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New Releases - 2019年04月 発売タイトル
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【急進撃のヴァイオリニスト、グレーテルが解き明かすプロコフィエフの<仮面>】FUGA LIBERAレーベルからこれまでリリースした3枚のアルバムが、ディアパソンやグラモフォンで最高ランクの高評価を得ているフランスのヴァイオリニスト、エルサ・グレーテルによるプロコフィエフが登場。プロコフィエフのヴァイオリン・ソナタ2作と無伴奏ヴァイオリン・ソナタは、1944~47年という第二次世界大戦終結の前後に書かれており、深い嘆きからの沈鬱と内に秘めた情熱の高まりが印象的な第1番、やや軽やかな抒情性と諧謔性を併せ持つ第2番、ロシアの民族舞曲の影響をうかがわせる無伴奏ソナタという、いずれもキャラクターの立った作品です。グレーテルはこれをプロコフィエフが作り出した音楽的な仮面と捉え、それぞれの作品を性格的に描き出すことに成功しています。アルバム・タイトルの元となった「仮面」と、有名な「行進曲」をハイフェッツの編曲で収録。(2019/04/26 発売)
レーベル名 | :Fuga Libera |
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カタログ番号 | :FUG749 |
1989年生まれの戸室玄。幼少期より海外で生活した体験を反映させた洒脱な演奏を聴かせるピアニストです。このアルバムは彼が最も愛するというプーランクの作品集。「3つのノヴェレッテ」で始まり、アルバムの中心に置かれているのは1932年に作曲された「15の即興曲」。練習曲風でもありながら、プーランクの心情が丁寧に描かれたユニークな曲集になっています。なかでも彼が心酔した歌姫のために書かれた第15番の「エディット・ピアフを讃えて」はプーランクの洒脱さをよく示す作品と言えるでしょう。作曲年代の幅広い3曲で構成された「ナポリ」も美しい曲。イタリアとフランスの良いところが融合した興味深い作品です。戸室玄より2019年はフランシス・プーランクの生誕120周年に当たり、今まで私が勉強をしてきたフランス音楽の中で最も好きなプーランクの作品のCDを作りたいと思いました。これはデビューCDであり、プーランクの数多いピアノ曲の中から一番思い出のある曲を選びました。10年以上パリで生活し、フランシス・プーランクとも交流のあったピアニストのフィリップ・アントルモンに音楽を学び、当時の華やかなフランス文化の真髄に触れる事ができ、それを私も受け継いできました。他にもプーランクと交流のあった方々に接し、身近にプーランクの音楽と魂を感じる生活を送ってきました。彼の素晴らしい音楽をたくさんの方に聴いて頂ける様にこれからも演奏を続けて、録音も手がけたいと思います。《戸室玄プロフィール次ページに続く》(2019/04/26 発売)
レーベル名 | :Gen Record |
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カタログ番号 | :NYCC-13010 |
【初出!目が覚めるほど鮮烈なバッハ】1990年3月、まもなく18歳を迎えるルガンスキーによるライヴ録音が登場。1988年の第8回ライプツィヒ・バッハ・コンクールで銀賞を受賞し、この1990年にはラフマニノフ・コンクールで2位、1994年のチャイコフスキー・コンクールで2位(最高位)を勝ち取る彼ですが、そのピアニスト人生最初期のライヴの一つが、メロディアのアーカイヴから初発売となります。ニコラーエワに長く師事し、彼女を継ぐ者の一人と認められたルガンスキーらしい、たいへん鮮烈なバッハ。「半音階的幻想曲とフーガ」冒頭から力強く大きなインパクトで聴かせ、続く「イタリア協奏曲」での迷いのないタッチもこの上ない心地よさ。現在まで精力的な活躍を続けるルガンスキーですが、これは若きヴィルトゥオーゾとしての一つの頂点を記録した素晴らしいアルバムです。拍手入り。(2019/04/26 発売)
レーベル名 | :Melodiya |
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カタログ番号 | :MELCD1002570 |
(2019/04/26 発売)
レーベル名 | :Melodiya |
