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New Releases - 2019年04月 発売タイトル

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    ドヴォルザーク/ヘウプライン/ビヌエサ:歌劇「ヴェスパタイン」(ビョークのアルバム2018による)(マンハイム国立劇場/トゥーグッド)

    【ビョークの大ヒットアルバムを元にしたオペラ!】2001年に発表されたビョーク4枚目のオリジナル・アルバム「ヴェスパタイン VESPERTINE」は、映画『ダンサー・イン・ザ・ダーク』への主演、音楽の提供で一躍ブレークした後ということもあり、世界的な大ヒットとなりました。このアルバムにギリシャ神話のウラノスの逸話を絡ませ、オペラとして仕上げたものがここに収録の作品で、2018年にマンハイムで上演され大きな話題となっています。アルバム「ヴェスパタイン」は元々ストリングスとコーラスの美しさが大きな評判となっており、このオペラ版でもその特性が生かされたうえ、ビョーク作品に特徴的なインダストリアルなビートは省き、アコースティックな楽器での演奏を前提としたオーケストレーションが施されました。ボーナストラックを除くアルバムの曲全てが収録順に使用されており、全編に性的な暗喩がちりばめられた歌詞と、今回追加されたウラノスを取り巻く倒錯した性の世界が重なり、作品の世界観をより大きく広げています。主要キャストの科学者を演じるのは韓国のソプラノ、チ・ユン、そしてそのドッペルゲンガーを演じるのはドイツで活躍する日本のソプラノ橋本明希で、全編が主に二人のデュオで進められます。ここに絡むのがアメリカのバリトン歌手レイモンド・エイヤース演じる「イルミネーテッド・マン」で、彼は様々な映像が投影されるスクリーンと一体化しているという役どころ。ほかに雲、石、風景といったものが擬人化され、独特の神秘的な舞台が展開されています。(2019/04/26 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC978

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    ベートーヴェン:エロイカ変奏曲/ピアノ・ソナタ第30番/6つのバガテル Op. 126 (グレムザー)

    1990年生まれの若手ピアニスト、フローリアン・グレムザー。父ベルント・グレムザーはラフマニノフを得意とする名手であり、母も優れた音楽教師という音楽家一家に生まれ、3歳の時に母親からピアノの手ほどきを受け、7歳でコンサート・デビューを飾るというサラブレットです。2007年からはヴュルツブルクで研鑽を積み、同年、ヴュルツブルク・フィルハーモニー管弦楽団と共演したガーシュウィンの「ラプソディ・イン・ブルー」が絶賛されたことで、ジャズへの興味が芽生えたといい、現在ではソリストとしてだけでなく、室内楽、歌曲の伴奏、ビッグバンドなど多方面で活躍しています。2017年のデビュー・アルバムは彼が傾倒しているというシューマンでしたが、今作はベートーヴェンの作品に取り組み、素晴らしい成果を上げています。「エロイカ変奏曲」とソナタの終楽章での、たたみかけるような主題の展開、バガテルでの小粋な表現、これらには彼の多彩な表現力が遺憾なく発揮されており、聴き手の耳をひきつける強い魅力を持っています。(2019/04/19 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC1703

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    レーヴェ:受難オラトリオ「新約のいけにえ」(マウフ/マロッタ/ポプルッツ/ミュンヘン・アルチス=ヴォーカリステン/ラルパ・フェスタンテ・バロック管/グロッパー)

    歌曲やバラードの作曲家として知られるレーヴェ。2019年の没後150年を記念し、知られざる作品の演奏、録音がドイツを中心に盛んに行われています。このアルバムに収録された受難オラトリオ「新約のいけにえ」もそんな作品の一つ。レーヴェは15作のオラトリオを残しており、いずれも1820年台、彼が最も活躍していたシュテッティーン時代に作曲されたもので、当時復興が進んでいたバッハ作品の影響を強く受けています。この演奏でソリストを務める4人の歌手と指揮者グロッパーは、いずれも宗教音楽を得意としており、美しい響きで知られるラルパ・フェスタンテとともに“知られざる作品”の真価を問うべく素晴らしい演奏を披露しています。(2019/04/19 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC1706

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    シューマン:アラベスク/ピアノ・ソナタ第3番/花の小品/ウィーンの謝肉祭の道化(パーク)

    韓国とドイツの血を引くピアニスト、クリストファー・パーク。バンベルクで生まれ、ザールランド音楽大学に最年少(12歳)で入学、研鑽を積みながら、数多くの音楽祭に出演し国際的な注目を集めます。ソロ活動だけでなく、室内楽、歌曲の伴奏にも熱心に取り組み、とりわけスミ・ジョーと共演盤(ドイツ・リート)は、その巧みな伴奏がが絶賛されました。このアルバムではシューマンの4つの作品を演奏しており、豊かな音楽性を楽しむことができます。「オーケストラなしの協奏曲」は後に「ピアノ・ソナタ第3番」として改訂された作品。当初5楽章で構想されたものの、2曲のスケルツォを割愛して出版されましたが、その後1曲を付け加え、ピアノ・ソナタ第3番となりました。このアルバムでは、割愛されたスケルツォ(シューマンの死後出版)も最後に付け加えられています。(2019/04/19 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC1886

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    パガニーニ/ミエルシテイン/タルティーニ:ヴァイオリンとピアノのための作品集(シュミット/スミルノヴァ)

    1968年ウィーン生まれのベンヤミン・シュミット。バッハからジャズまで幅広いレパートリーを持ち、世界中で音楽性と超絶技巧で聴き手を魅了しているヴァイオリニストです。このアルバムは、彼が愛奏するアンコール・ピースの中から“パガニーニにまつわる作品”を中心に集めた1枚。パガニーニのオリジナル作品だけではなく、クライスラーがピアノ伴奏用に編曲した無伴奏カプリースから2曲、ミルシテインの「パガニーニ変奏曲」、現代作曲家のミューレンバッハによる奇想曲などバラエティ豊かな選曲が魅力的。うれしいことに、最後はタルティーニの名曲「悪魔のトリル」(こちらもシュミットの得意曲)が置かれています。(2019/04/19 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC1893

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    カールマン:喜歌劇「愉快な騎兵」(ザイドラー/ベージガー/ペロシュ/ヴェント/ケルシュバウマー/ギーセン州立劇場合唱団&フィルハーモニー管/ホフシュテッター)

    カールマンの珍しい喜歌劇《愉快な騎兵》。マルバッハ男爵夫人リーザの城にもたらされた「帝国の騎兵たちがやってくる」という知らせは周辺の女性たちを湧き立たせます。彼女の城で開催された舞踏会では、若い兵士マロジ、年配のヴァレルシュタイン、レーレンティ中尉らが思い思いの時を過ごしますが、レーレンティはリーザへの熱い思いを抑えることができず、人知れず苦しんでいます。マロジはローナイ元帥の娘トレスカに憧れていますが、当のトレスカはレーレンティに思いを寄せており…「どんな祝祭のときも踊り、大騒ぎする」というハンガリーの国民性が描かれた楽しい作品を、芸達者な歌手たちが演じています。(2019/04/19 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC977