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New Releases - 2019年08月 発売タイトル

Search results:8 件 見つかりました。

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    エルンスト:ヴァイオリンとピアノのための作品全集 6 (ルプー/ボブソン)

    ロマン派時代に活躍した作曲家エルンスト。かのヨーゼフ・ヨアヒムが「私が聴いたなかでの最高のヴァイオリン奏者」と評するほど、テクニック、音楽性に優れたヴァイオリニストでもありました。このアルバムは、全7集が予定される作品全集の第6集にあたり、「夏の名残りのばら」の旋律を主題にした“練習曲第6番”で知られる「重音奏法のための6つの練習曲」や、シューベルトの「魔王」による奇想曲など、彼のヴァイオリン作品の中でも最も演奏が困難とされる作品が収録されています。また今作にはピアノ曲と歌曲も収録。これらはエルンストの友人であったショパンやリストの影響が感じられる美しい作品です。(2019/08/30 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0311

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    ワーズワース:管弦楽作品集 2 - ピアノ協奏曲/3つの牧歌的スケッチ/ヴァイオリン協奏曲(リエパーヤ響/ギボンズ)

    イギリスの現代作曲家ウィリアム・ワーズワース。自然賛美の詩で知られる“同名の偉大な詩人”を血縁関係に持つ彼の作品は抒情的で、ヴォーン・ウィリアムズとシベリウスからの伝統を大切にした壮大さも持ち合わせています。第2集となる管弦楽作品集では、長い間忘れられていた2つの協奏曲を収録。単一楽章で書かれた「ピアノ協奏曲」、古典的な3楽章形式の「ヴァイオリン協奏曲」、どちらも起伏に富んだ劇的な作品です。一方「3つの田園風景のスケッチ」は色彩豊かなオーケストラの響きを存分に活かした美しい曲。ワーズワースの卓越した管弦楽法が味わえます。(2019/08/30 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0526

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    タバコフ:交響曲集 4 (ラドゥカノフ/ブルガリア国立放送響/タバコフ)

    ブルガリアの作曲家・指揮者エミール・タバコフ。“人間の精神の深淵を追求する”というタバコフの音楽はどれも壮大で重厚ですが、なかでも2000年に作曲された「交響曲第5番」は1時間近くの演奏時間を必要とする壮大な作品。印象的なファンファーレに始まる第1楽章は荒々しく、悲痛な第2楽章の次にはユーモラスな行進曲が置かれ、力強い終楽章で締めくくるという、伝統的な形式を遵守した見事な交響曲です。ショスタコーヴィチ風のコントラバス協奏曲は暗さの中にもユーモラスな風情が感じられるユニークな作品。どちらもタバコフ自身の指揮による演奏です。(2019/08/30 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0530

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    レスピーギ:ピアノ作品全集 1 (ガットー)

    華やかなオーケストラの響きを存分に活かした「ローマ三部作」などで知られるレスピーギ。しかし、彼が書いたピアノ曲は、ほんの一部の作品を除きほとんど知られていません。この新企画「レスピーギ:ピアノ作品全集」はイタリアの女性ピアニスト、ジョヴァンナ・ガットの演奏により、作曲家の新たな側面を探る興味深いシリーズです。第1集に収録されているのは、「グレゴリオ聖歌による3つの前奏曲」など比較的演奏機会の多い作品から、世界初録音となる「ドリア調のトッカータ」まで全8作品。様々な箇所にレスピーギが愛した古風な旋法が散りばめられた多彩な作品が並びます。(2019/08/30 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0405

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    スモーリー:ピアノ、声楽と室内楽作品集(フィービヒ/ポールセン/カデフォード/デヴィー/ヘルスコヴィッチ/スモーリー)

    イギリス出身の作曲家ロジャー・スモーリーの作品集。1967年にケンブリッジ大学のロイヤル・カレッジ初の「コンポーザー・イン・レジデンス」に任命された他、1974年にはオーストラリア大学で教鞭を執り、その後はオーストラリアに拠点を置き活動を重ねました。指揮者、ピアニストとしても知られ、自身の作品を含む多くの演奏がCD化されています。モダンな作風の中に、しばしばロマン派の作曲家たちの音楽の断片を取り入れるという彼の作品は、とても耳なじみがよく、とりわけ“ネコの生態”を描いた「9つの生活」はユーモラス、かつ楽しい歌曲集に仕上がっています。(2019/08/30 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0501

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    タルティーニ:30の小さなソナタ 5 - 第25番 - 第30番(スケアヴェズ)

    イタリア、バロック期の作曲家タルティーニ。優れたヴァイオリニストでもあった彼は、生涯最後の年に30曲に及ぶ「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ」を書き上げました。これらは「小さな」と題されているものの、J.S.バッハの無伴奏ヴァイオリン作品に続く重要な作品と見做されていますが、これまでに全曲の録音はありませんでした。このシリーズは、最新の研究に基づいた校訂譜が用いられているだけでなく、これまで見落とされていた作品も全て含むという貴重なもの。イギリスの名手、ピーター・シェパード・スケアヴェズがどの曲も丹念に演奏しています。(2019/08/30 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0454

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    ツェルニー:ピアノ作品集 1 (ジャオ・ジンシュ)

    かつては「練習曲の作曲家」として知られたツェルニー。しかし21世紀になってから、900作に及ぶ膨大な作品の研究が進み、ようやく19世紀初頭の重要な作曲家としての位置付けがなされるようになりました。ベートーヴェンの弟子、友人であり、リストの師でもあったツェルニーの作品は、古典派からロマン派への過渡期の様式を示す先進的な作風に拠っています。なかでもレパートリーの中核を占めるピアノ曲は、彼自身がサロンなどで演奏するために書かれたものが多く、当時流行の旋律を取り入れながら、華麗な変奏が施された技巧的な作品ばかりです。アルバム収録曲は全て世界初録音です。(2019/08/30 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0020

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    テオドレスク=ショケニア:ピアノ作品集(スモライアー/テオドレスク=ショケニア)

    ルーマニアの女性作曲家リヴィア・テオドレスク=ショケニア。地元の音楽院でピアノを学び、1998年から1999年にはルーマニア政府から奨学金を得て、イギリスに留学。その後はブカレストに戻り、国立音楽大学の教授としてルーマニアの音楽教育に力を注いています。作品はピアノ曲が多く、このアルバムに収録されている「ノクタニアーナ」はショパンの夜想曲第8番がそのままの形で素材として用いられているように、ショパン作品への偏愛の強さが知られています。このアルバムには他にもユニークな曲が収録されており、なかでも「チャーリー・チャップリンへのオマージュ」はユーモアのセンスに溢れた作品です。また彼女は2015年に来日、「ノクタニアーナ」の日本初演を行うなど、優れたピアニストとしても活動しており、このアルバムでも素晴らしい腕前を披露しています。(2019/08/30 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0448