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New Releases - 2026年07月 発売タイトル
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セバスチャン・ファーゲルルンドは、豊かな物語性と深い感情表現で知られる、現代フィンランドを代表する作曲家の一人です。本作には、さまざまな編成による4つの作品を収録。ソロ・ヴァイオリンとオーケストラが対等に掛け合う協奏曲と室内楽の中間的構成を持つ「ビニース」、ロシアによるウクライナ侵攻当日に完成し、同国の人々に捧げられた作品で、ラヴェル、J. S. バッハ、ブラームスの楽曲からの引用が織り込まれたピアノ三重奏曲「リメイン」、高度な技巧と繊細な表現が要求されるコンクールのための課題曲「マテリエ」、内省的なオープニングからクライマックスを経て静かな結末へと至る「スティラ」など、彼の幅広い作曲技法が示されています。これらの作品すべてに深く関わっているのが、ヴァイオリニスト兼指揮者のマリン・ブロマン。彼女はソリストとして、またクングスバッカ・ピアノ・トリオのメンバーとして演奏に参加する一方、オストロボスニア室内管弦楽団では指揮も務めています。(2026/07/17 発売)
| レーベル名 | :BIS |
|---|---|
| カタログ番号 | :BIS-2682 |

2025年のシベリウス国際ヴァイオリン・コンクールの優勝者スーイエ・パクの新作は、一風変わったカップリングながら、聴けば納得の出来栄え。シベリウスは1890?91年にウィーンでゴルトマルクに師事しており、その短くも重要な接点がこのアルバムのヒントになりました。ゴルトマルクの協奏曲は演奏時間約40分とスケールが大きく、音楽も雄弁。ハンガリー音楽風の情熱的な表現と、ドイツ・ロマン派らしい甘美な旋律やサウンドが融合し、高度な技巧の見せ場も十分です。一方でカップリングされたシベリウスの作品は演奏時間が長くても5分程度の小品ばかりで、派手さは控えめ。繊細で抒情的、内省的な表現力が試される作品群です。対照的な表現力を試される作品をカップリングさせることで豊かな音楽性を示す、したたかなアルバムと言えそうですが、胸のすくようなテクニックといい、美しいサウンドといい、出来栄えは見事。前半6曲は1774年にロレンツォ・ストリオーニが作った楽器、後半は1800年にフランソワ=ルイ・ピックが作った楽器を弾いていて、その微妙なサウンドの違いをBISの優秀録音で楽しめるのも魅力です。(2026/07/10 発売)
| レーベル名 | :BIS |
|---|---|
| カタログ番号 | :BIS-2782 |

2025年に最後の日本ツアーを果たしたクラシック界を代表するメゾ・ソプラノ、アンネ・ゾフィー・フォン・オッター。バロックから現代音楽まで幅広く活躍する一方、エルヴィス・コステロやブラッド・メルドーとの共演などジャンルを超えて活躍する彼女が、アダム・ベンツヴィ率いるベルリン・コーミッシェ・オーパー・サロン・オーケストラと共に激動の時代のドイツ音楽に光を当てます。舞台は、強烈な生命力と深い絶望の狭間で揺れ動いた1920?40年代。クラシックの伝統にジャズや大衆音楽が融合し、独自の「プロイセン・スイング(ベルリンで発展したユニークなジャズ・スタイル)」やキャバレー・ソング、陰鬱なバラードに至るまで多彩な音楽が生まれた時代です。ブレヒトやバルツらの詞を用いた陽気な旋律の裏に、哀愁や政治的風刺を隠したそれらのナンバーは、当時の不穏な社会を映すものでした。本作では抒情やナンセンス、美しいオペレッタ・ナンバーが交錯する色彩豊かなプログラムを展開。華やかな美しさの底にある尽きることのない哀愁を感じさせる、今なお人々の心に響き続ける数々の歌をオッターの歌声でお届けします。(2026/07/10 発売)
| レーベル名 | :BIS |
|---|---|
| カタログ番号 | :BIS-2827 |