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イタリアン・クラシックス

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    レスピーギ:教会のステンドグラス/ブラジルの印象/ロッシニアーナ(バッファロー・フィル/ファレッタ)

    レスピーギと言えば多くの人は「ローマ三部作」の華麗で重厚なメロディを思い起こすことでしょう。しかしこの「教会のステンドグラス」は更に精緻でエキゾチックで不思議な味わいの作品です。彼が生涯をかけて研究した古代の旋法をふんだんに使いつつ近代的なオーケストレーションを施した曲で原曲はピアノ曲ですが、最近は吹奏楽版にも編曲され絶大な人気を誇っています。(2008/02/06 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557711

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    ブゾーニ:ヴァイオリン・ソナタ第1番、第2番/4つのバガテル(ジョセフ・リン)

    ブゾーニといえば、「バッハの編曲でも知られる過去の大ピアニスト」程度の認識になってしまった不幸な時代もありましたが、作曲家としての全体像も急速に再評価されつつあります。当盤収録の2曲のヴァイオリン・ソナタも、両曲とも若書きの作品ではありますが、ブゾーニの作曲家としての本格派ぶりを堪能できる良作といえます。ブラームスやシューマン、あるいはベートーヴェンの影響も感じられますが、円熟期の作品に通ずる風格が芽生えていることもまた確かです。特に第2番はブゾーニ本人が「これが自分の真の作品番号1(Op.1)」であると述べた自信作であり、長大な変奏曲である第3楽章はとりわけ味わい深いものといえましょう。(2007/09/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557848

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    ブゾーニ:ピアノ作品集 3 - 3つの小品/インディアン日誌第1巻(ハーデン)

    バッハの編曲は、多くのヴィルトゥオーゾ系ピアニストに愛奏されてきた逸品。トッカータとフーガの壮麗な響きと、アダージョのロマンティックな歌が好対照を織り成します。演奏機会が少なく、資料的価値も高いのは青年期の作品の数々「3つの小品」「バレエの情景 第2番&第4番」「2つの舞曲」で、バッハやリストといった、彼のアイドルからの影響も大きいですが、円熟後の姿を思わせる理屈っぽい響きも、すでに聴こえてきます。一方、民謡を基にしている「インディアン日誌」と、オーケストラ曲を高弟ツァドラが編曲した「踊りのワルツ」は、円熟期のブゾーニらしさが滲み出ており、一ひねりも二ひねりもある和声が、不可思議な魅力を醸し出しています。(2007/03/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.570249

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    ブゾーニ:歌曲集(ブルーンス/アイゼンロール)

    モーツァルトばりの神童だったブゾーニは、20歳に達するまでの間に約40曲の歌曲を書きます。これらはヴォルフやシェックといったドイツの後期ロマン派歌曲直系と言える、作曲年齢が信じられない佳品です。ピアノ・パートの充実ぶりはブゾーニの面目躍如。その後30年以上にわたり歌曲の創作から離れますが、音楽家としての成熟期間を経て、ゲーテの詩に導かれて再び作曲した歌曲は、短いながらも自在の境地に達しています。最晩年作の18は心から楽しめるアンコール・ピース的小品です。ブルーンスとアイゼンロールという名手を得て、世界初録音を6曲含む、貴重なアンソロジーをお届けします。(2006/12/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557245

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    ベリオ:セクエンツァ I-XIV (全曲)

    器楽曲の発展の歴史において、演奏技巧の高度化と、それを通じた楽器の機能の拡張が、重要な役割を持っていたことは申すべくもないことでしょう。巨匠、ベリオがすでに様々な可能性が試みられた20(と21)世紀において、一層の飛躍への願いを込めて、(女声を含む)種々の楽器において意図的に名人芸を追求し、その半生を通じて作曲し続けた連作が、「セクエンツァ」です。当然ながら、どの曲も目も眩むほどの超絶技巧や特殊奏法のオンパレードで、アイデアの豊かさと、放出されるエネルギーの強さには圧倒されます。極限の技巧にのみよって達せられる、斬新なサウンドの面白さをご堪能ください。(2006/07/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557661-63

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    ブゾーニ:2台ピアノのための作品集 - 対位法的幻想曲/バッハのコラールによるインプロヴィゼーション(シラー/ハンフリーズ)

