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New Releases - 2025年02月 発売タイトル
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ウクライナ出身のユダヤ人音楽家ヨアヒム・ストゥチェフスキーは、若い頃からクレズマー音楽に親しみ、12歳でチェロを始めるとすぐさま才能を発揮、音楽家を志しました。以降、ユダヤ音楽を追求し、クレズマー特有のメロディを取り入れたチェロのための作品を数多く生み出しました。ヤブウチンスキは、ストゥチェフスキー作品を編曲する際、ただ楽譜をコントラバスの音域に移し替えるだけではなく、独自の音色とその微妙なニュアンスを追求することに努め、時にはすすり泣くような高音から、コントラバスならではの重低音までを駆使、アルバムの冒頭と最後に自作曲を加え、作品に込められた心情を描き出しています。コントラバス奏者で作曲家、編曲家としても活躍するヤブウチンスキは、ヴロツワフのカロル・リピンスキ音楽アカデミーで学び、ベルン芸術大学で博士課程を修了しました。2015?2016年にはザクセン州立歌劇場管弦楽団で演奏し、スコットランド室内管弦楽団や他の著名なアンサンブルとも共演。ソリストとしてもベルン交響楽団などと共演しています。編曲家としては特にコントラバスの独自編曲に情熱を注いでいます。(2025/02/28 発売)
レーベル名 | :CD Accord |
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カタログ番号 | :CDAccordACD323 |
ポーランド国立ユース合唱団が歌うアンジェイ・パヌフニクの合唱作品集。このアルバムは、彼が政治的な理由で1954年にポーランドを離れ、亡命先のイギリスで活動した時期の作品で構成されています。これらはイギリスで書かれましたが、ポーランドの伝統的な旋律や民謡の影響が大きく、彼の祖国への思いが窺える仕上がりとなっています。例えば「聖母マリアへの歌」は中世のポーランドの詩に基づき、五音音階や独特の和声で祈りの雰囲気を醸し出しており、「平和への祈り」はポーランド時代に作曲した交響曲の一部を基に再構成されています。カンタータ「普遍的な祈り」はイギリスの詩人アレキサンダー・ポープの詩を用いた4人の独唱者、3台のハープ、オルガン、混声合唱のための作品。パヌフニクの作品中でも重要なものの一つとされています。「冬至」はクリスマス用の曲で、ソプラノとバリトン独唱、混声合唱、器楽アンサンブルのために書かれています。(2025/02/28 発売)
レーベル名 | :CD Accord |
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カタログ番号 | :CDAccordACD341 |
ミェチスワフ・ヴァインベルクの弦楽のための作品集。このアルバムに収録された全ての作品は、モスクワとその周辺地域で書かれ初演されたもので「ロシアの作品」と思われがちですが、彼自身はロシア人ではなくポーランド出身のユダヤ人で、ワルシャワからの亡命者でした。作品を初演したヴァイオリニストたちもウクライナ出身のユダヤ人で、ヴァインベルクの父がかつて劇場でヴァイオリン奏者として働いていた、オデッサ在住の奏者でした。今作では、ポーランドの名手クシェショヴィエツ兄弟と友人たちがこれらの作品を演奏。三重奏曲の4楽章版は世界初録音です。(2025/02/28 発売)
レーベル名 | :CD Accord |
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カタログ番号 | :CDAccordACD344 |