集(ファイローニ管/グロット)

    ハイドンやモーツァルトと同じ時代に活躍し、同じように交響曲(シンフォニア)を量産したディッタースドルフ、やや貧乏クジの忘却された存在になりがちですが、ちゃんと優れた曲も残していて、この盤ではト短調シンフォニアが特に要注目です。ト短調交響曲というと、モーツァルトの2曲と意識、無意識に比較してしまうのはどうしようもないところですが、さすがに第40番(大ト短調)にはやや旗色が悪いにしても、なかなかどうして立派な作品です。両端楽章の疾走感や展開部での転調の連続など聴かせどころはしっかりしており、第25番(小ト短調)には優に匹敵するのでは!?(1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.553974

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    ディッタースドルフ:3つの標題シンフォニア(ファイローニ管/グロット)

    ウィーン生まれの作曲家、ディッタースドルフは極めて多くの作品を残しましたが、ほぼ同時代のハイドンに比すと、その僅かな古臭さのゆえか、無視された存在になりがちです。しかし実のところその作品は、ハイドン顔負けの新奇性が聴くものを驚かせるほど、フレッシュな魅力に溢れています。「感情の戦い」の「狂気」や「憂鬱」といった楽章で半音階的進行を交えながらの暗い響き、「作曲家の錯乱」(凄いタイトル!)冒頭での激しいシンコペーションには、ドッキリするものがあります。一方舞曲調の曲が中心ということもあり、明るい楽章はどれもウキウキするような音楽です。(1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.553975

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    クラウス:交響曲集 1 (スウェーデン室内管/スンドクヴィスト)

    18世紀のスウェーデンに文化の華を咲かせたグスタフ3世は、自国では不足がちの音楽家を各国から呼び集めました。その一人でドイツ生まれのクラウスは、モーツァルトと生年が同じで没年も一年違いという短命に終わったことから「スウェーデンのモーツァルト」と呼ばれることもあります。彼の音楽には、モーツァルトというよりもハイドンやグルックと似た肌触りの感情のほとばしりがあり、ハイドンが褒めたのもうなずけます。残されている10数曲の交響曲から3曲と、劇音楽の序曲1曲をお届けします。(1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.553734

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    べック/ゴセック:シンフォニア集(ノーザン室内管/ウォード)

    ドイツのF.I.ベックは、若い頃から才能を評価されていました。しかし、ライバルを決闘で殺してイタリアに逃避。そこで得たパトロンの娘と駆け落ちしてフランスに逃避。そこでは革命に巻き込まれて法廷で訴追と、波乱に満ちた生涯を送りました。一方、フランスのゴセックは国内でその地位を高めて行った後、革命の時には積極的に革命勢力を支持して活躍し、フランス音楽界に君臨した人物です。二人とも黎明期の交響曲に大きな足跡を残しました。二者二様の人生に思いを巡らせながらお聴き下さい。(1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.553790

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    ホフマン:チェロ協奏曲集(ヒュー/ノーザン・シンフォニア)

    ホーフマンはハイドンの同時代人ですが、田舎・アイゼンシュタットで宮仕えをしていたハイドンは、都会・ウィーンで成功を収めていたホーフマンを妬むこともあったようです。この二人のチェロ協奏曲、今日の知名度ではハイドンの圧勝ということになりますが、ホーフマンの作品も紋切り風のところがあるとはいえ、抜け目なく巧みに書かれたなかなかのものです。しかもこの両者の作品、どことなく似た風情すら漂わせています。ハイドンがなぜホーフマンをやっかんだか、何やらその答えの一端が見えてくるような音楽です。(1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.553853

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    ホフマン:5つの交響曲(ノーザン室内管/ウォード)

    「だいたいあいつは、自分一人が音楽の聖域に上ったと思い込み、事あるごとに俺を蹴落とそうとしやがる」と温厚なパパ・ハイドンが悪態をついた好敵手が、ホーフマンでした。事実、ホーフマンの名声は大変なもので、ヴァイオリン奏者としても作曲家としても、オーストリアの代表的存在でした。交響曲作家という面から見ても、(序奏付き)急-緩-メヌエット-急という4楽章形式を規則的に使うようになった最初の人物とされています。内容的には、大方の予想通りの音楽ですが、この手の晴朗感は何度聴いてもヨイものです。(1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.553866

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    J. シュターミッツ:交響曲集 1 (ニュージーランド室内管/アームストロング)

    ちゃんと練習をし、編成も大きくして近代オーケストラの基礎を作ったマンハイム宮廷学団を統率した人物が、J.シュターミッツです。彼はこの優秀な楽団のために、近代交響曲の祖ともいえる作品を生みだし、クレッシェンド効果、「打ち上げ花火」音形、など数々の表現を開発しました。「交響曲は全4楽章」という慣習も彼が元祖と言われます。黎明期の生気あふれる交響曲の輝きは今日も色褪せません。(1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.553194

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    J. シュターミッツ:管弦楽のためのトリオ集 1 (ニュージーランド室内管/アームストロング)

    J.シュターミッツは、一連の交響曲制作を経た晩年に「オーケストラのためのトリオ」 を手がけました。このトリオは、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロによる合奏版弦楽三重奏曲であり、バロックのトリオソナタの変種の一つです。ただ、「交響曲」と呼ばれる事もあるくらい、弦3部で豊かな音のタペストリーを織り上げているのには驚かされます。各曲とも実に典雅ですが、短調緩徐楽章は結構泣かせる逸品としてオススメです。(1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.553213