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New Releases - 2020年11月 発売タイトル

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    ブラームス:ピアノ三重奏曲第1番 - 第3番(フシュヌレ/サルク/ル・サージュ)

    エリック・ル・サージュの主導で始まった「ブラームス室内楽作品全集」。第8集に収録されたのは3曲のピアノ三重奏曲です。1854年に初稿が書かれ、1890年から91年に改訂が施された第1番、円熟期の1880年に作曲された第2番、その6年後に完成された第3番。ル・サージュ、サルク、フシュヌレの3人は、作品の特長であるブラームスらしい歌心と抒情性を存分に生かした密度の濃いアンサンブルを聴かせます。ル・サージュの推進力に満ちた表現、サルクの深く美しい音色、フシュヌレの伸びやかな歌いまわし。これらが一体となったブラームスをお楽しみください。(2020/11/20 発売)

    レーベル名:B Records
    カタログ番号:LBM029

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    ヴァスクス:旅人/ヴァイオリン協奏曲「遠い光」/交響曲第1番「声」(マディチ/ミュンヘン放送管/レプシッチ)

    1946年にラトヴィアのプロテスタントの牧師の家に生まれたヴァスクスは、リガの音楽院でコントラバスと作曲を学び、早くも1961年にはオーケストラや室内楽での演奏を開始。1970年から1年間、旧ソ連軍での兵役期間をはさんで演奏を続け、並行して作曲も学び続けます。宗教家の出自ゆえ、旧ソ連の宗教抑圧政策に悩まされた時期もありましたが、1990年代にギドン・クレーメル(ヴァスクスと同郷で一歳違い)によって作品が紹介されて以後は、一躍世界の注目を集める存在となりました。ヴァスクス作品の特徴は、作曲技法の先鋭さを競うのではなく、内省的で心に響く音楽となっていること。波や風などの自然音を思わせるサウンドや、伝承曲や教会音楽のような感傷的で息の長い旋律もしばしば聞かれます。このアルバムには弦楽のための3作品を収録。ザルツブルク音楽祭からの委嘱で1997年に書かれ、クレーメルが初演した「遠い光」は、世界的に演奏機会や録音に恵まれ、20世紀最後の10年間で書かれたヴァイオリン協奏曲の中でも代表格的な存在。8楽章から成り、メロディアスに高揚する2つのカンタービレや超絶技巧を伴う3つのカデンツァを静謐な緩徐楽章で挟んだ置いた構成は、無から始まり無に還る音楽や人の一生を象徴しているかのようです。同様の構成は、弦楽のための「交響曲第1番」やアルヴォ・ペルトへのオマージュである「旅人」にも見られます。ヴァイオリン協奏曲のソリストを務めるのは、現在オーケストラの第1コンサート・マスターを務める1984年生まれの期待の奏者スタンコ・マディチ。録音セッションは、コロナ禍による自粛を経てオーケストラが活動を再開し始めた2020年6月下旬に行われました。(2020/11/20 発売)

    レーベル名:BR-Klassik
    カタログ番号:900334

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    マルクス:オラトリオ「モーゼ」(オチョア/シュヴァントケ/フンガー/ワーグナー/ライプツィヒ・ゲヴァントハウス合唱団/カメラータ・リプシエンシス/メイヤー)

    ドイツ初期ロマン派の作曲家ベルンハルト・マルクスの壮大なオラトリオ『モーゼ』。機関紙「ベルリン音楽報知新聞」の編集員として、当時の音楽を批評した他、メンデルスゾーンとも親交を結んだことで知られています。この『モーゼ』は教会ではなくコンサート・ホールでの演奏を目論み作曲されたオラトリオ。1841年にブレスラウで初演された際は“宗教性が感じられない”という理由で賛否両論を巻き起こしましたが、彼は従来のオラトリオを超えた作品を書きたかったと語っています。楽器の使い方もユニークで、イスラエル人の苦悩はオーボエが表し、トロンボーンはモーゼやアロンの言葉に尊厳と重さを与えています。また、トランペットはモーゼの神への賛美を強調。ワーグナーの楽劇を先取りするかのようなドラマティックな作品です。(2020/11/20 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555145-2