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カタログ番号 | :MELCD1002580 |
【名手ゲルシュタインがオラモと共に挑む、ピアノ協奏曲史に残る問題作】ロシア生まれ、アメリカで活躍するゲルシュタインによる大作ブゾーニのピアノ協奏曲。技術的に困難で、イタリア的な歌謡性、ドイツ的な重厚さを併せ持ち、終楽章には「アラジン」による男声合唱(ドイツ語歌詞)まで登場するという、多種多様な要素が組み込まれた長大かつ掴みづらい作品ですが、ゲルシュタインは持ち前の技術と柔軟さで作品の面白さを表出しています。サカリ・オラモの明確な棒さばきに名手揃いのボストン響が俊敏な反応を聴かせ、作品の輪郭をくっきりと浮かび上がることに大きく貢献しています。(2019/04/26 発売)
レーベル名 | :Myrios Classics |
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カタログ番号 | :MYR024 |
シェイクスピアの戯曲を元に、ベルリオーズが自由に翻案した「ロメオとジュリエット」。ベルリオーズ自身が「劇的交響曲」と名付けているものの、時にはオペラを思わせる部分があるなど、かなり自由な形式で書かれています。第3部に現れる旋律はワーグナーが「今世紀における最も美しいフレーズ」と評しましたが、一方で「その素晴らしい旋律の間に屑の山が積まれている」と散々にけなすなど、形式と同じく、様々な要素が混在しています。しかし、全体に通じる崇高な思想や、実験的な管弦楽法など当時の最先端を行く作風は、ベルリオーズならでは。あまりにも長大であるため、全曲が演奏されることは稀ですが、ここでのスラットキンの演奏は統一感ある見事な仕上がりを見せています。(2019/04/26 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573449-50 |
【ビョークの大ヒットアルバムを元にしたオペラ!】2001年に発表されたビョーク4枚目のオリジナル・アルバム「ヴェスパタイン VESPERTINE」は、映画『ダンサー・イン・ザ・ダーク』への主演、音楽の提供で一躍ブレークした後ということもあり、世界的な大ヒットとなりました。このアルバムにギリシャ神話のウラノスの逸話を絡ませ、オペラとして仕上げたものがここに収録の作品で、2018年にマンハイムで上演され大きな話題となっています。アルバム「ヴェスパタイン」は元々ストリングスとコーラスの美しさが大きな評判となっており、このオペラ版でもその特性が生かされたうえ、ビョーク作品に特徴的なインダストリアルなビートは省き、アコースティックな楽器での演奏を前提としたオーケストレーションが施されました。ボーナストラックを除くアルバムの曲全てが収録順に使用されており、全編に性的な暗喩がちりばめられた歌詞と、今回追加されたウラノスを取り巻く倒錯した性の世界が重なり、作品の世界観をより大きく広げています。主要キャストの科学者を演じるのは韓国のソプラノ、チ・ユン、そしてそのドッペルゲンガーを演じるのはドイツで活躍する日本のソプラノ橋本明希で、全編が主に二人のデュオで進められます。ここに絡むのがアメリカのバリトン歌手レイモンド・エイヤース演じる「イルミネーテッド・マン」で、彼は様々な映像が投影されるスクリーンと一体化しているという役どころ。ほかに雲、石、風景といったものが擬人化され、独特の神秘的な舞台が展開されています。(2019/04/26 発売)
レーベル名 | :Oehms Classics |
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カタログ番号 | :OC978 |
(2019/04/26 発売)
レーベル名 | :Opus Arte |
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カタログ番号 | :OA1278D |
(2019/04/26 発売)
レーベル名 | :Opus Arte |
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カタログ番号 | :OA1284D |
(2019/04/26 発売)
レーベル名 | :Opus Arte |
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カタログ番号 | :OA1285D |