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New Releases - 2020年01月 発売タイトル

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    ベートーヴェン:ピアノ四重奏曲集 WoO 36, No. 1-3 (リュティ/朝吹園子/フォスター/ミウッチ)

    幼い頃より音楽の才能を発揮、父親の厳しい指導にも耐えその才能を伸ばしていったベートーヴェン。13歳の頃には、すでに「新しいモーツァルト」として歓迎され、室内楽作品を中心に様々な作品を書き始めました。その中でも最も初期に書かれたのが、1785年頃の「3つのピアノ四重奏曲」です。当時のパトロン、ヨハン・ゴットフリート・マスティオーの依頼によって作曲された3曲で、全体的にはモーツァルトの影響が大きく、とりわけ1781年にモーツァルトが発表した「6つのヴァイオリン・ソナタ」をモデルにしているとされますが、ところどころ、後のベートーヴェンらしさも感じさせるドラマティックな作品となっているのが特徴です。なかでも、第1番はゆったりした第1楽章で始まり、そのまま激しい第2楽章に突入、第3楽章は変奏曲が置かれるなどユニークな作風を見せ、ベートーヴェンの溢れる才能を示しています。歴史的楽器(復元も含む)による初のアルバムです。(2020/01/24 発売)

    レーベル名:Dynamic
    カタログ番号:CDS7854

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    マルヴェッツィ/マレンツィオ/カッチーニ/バルディ/ペーリ:「ペッレグリーナ」の幕間劇(コーロ・リチェルカーレ・アンサンブル/コンパーニャ・ドラマトディア)

    1589年5月2日のフィレンツェ。この日はメディチ家当主フェルディナンド1世とクリスティーナの結婚式のための盛大な祝賀会が開催されました。この日は16世紀における偉大なパトロンとしての当主の慶事を祝し、当時の最も重要な詩人や音楽家たちが集まり、この良き日のために特別な劇を上演、それが喜劇芝居《ペレグリーナ》でした。16世紀の時代にはまだオペラは誕生していませんでしたが、この《ペレグリーナ》という物語を6曲の間奏曲でつなぐという形式は後のオペラ誕生の萌芽にあたるものでもあり、実際に作曲家の一人ヤコボ・ペーリは“史上初のオペラ”を書いた人として歴史に残っています。幕間に奏される「間奏曲=インテルメディオ」はそれぞれ3~6曲の小品で構成されており、中にはさまざまな編成の器楽曲、声楽曲が含まれています。それぞれマルヴェッツィを中心に様々な作曲家が曲を寄せ合い、魅力的な組曲として表出されているのが特徴です。サルデッリが指揮する古楽器オーケストラ、モード・アンティコのエネルギッシュな演奏が作品に華を添えています。(2020/01/24 発売)

    レーベル名:Dynamic
    カタログ番号:CDS7856

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    フェラボスコII世:ライラ・ヴァイオルのための練習曲集 1-3 (ビオルディ)

    同名の作曲家アルフォンソ・フェラボスコ(1543-1588)を父に持ち、父の赴任先のイギリスで誕生、エリザベス1世からチャールズ1世の治世にかけ、英国王室のヴァイオル(ヴィオラ・ダ・ガンバ)奏者を務め、当時の英国で最も成功を収めた作曲家でもあったイタリア人アルフォンソ・フェラボスコ2世。彼は16世紀当時に好んで用いられたライラ・ヴァイオル(ヴィオラ・バスタルダ)のための指導教本を作り、この楽器の調弦法や演奏法の普及に努めたことで知られています。*ヴィオラ・バスタルダ=16世紀後半に製作された通常のガンバよりサイズの大きい楽器。テナーでもバスでもなく、特別なカテゴリーに属する楽器として独立し、通奏低音を担当したり、即興演奏を行うなど、華やかな存在として知られる楽器。演奏するパオロ・ビオルディはフィレンツェ高等音楽院でヴィオラ・ダ・ガンバの教授を務め、数多くの録音もこなす名手。このアルバムでは6弦のバス・ヴァイオルを自在に操り、フェラボスコ2世の手稿から技巧的な作品を選び、華やかに演奏しています。DXD 32 bitの高音質録音。残響などを加えることのない自然な音が聴きどころです。(2020/01/24 発売)

    レーベル名:Dynamic
    カタログ番号:CDS7852