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    プラッティ:チェンバロ協奏曲集 I 48, 52, 54, 57/ヴァイオリン協奏曲 I 18 (グリエルモ/ロレジャン/ラルテ・デラルコ)

    イタリアのオーボエ奏者で作曲家のプラッティ。彼が活躍した時代はバロックから古典派の端境期であり、チェンバロからフォルテピアノへと、鍵盤楽器が発展した時期でもありました。彼の鍵盤楽器のための作品には強弱記号は記されていませんが、曲の中には、当時のチェンバロの音域では出せない音が書かれているものがあり、発明されたばかりのフォルテピアノのための作品である可能性も否定できません。どれも定型的な3楽章形式を採りながら、作風は独創的であり、イタリア風の歌心溢れる心地よい旋律と、技巧的なパッセージが用いられた作品に仕上っています。独奏を務めるのはイタリアのオルガン、チェンバロ奏者ロベルト・ロレジャン。ハーグ王立音楽院でトム・コープマンに師事、知られざる作品の紹介に力を注いでいます。フェデリコ・グリエルモ率いるイタリア・バロック作品のオーソリティ、ラルテ・デラルコの流麗な演奏も聴きどころです。(2020/11/20 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555219-2

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    クリーガー:12のトリオ・ソナタ Op. 2 (アンサンブル・エコー・ドゥ・ダニューブ/ツィンケ)

    弟のヨハンとともに、ドイツ・バロックの全盛期に活躍したヨハン・フィリップ・クリーガー。ニュルンベルクに生まれ、コペンハーゲンに移住、ペーター教会をはじめ、コペンハーゲンの主要な教会でオルガニストとして活躍した後は、バイロイトの辺境伯クリスティアン・エルンストの宮廷楽長に就任。1677年には当時のヴァイセンフェルス公国で職を得て、1680年には宮廷楽長として数多くの宗教曲やオペラを作曲、ドイツのバロック様式をリードするまでになりました。彼は生前、2000曲以上の声楽曲を遺した他、多くの器楽曲も書き上げています。この12のトリオ・ソナタは旋律的にも和声的にも優れているにもかかわらず、これまでにまとまった録音はほとんどありません。アンサンブル・エコー・ドゥ・ダニューブのメンバーは、各々の音を大切にしながら緊密なアンサンブルを創り上げ、一見さまざまな素材をランダムに並べたかのような12の作品を有機的に結び付けています。(2020/11/20 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555333-2

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    弦楽のためのイギリス音楽集 1 - パリー/エルガー/ジェイコブ(南西ドイツ・プフォルツハイム室内管/ボストック)

    cpoレーベルの新シリーズ「弦楽のためのイギリス音楽集」が始動。第1集にはパリー、エルガー、ジェイコブの3作品が収録されています。ワーグナーやブラームスなどドイツ・ロマン派の作風から影響を受けたパリー、20世紀に書かれたほとんど無調ともいえる旋律が展開するジェイコブ。そしてエルガーのオルガン・ソナタを原曲とするクンストフニーの「スウィナートンの夢」は2006年に南西ドイツ・プフォルツハイム室内管弦楽団が、セバスティアン・テヴィンケルの指揮で初演したオーケストラにとって記念碑的作品。曲のタイトルは、青年時代のエルガーを支援したオルガニスト、合唱指揮者チャールズ・スウィナートン・ヒープの名前から採られました。日本でもおなじみの指揮者ボストックが紡ぎ出す美しい弦の響きに圧倒されます。(2020/11/20 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555382-2

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    テレマン:序曲集 TWV 55:G1, G5, B13 (オルフェオ・バロック管/ヘールデン)

    18世紀前半、ハンブルク市の音楽監督として活躍、生前はヨーロッパ随一と言われる人気と名声を誇り、ヘンデルやバッハとも親交を結んだテレマン。数多くの作品を残したため、その全貌は未だきちんと把握されておらず、現代においても各地の図書館などから、しばしば未発見の作品が掘り起こされます。このアルバムに収録された3作品も世界初録音。どの曲も、ドイツ音楽の伝統の中に、若い頃から親しんだフランス・イタリア・ポーランドの民族音楽からの影響や、当時最先端のロココ趣味が織り込まれているため、作品から作曲年代を推測するのはなかなか困難です。さまざまなアイディアが盛り込まれた作品を演奏するのは、オルフェオ・バロック管弦楽団。前作(777218)に続く2作目の序曲集となります。(2020/11/20 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555389-2

