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ナクソス・ミュージック・ライブラリー – NMLアワード2017



ナクソス・ミュージック・ライブラリー
NMLアワード2017


本年もナクソス・ミュージック・ライブラリーをご愛顧いただき、本当にありがとうございました。「NMLアワード2017」7部門の受賞者および受賞作品を発表いたします。昨年の4部門に加え、今回「最多再生日本人アーティスト賞」「最多再生日本人作曲家賞」「最多再生新規レーベル賞」の3部門を新設いたしました。また、昨年に引き続き、プレイリスト・アワードも合わせて発表いたします。



【NMLアワード2017】受賞作品

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◎最多再生アルバム賞


2016年12月1日から2017年11月30日の間にNMLで
最も多く再生されたトラックが収録されたアルバム

◎ 天使のハープ – 5台のヒストリカル・ハープがいざなう、中世のダンス・パーティ、ダ・ヴィンチのアトリエ、マリー・アントワネット のサロン(西山まりえ)

2016年に配信開始された本アルバムが1位に輝きました。5種類のハープを弾き分けるという企画の興味深さ、それぞれの楽器や作品の特性を踏まえて弾き分ける演奏者の優れたな音楽性と技量、まるで目の前で演奏が行われているような圧倒的な臨場感を味わえる録音(オリジナルの音源は352.8 kHz/32bitという「超ハイレゾ」での収録です)、そしてこれらの前提知識なしで聴いても、誰もが感じられる美しさ、心地よさを備えており、多くの方のご支持をいただくこととなりました。

なお僅差で、バッハ:平均律クラヴィーア曲集 I /カール=アンドレアス・コリー(ピアノ)[マイスターミュージック] が2位にランクインしています。これは、今年直木賞を受賞した恩田陸さんの小説「蜜蜂と遠雷」の登場楽曲プレイリストに本アルバムのトラックが含まれたいたことも後押ししたものと思われます。


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◎最多再生アーティスト賞


2016年12月1日から2017年11月30日の間にNMLで
最も多く再生されたアーティスト

◎ ヘルベルト・フォン・カラヤン

誰もが知る「帝王」が一位に輝きました。1989年の逝去から28年が経過していますが、その知名度の高さ、録音点数の多さ、そして演奏の輝かしさは今も全く色褪せることがなく、今も多くのファンがいることは勿論、何かの曲が聴きたいと思った時に、カラヤンの演奏をファーストチョイスとする人も多いと思われます。第2位には押しも押されもせぬ巨匠指揮者・ピアニストのダニエル・バレンボイムがランクインしました。

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◎最多再生作曲家賞


2016年12月1日から2017年11月30日の間にNMLで
最も多く再生された作曲家

◎ ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750)


NMLにおけるバッハの人気はかねてより不動のもので、昨年のアワードに引き続いて、同じ結果となりました。再生数のみならず、サービス内で配信されている作品数もバッハが最も多く、まさに「音楽の父」の名にふさわしい存在といえるでしょう。
2位以下は、モーツァルトベートーヴェンブラームスの順となっています。

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◎最多再生日本人アーティスト賞


2016年12月1日から2017年11月30日の間にNMLで
最も多く再生された日本人アーティスト

◎ 鈴木雅明

バッハ・コレギウム・ジャパンの音楽監督で、スウェーデンのBISレーベルを中心に、多くの録音をリリースされている鈴木雅明氏がトップに輝きました。氏の代表的な録音の一つであるバッハのカンタータ全集は、音楽史に残る偉業であるとともに、NMLの古くからの「看板コレクション」の一つとなっていますが、今も不動の人気を誇っています。

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◎最多再生日本人作曲家賞



2016年12月1日から2017年11月30日の間にNMLで
最も多く再生された日本人作曲家

◎ 武満徹(1930-1996)


日本を代表する世界的作曲家、武満徹が一位となりました。NMLの中でも、最も多くのアルバムが配信されている日本人作曲家でもありますが、配信リストを見ると、古典音楽と併せて収録されているケースも多いことがわかり、そのことが多くの利用者の方の目に触れ、多数再生されることにもつながっているものと思われます。そして、そのような形で収録されているということは、没後20年を経た作曲者の作品がまさに「古典」になりつつあるということを示しているのかもしれません。
なお、2位:吉松隆、3位:坂本龍一、4位:新垣隆となりました。

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◎最多再生新規レーベル賞


2016年12月1日から2017年11月30日の間にNMLに
新規に追加されたレーベルの中で、最も多く再生されたレーベル

◎ メロディア(ロシア)


今年もたくさんのレーベルが新たにNMLに参加しましたが、なかでも、ソ連時代から多数の重要な録音をリリースしてきたロシア最大のレーベル「メロディア」が本年(2017年)1月にNMLに加わった時には、ロシア音楽ファンを中心に、多くのファンを歓喜の渦に巻き込みました。本年12月現在、600を超える膨大なタイトルを配信中ですが、その中でも最も多く再生されたのが、「今週の一枚」コーナーでもご紹介した、スヴェトラーノフ指揮によるチャイコフスキーの「白鳥の湖」(MELCD1000403)でした。

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◎プレイリスト・アワード最優秀賞



プレイリスト・アワード エントリー作品の中から
NMLアワード2017実行委員会が選んだ最優秀プレイリスト(および作者)

◎ 「古楽かふぇ庵主愛聴リスト」(古楽かふぇ様)


プレイリスト・アワード最優秀賞は、「古楽かふぇ」様作による「古楽かふぇ庵主愛聴リスト」です。選曲のコンセプト、SNSでのエンゲージメント数、再生回数等を総合的に判断し、このプレイリストを最優秀賞とさせていただきます。


※ご投稿者の「古楽かふぇ」様より受賞者コメントをいただきました(2018年1月5日)。
“オタマジャクシ”とも呼ばれる現代の音符、そしてその音符を五本の線の上に記した五線譜が広まるずっとずっと前に生まれ、一時、途絶えたりしながらも、様々な形で今日に伝えられてきた昔々の西洋の音楽。一般に「古楽」と呼ばれるそれらの音楽を聴く楽しみを、何かの形にして伝えたいと思い、リストを作成しました。
この度、栄誉ある賞をいただき大変光栄です。このリストを通じて多くの方々が、私の好きな古楽に興味を持ってくださったら、とても嬉しいです。今後、更にバージョンアップさせてまいります!


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プレイリスト・アワード最優秀賞・副賞
プレイリスト・アワード最優秀賞の受賞者には副賞として贈呈品が送られます。
下記の中からいずれか1点をお選びいただけます。
●ナクソス・ミュージック・ライブラリー12ヶ月利用権(税込22,140円相当、利用開始日の指定が可能です)
●タワーレコードギフトカード (注:タワーレコード・オンラインでは使用できません) 10,000円分
●Amazon.co.jpギフト券 10,000円分
●iTunes Card 10,000円分
受賞者にはNMLアワード2017実行委員会より別途ご連絡いたします。


 

ナクソス・ミュージック・ライブラリーオフィシャルサイト

ml.naxos.jp