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New Releases - 2019年11月 発売タイトル

Search results:8 件 見つかりました。

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    ハチャトゥリアン:ヴァイオリン協奏曲/ヴァイオリンと管弦楽のためのコンチェルト・ラプソディ(ヴァイトハース/ライン州立フィル/ライスキン)

    名ヴァイオリニスト、ヴァイトハースが演奏するハチャトゥリアンのヴァイオリンとオーケストラのための曲を収録した1枚。1940年に作曲されたヴァイオリン協奏曲は、民謡の旋律を多用した華やかな作品。ハチャトゥリアンの全作品の中でもとりわけ人気が高く、ランパル編曲によるフルート版も良く演奏される名曲です。かたや1962年に書かれた「ヴァイオリンと管弦楽のためのコンチェルト・ラプソディ」は、1960年代当時のハチャトゥリアンが模索していた実験的な作品で、後に同じ形式でチェロ、ピアノのためのラプソディが書かれています。アルメニア民謡に由来する旋律、音階が多用された神秘的なハーモニーを持ち、演奏者にも高度な技術を要求する華麗、かつ個性的な作品です。ライスキンが指揮するライン州立フィルハーモニー管弦楽団のバックで民族色たっぷりの色彩豊かな音楽を満喫できます。(2019/11/22 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555093-2

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    ルイエ:トリオ・ソナタ集(エポカ・バロッカ)

    ベルギーで生まれ、イギリスで活躍したジャン=バティスト・ルイエのトリオ・ソナタ集。若い頃にロンドンに渡り、管楽器奏者として活躍したらしいとされていますが、ベルギーにはルイエという名前の音楽家が多数おり、その中にも「バティスト」と名乗っていた従弟がいたため、実際には詳しいことはあまりわかっていません。ルイエ自身は「ロンドンのルイエ」と名乗り、出版譜もこの名義が用いられています。このトリオ・ソナタは1720年代に作曲されたと推測され、当時隆盛だったギャラント方式(ポリフォニーを用いらず、旋律を伴奏が支える書法)で書かれています。フルートもしくはリコーダーが旋律を奏で、他のパートと通奏低音部は様々が楽器が担当し、リズミカルできめ細かい響きが創り上げられています。(2019/11/22 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555143-2

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    タスカ:歌劇「サンタ・ルチア」(デリローヴァ/カプフハンマー/マルシャル/パウルセン/ウェイド/デッサウ・アンハルト歌劇場合唱団/デッサウ・アンハルト・フィル/フランク)

    イタリアのオペラ作曲家ピエラントニオ・タスカ。マスカーニやレオンカヴァッロと同時代に生まれ、何作かのオペラを書きましたが、いずれも現在ほとんど上演されることはありません。彼の最初の作品は1885年の《ビアンカ》で、当時の名歌手ルイザ・テトラッツィーニが初演に参加するなど話題となり、次作である《サンタ・ルチア》と《ペルゴレージ》もベルリンで成功を収め、「ドイツで最も尊敬されるイタリア人の一人」とまで評価されましたが、当時はヴェリズモ・オペラが全盛で他の人気作が次々と出てきたため、残念なことにタスカの作品は次第に忘れ去られてしまいました。この《サンタ・ルチア》はナポリが舞台。大都市の華やかな人々の生活に隠れた貧困層の生活が美しい音楽でこまやかに描かれています。デッサウのアンハルト劇場が誇る歌手たちによる見事な演奏で。(2019/11/22 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555181-2

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    ヴェラチーニ:序曲と協奏曲集 2 - 序曲第1番、第3番/ヴァイオリン協奏曲 ニ長調(グリエルモ/ラルテ・デラルコ)

    イタリア、バロック期に活躍したヴェラチーニ。奔放な性格で知られ、宮廷でのいざこざが絶えなかったなど様々なエピソードが伝えられています。しかし作品は端正で簡潔な書法に拠って書かれており、ヴェラチーニ自身が卓越したヴァイオリニストであったため、華麗な技巧に彩られたヴァイオリン曲が数多く残されています。このcpoのシリーズは、ヴェラチーニの「序曲と協奏曲」の全てを録音することを目的に始められており、代表作であるヴァイオリン協奏曲を中心に序曲(シンフォニア)とトリオ・ソナタを散りばめた様々な作品が収録されています。この第2集では、作品番号をもたない1716年作曲の2曲の序曲、ハ長調のソナタと、1721年に書かれた作品番号第1番からのト短調のソナタ、ヴァイオリン協奏曲を収録。祝祭的な音色を持つ序曲は、ヴァイオリン曲よりも更に華麗であり、ラルテ・デラルコの表現豊かな演奏がヴェラチーニ作品の魅力を引き立てています。(2019/11/22 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555220-2