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    ラザーリ/キーンツル/イェラル:ピアノ三重奏曲集(トーマス・クリスティアン・アンサンブル)

    このアルバムには後期ロマン派の時代に活躍した2人の作曲家のピアノ三重奏曲が収録されています。イタリア人の父とオーストリア人の母を持つシルヴィオ・ラザーリは、パリでショーソンと親交を結び、その後フランクと出会ったことで強い影響を受けた作曲家。このピアノ三重奏曲は、彼が愛したワーグナー風の重厚な響きと情熱的な旋律に満ち溢れています。第1楽章の冒頭、ユニゾンで奏される旋律は特に印象的、そして第3楽章はウィーン風のワルツで書かれた美しい作品です。ラザーリと同年に生まれたキーンツルもワーグナーに魅せられた作曲家。何曲かのオペラで知られていますが、このピアノ三重奏曲は学生時代の作品で、シューベルトを彷彿させる流麗な雰囲気を持っています。最後に添えられたイェラルの「ウィーン風セレナード」はクライスラーに献呈された小さな曲。アルバムにおけるアンコールとしての位置づけであり、魅力的なデザートとしての役割を担っています。(2020/11/20 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777761-2

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    シューベルト:交響曲第1番 - 第6番、第8番、第9番(ヨーロッパ室内管/アーノンクール)

    【全曲初出! アーノンクールとヨーロッパ室内管弦楽団のシューベルト交響曲全集が登場】アーノンクールとヨーロッパ室内管弦楽団と言えば、世界に衝撃を与え、オーケストラ演奏の流れを決定的に変えたベートーヴェン:交響曲全集(1990年録音)があまりにも有名ですが、それに先立つこと2年、驚くほど素晴らしいシューベルト全集を残していました。楽団員が「人生が変わった」と振り返るほどのリハーサルを経て、小振りの編成による機敏さとクリアな響きを活かした、アーノンクールの解釈が存分に発揮されたシューベルトを紡ぎ出すことに成功しています。今回、オーストリア放送協会(ORF)が収録していた音源を、数々の受賞歴を誇るベテラン・エンジニアのポール・ベイリー(元EMIアビー・ロード・スタジオ、現Re:Sound社)がリマスタリー。リマスタリングには楽団員のクリスティアン・アイゼンベルガーが立ち会って「アーノンクール時代のCOEサウンド」を見事に呼び覚ましました。全24ページのブックレット(英語・ドイツ語・フランス語)には、この1988年7月の演奏会に参加したヨーロッパ室内管メンバーによる回想を掲載。アーノンクールのシューベルトの交響曲全集は、1992年のロイヤル・コンセルトヘボウ管、2003年から2005年にかけてのベルリン・フィルという二つの名門オケとの録音があり、それらとの聞き比べも非常に興味深いものです。「これほど多くの素晴らしい音楽を共に出来たことへの感謝を、私は終生忘れることはありません。」――ニコラウス・アーノンクール(ヨーロッパ室内管弦楽団について)「シューベルトの交響曲全集の演奏会が、私にとってアーノンクールとの初共演でした。その経験が私の音楽家人生を完全に変えてしまったと言っても過言ではありません。」――サリー・ペンドルベリー(ヨーロッパ室内管弦楽団チェロ奏者)(2020/11/20 発売)

    レーベル名:ICA Classics
    カタログ番号:ICAC5160

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    リヴィーヌ・メルテンス - アリアと歌曲集(1930-1932)

    1898年アントワープ(アントウェルペン)に生まれ、1968年ブリュッセルで亡くなったメゾ・ソプラノ、リヴィーヌ(リフィーネ)・メルテンスの録音を集めたアルバム。ビゼー作品の補筆や編曲を行ったギローや、ベルギー・ワロン地域の"国歌"ともいえる「ワロン人の歌」の作曲者ルイ・イリエによるものなど、貴重な作品も収録。王立モネ劇場での香気漂うひとときを追憶させてくれる音源が多数収録されています。(2020/11/20 発売)

    レーベル名:Musique en Wallonie
    カタログ番号:MEW1996