トリオ1790
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トリオ1790によるハイドンのピアノ三重奏曲の全集録音の完結編です。高度な音楽性と古典的な様式を保持したハイドンのピアノ三重奏曲は、その完成された様式の中に潜む成熟した音楽性が匂い立つとても魅力的な音楽です。オリジナル楽器によるトリオ1790ですが、固定メンバーはフォルテピアノのハロルド・ヘーレンだけで、あとは曲によって奏者が変わるという、ドイツ古楽界にはよくある団体です。しかしながら彼らの造り出す熱狂的で即興性溢れる熱い演奏は、とにかく胸躍るものと言えるでしょう。「古楽って何だか退屈~」と思っている人にぜひ聴いていただきたいハイドンです。(2009/08/26 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777244-2 |
ピアノ製造でもおなじみのイグナツ・プレイエル(1757-1831)は最初に作曲家として活躍、その後出版事業も始め、その後、ピアノ製造も始めたという、腕のたつ事業家でもありました。作曲家としての彼は、まずハイドンに学び大きな影響を受けています。しかし、彼の50曲あるピアノ・トリオは形式こそ受け継いでいるものの、音楽的には若干の違いがあるようです。これらの曲は、彼が出版業を始める1790年以前に書かれましたが、発展性のあるハイドンの曲に比べ、プレイエルの曲はあくまでも端正。プレイエルは、自分自身を「時代遅れ」と評したそうですが、今聴いてみれば、それも魅力の一つと言えるのではないでしょうか。ここでは、作曲された当時の雰囲気をそのまま再現した演奏でお聴きください。ところどころに現れる半音階的なテーマなどは、全く時代遅れとは言えません。(2011/05/25 発売)
レーベル名 | :CPO |
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カタログ番号 | :777544-2 |