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    ホミリウス:クリスマスと待降節のカンタータ集(ヘアフルトナー/ゴットヴァルト/ポプルッツ/ボルジョーニ/ケルン・アカデミー/ヴィレンズ)

    ドイツ・バロック期の作曲家ゴットフリート・ホミリウス。J.S.バッハに師事し、1742年よりドレスデン聖母教会オルガニストに就任。1755年から没年までドレスデン十字架教会のカントルをはじめ、ライプツィヒの3つの教会で音楽監督を務め、数多くの教会音楽を作曲、広く尊敬を集めた人物です。このアルバムは彼による4曲の「クリスマスと待降節」のためのカンタータの世界初演を収録した1枚。既に初期の古典派のギャラント様式が見られ、歌の扱いにもポリフォニック(対位法的)ではなく、旋律と伴奏が分かれるホモフォニックな形式が多く用いられています。表現の自然さや迫力も満点。独唱者たちの熱唱に加え、ヴィレンズが振るケルン・アカデミーの渋い響きも聴きどころです。(2019/11/22 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555278-2

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    ドレーゼケ:弦楽四重奏曲集 1 - 第1番、第2番(コンスタンツェ四重奏団)

    ザルツブルクを拠点に活躍する「コンスタンツェ四重奏団」によるcpoレーベルへの初録音。ドレーゼケはドイツ・ロマン派の初期に活動した作曲家で、8曲の歌劇の他、交響曲や声楽曲、室内楽曲など多彩なジャンルの作品を数多く残しています。作曲はほとんど独学で習得、17歳の時にワーグナーの《ローエングリン》を聴き感銘を受け、同時代のブラームスやリストの作品を研究、自らの作風を創り上げていきました。対位法の用い方にも素晴らしい才能を発揮し、声楽曲や室内楽曲では精緻かつ厳格な構成を持つ見事な作品を書き上げています。この2曲の弦楽四重奏曲は1880年代に書かれており、ベートーヴェンを思わせる伝統と調和の中に、先進性が伺える見事な作品に仕上がっています。(2019/11/22 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555281-2

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    R. シュトラウス:交響曲第2番/演奏会用序曲(ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送フィル/ボイマー)

    リヒャルト・シュトラウスは10代の時に「交響曲」の作曲を試み、2つの作品を仕上げました。。そのうち、16歳の時の「第1番 ニ短調」はヘルマン・レヴィの指揮で初演されたものの、シュトラウス自身は作品の出来映えに満足することなく興味を失い改訂もなされぬまま、結局は出版されずに終わった“幻の作品”となっています。かたや19歳の「第2番」は、シュトラウスの管弦楽法の腕もあがり、後年の作品のような強烈な個性はないものの、ロマン派の交響曲の一つとして評価されるにふさわしい作品。ベートーヴェンを始めとするドイツ・オーストリアの交響曲の伝統を汲む見事な出来栄えを示しています。演奏会序曲もあまり演奏されることのない作品ですが、こちらはハ短調という調性も含め、ベートーヴェンの「コリオラン」を思わせる力作。要所要所にシュトラウスらしい金管の扱いもあり、聴きごたえのある曲です。ボイマーの指揮は、若きシュトラウスの意欲を捉え、2つの作品を堂々たる音楽に仕上げています。(2019/11/22 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555290-2

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    レントヘン:ヴァイオリンとピアノのための作品集 2 - ヴァイオリン・ソナタ Op. 20/ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調/スウェーデンの旋律と舞曲(シッケダンツ/ブライデンバッハ)

    ドイツ・ロマン派の作曲家レントヘンはブラームスの親友として知られますが、実はグリーグ夫妻とも親交を持ち、お互いに影響を与えています。彼はグリーグ亡きあと、未完成となっていた「弦楽四重奏曲 第2番」を補筆、完成させただけでなく、グリーグの作品の持つ独特の抒情性も自作に取り入れることで独自の作風を練り上げていきました。このヴァイオリンのための作品集は、彼がグリーグ自身への献身と、グリーグを通して知った北欧音楽の魅力が存分に示されており、中でも「ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調」は明らかにグリーグへのオマージュとなっています。「ノルウェー民謡と変奏曲」は、7分程度の短い曲ですが、ヴァイオリンの様々な技巧が盛り込まれた楽しい作品で、第1集(777768)と同じシッケダンツとブライデンバッハが今作でも見事な演奏を聴かせます。(2019/11/22 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777769-2