    バッハのフーガの技法で未完で残された4重フーガ。その「ブゾーニ流」補筆完成を核に据えた対位法的幻想曲は、不可思議で透明感あふれる和声、対位法とバッハへの傾倒、超絶的なピアニズムという、ブゾーニのピアノ音楽のすべてが詰められた、最重要にして最高の傑作として評価されています。モーツァルトもブゾーニが大いなる関心を寄せた作曲家ですが、協奏的小二重奏曲は大変にユニークな編曲といえましょう。ピアノの扱いは原曲よりも拡大されていますが、モーツァルトらしい味わいが100%保存されているといえましょう。ここでも対位法的要素は強調され、ジュピター交響曲の終楽章を聴いているような気にさせられる部分もあります。(2006/02/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557443

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    ダラピッコラ:ソナティナ・カノニカ/タルティニアーナ第2番(プロッセダ)

    20世紀イタリアの巨匠・ダッラピッコラの室内・器楽曲は、小粒ながらもスパイスの効いた作品ばかりです。特に対位法の冴えには目を瞠るものがあります。比較的有名な作品としては、「パガニーニの奇想曲によるソナティナ・カノニカ」が挙げられましょう。タイトルどおり、原曲をカノンとしてパラフレーズしたものですが、演奏・作曲技法の両面で名技的な性格が強く、明るいながらも、異様な緊張感が張り詰めた、独自の音世界が現出してます。他にも、バッハに対するオマージュである「アンナリベラの音楽帳」、音数が多いながらも、決して透明感を失わない「インニ」(当盤では多重録音で収録)など、興味深い作品が目白押しです。(2005/11/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557676

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    レスピーギ:組曲ホ長調/交響的変奏曲/ブルレスカ(スロヴァキア放送響/アドリアーノ)

    当盤に収録されているのは、レスピーギの若き日の興味深いオーケストラ作品です。クライマックスにオルガンを投入する「交響的変奏曲」、欲張りに色々な要素を詰め込んだ「前奏曲、コラールとフーガ」(フランクの有名な同名曲とは大分雰囲気が違いますが)あたりでは、20代になったばかりの若者らしい、企画先行的な未熟さも感じないことはありません。ところが「ブルレスカ」、「謝肉祭序曲」と20代後半から30代の作となってくると、華やか、かつ細密なオーケストレーションが、自然体で展開されるようになってきて、確かに「ローマ三部作」の作曲者の作品だということを、感じさせてくれるようになっていると申せましょう。*Marco Polo 8.223348の再発売盤(2005/11/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557820

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    ブゾーニ:チェロとピアノのための作品全集(デュオ・ペピチェッリ)

    まずはお約束のバッハ編曲、「半音階的幻想曲とフーガ」です。ブゾーニ先生には申し訳ないですが、数多くのピアノ独奏用編曲での恰幅のよさと比べると、やや珍なる仕上がりのようです。幻想曲での両楽器の掛け合い、フーガの最後の盛り上げなど、特にチェロが高音域で頑張るほどにナイスな脱力感が・・・。変奏曲はブゾーニが、「らしさ」を次第に発揮するようになった頃の作品、音楽的語彙が豊富で、素晴らしい演奏効果があります。もっと演奏されてよい作品といえましょう。「忘れられたワルツ」は名編曲、原曲のもつ浮遊感を、低音楽器を使って表現しているのは、素晴らしい逆転の発想です。(2004/06/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.555691

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    カステルヌオーヴォ=テデスコ:ピアノ作品集(パテルノステル/トルロンターノ)

    カステルヌオーヴォ=テデスコの名前は主として、ギター曲の数々、ハイフェッツの録音が名高いヴァイオリン協奏曲、そして映画音楽によって親しまれていますが、実は作品番号にして200以上の作品を、様々なジャンルに遺した多作家です。ここに収められたピアノ作品は、いずれも若かりし頃の作品ですが、南国的な明るさを湛えた独特のリリシズムが光り、埋もれさせておくにはもったいないというしかない、粒揃いの出来映えといえましょう。響きの透明な美しさと、高度なピアニズムの駆使には、フランス印象派の影響もうかがえます。特にピアノの秘曲をお求めの方には、絶対のオススメ物件といえましょう。(2004/01/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.555856