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New Releases - 2025年08月 発売タイトル

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    モーツァルト:ピアノ作品集 2 (コッリ)

    デイリー・テレグラフ紙が「美しく軽やかなタッチと抒情的な優美さ」と称賛するフェデリコ・コッリによるモーツァルト作品集。第2集となるこのアルバムは、モーツァルト晩年の作品である「アダージョ K.540」で幕を開けます。続く2つの変奏曲でコッリは各変奏に豊かな表情を与え、主題との関連性を巧みに浮かび上がらせています。アルバムの締めくくりはピアノ・ソナタ「トルコ行進曲付き」。こちらの第1楽章も主題と6つの変奏で書かれています。第2楽章はメヌエットとトリオ、そして終楽章はモーツァルト屈指の人気曲「トルコ行進曲」で結ばれます。フェデリコ・コッリは1988年、イタリアのブレシアに生まれ、ミラノやザルツブルクで研鑽を積みました。2012年のリーズ国際ピアノ・コンクールで優勝を飾り、その後は世界各地の主要オーケストラや名指揮者と共演、欧米・アジアの著名ホールでも演奏を重ねています。室内楽にも積極的に取り組み、数多くの実力派奏者と共演。録音活動ではスカルラッティやバッハ、モーツァルトの作品を中心に高い評価を得ています。(2025/08/22 発売)

    レーベル名:Chandos
    カタログ番号:CHAN20350

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    ショスタコーヴィチ:交響曲第1番、第3番「メーデー」/スケルツォ Op. 1, 7 (ハレ合唱団/BBCフィル/ストゥールゴールズ)

    ヨーン・ストルゴーズによるショスタコーヴィチ交響曲集第5弾。本シリーズではこれまで第11番から第15番までの後期交響曲が取り上げられてきましたが、今回は作曲家の学生時代に書かれた初期の管弦楽作品に焦点が当てられています。冒頭に収録された2つのスケルツォは、まだ彼が独自のスタイルを確立する前の作品ながら、後に作曲された交響曲第1番との共通点を備えており、若きショスタコーヴィチの才能がすでにうかがえます。交響曲第1番は卒業試験のために2年かけて完成され、初演と同時に大きな成功を収めました。続く合唱を伴う交響曲第3番では、作曲技術の著しい成長とともに、当時の政治的状況の変化も反映されています。ショスタコーヴィチはすでにこの頃、創作活動において政治的配慮が不可欠であることを認識しており、本作では労働歌風の旋律を引用し、メーデーの祝祭的な雰囲気を生き生きと表現しています。ストルゴーズは、緻密なテンポ設定と実直なアプローチを通して、若きショスタコーヴィチが抱いていた信念と理想を鮮やかに浮かび上がらせています。(2025/08/15 発売)

    レーベル名:Chandos
    カタログ番号:CHAN20398

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    灰から散る火花 ? ドヴォルザーク、バルトーク他歌曲集

    ロイヤル・オペラでアスミク・グリゴリアンと共演した《イェヌーファ》の映像や、ラトル指揮ロンドン響と共演した同曲のCD、更にHyperionのヤナーチェク歌曲集に参加するなど、ヤナーチェク歌いとして評価の高いニッキー・スペンスの歌う東欧歌曲集。中心となるのはドヴォルザークの「糸杉」。1860年代に書かれたこの歌曲集は当時ドヴォルザークが恋心を寄せていた女優ヨゼフィナ・チェルマーコヴァーへの思いが反映されたと考えられています。詩はグスタフ・プフレガー=モラフスキーによるもので、つかの間の愛の幸福、拒絶、別れ、そして自然への慰めといったテーマが描かれています。この歌曲集はドヴォルザークにとって重要な創作の源泉でもあり、彼は後に12曲を弦楽四重奏用に編曲し、さらに1888年には8曲を改訂して「愛の歌」作品83として出版しました。ドヴォルザークの若き日の情熱が凝縮された美しい作品をスペンスは優しく歌い上げています。他には、バルトークが1915年に出版されたスロバキアの民謡集から5曲を選び、田舎の結婚式の様々な様相を描いた「村の情景」や、チェコ・フィルハーモニー合唱団の指揮者やプラハ音楽院の作曲教授などを歴任した作曲家ヤロスラフ・クシチカによるおとぎ話を題材とした寓話的な歌曲、カプラーロヴァーの愛を主題とした歌曲集「灰から散る火花」などが収録されています。「別れとハンカチ」は、カプラーロヴァー自身の人生の転機を反映した作品として知られます。(2025/08/08 発売)

    レーベル名:Chandos
    カタログ番号:CHAN20338

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    J.S. バッハ:アンドルー・デイヴィスによる管弦楽編曲集(王の中の王)(BBCフィル/ブラビンズ/A. デイヴィス)

    1989年から2000年までBBC交響楽団の首席指揮者を務め、紳士的な気品と情熱のある音楽作りによって人気のあったアンドルー・デイヴィスの遺作と呼ぶべきアルバムが登場。ストコフスキーばりに、バッハのオルガン曲をオーケストラ・アレンジした壮大な作品集です。アンドルー・デイヴィスはセント・オールバンズでピーター・ハーフォード氏にオルガンを師事し、ケンブリッジではデイヴィッド・ウィルコックスに就いて4年間にわたりオルガンの研究と演奏を専門的に深めました。忙しい指揮活動の傍らオルガンへの関心を生涯持ち続け、バッハのオルガン曲の管弦楽編曲は彼のライフワークとなっていたようです。このアルバムは彼の80歳の記念として企画されたものでしたが、病を得て録音を完結できずに世を去ってしまいました。その遺志を継いだマーティン・ブラビンズによってアルバムが完成し、ここに追悼盤としてリリースされます。ブックレットには当録音のプロデューサーで、長年にわたりBBCフィルのプロデューサーを務めてきたマイク・ジョージによる故人の回想と感謝のこもったコメントと各曲の解説が記されています(英語)。アンドルー・デイヴィスは編曲に際してストコフスキーのものを意識していたようです。デイヴィス版の特徴の一つは、グロッケンシュピール、ヴィブラフォン、マリンバなどの打楽器を巧みに用いて響きに煌めきを与えている点。また、管楽器が効果的に活躍する場面も多く、これは原曲のオルガンの響きを意識したものといえるでしょう。おなじみの「トッカータとフーガ ニ短調」はストコフスキー版とは全く違う風情の味わいを楽しめます。(2025/08/08 発売)

    レーベル名:Chandos
    カタログ番号:CHAN20400