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瀬尾和紀(1974-)

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    ウェーバー:フルートのための室内楽作品集(瀬尾和紀/上森祥平/上野真)

    歌劇《魔弾の射手》で知られる初期ロマン派の作曲家ウェーバー。若い頃、不幸な事故で声を失うもドイツ各地の劇場の改革に尽力、優れた作曲家として名声を高めました。生涯のほとんどを劇場の仕事に費やした彼の作品のほとんどは歌劇でしたが、実は優れたピアニストでもあり、ピアノ曲には惜しげもなく超絶技巧が施されています。今回、フルートの瀬尾和紀が着目したのはそんなウェーバーの様々な作品。冒頭に置かれたのは、フルート用に編曲した「ピアノ・ソナタ」という珍しい曲。ミュラーに拠って加えられたというフルートのパッセージが聴きどころです。演奏会用大二重奏曲は、もともとクラリネットとピアノのための作品。ヴァイオリンでも演奏可というところを、瀬尾は一味加えフルートで鮮やかに演奏してみせます。もともとフルートが使われた「三重奏曲」ではフルート、ピアノ、チェロの絡みが見事。三人の日本人奏者による息詰まるような演奏をお楽しみください。輸入盤国内仕様:日本語解説付き(西村 祐)(2019/09/27 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573766

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    カフェ・アンド・クラシカル

    お気に入りのカップでいただく美味しいコーヒー。そして美しい音楽。この2つがブレンドされた最高のアロマは素晴らしい気分をもたらしてくれるでしょう。弦とピアノの音色が中心に選曲されたアルバムの心地よい響きが贅沢なひとときを演出します。(2019/12/27 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.578358

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    ツェルニー:フルートとピアノのための作品集(瀬尾和紀/上野真)

    ヴィルトゥオーゾ・ピアニストとして、またベートーヴェンの弟子として輝かしい足跡を残したカール・ツェルニー。しかし現在では「練習曲を書いた人」としてのみ認識されているのは、なんと悲しいことでしょう。このアルバムは、日本が誇る2人の名手、瀬尾氏と上野氏が、「ツェルニー復権」のためにタッグを組みました。彼らはモシェレス作品集(8.573175)でも息のあったアンサンブルを披露していましたが、今回のツェルニーでは一層の親密さと緊張感を伴った極上の演奏を聴かせます。1836年に出版された「ベッリーニとロッシーニのメロディをとことんまで使い尽くし、華麗な作品として創り上げた協奏風ロンド」での独奏フルートの息を飲むようなパッセージと、これを支えるピアノの安定感には驚くばかりです。「序奏、変奏と終曲」は1825年ごろの作品で、シューベルトの「しぼめる花」のメロディを主題としたもので、当時流行していたスタイルである、ゆったりとした序奏と、華麗な変奏曲、そして華やかな終曲がセットになっており、7つの変奏曲にも精緻な技法が施されています。この曲は当時活躍していたフルート奏者フェルディナント・ボーグナーのために書かれています。1827年に出版された「協奏風小ロンド」での技巧提示、「協奏的」と銘打たれた各楽器の密接なやり取りは、そのまま同じ年に出版された「協奏的二重奏曲」に引き継がれ、一層の発展を遂げているのです。(2015/08/26 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573335

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    F. ドップラー/K. ドップラー:フルートと管弦楽のための作品集(瀬尾和紀/シンフォニア・フィンランディア/ガロワ)

    フルートを吹く人なら誰もが憧れる「ハンガリー田園幻想曲」で知られるフランツ・ドップラーは、その弟カールもまたフルートの名手であり、しばしば兄弟で共作をしたりと19世紀のフルート作品の発展に寄与したのです。彼らの作品のほとんどはリサイタルを念頭にし、ピアノの伴奏で書かれていますが、ここでは名手ガロアのたっての希望によりオーケストラ伴奏に編曲されたものを演奏しています。共演は日本期待の若手、瀬尾和紀。輝かしい音色が彩なす音の喜びが横溢しています。(2008/02/06 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.570378

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    W.F. バッハ:2つのフルートのための6つの二重奏曲(ガロワ/瀬尾和紀)

    大バッハの長男として生まれたヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ。父の偉大な血を受け継いだ彼もまた優れたオルガン奏者でしたが、バッハとマリア・バルバラとの第一子として生まれ、父の愛情を一身に受けて甘やかされ過ぎたためか、性格的には少し問題があったようで、自身で道を切り拓く努力が足りず、晩年には職さえも失い失意のうちにこの世を去りました。しかし"バッハの息子たちの中で最も才能に恵まれた"とされるW.F.バッハの作品は、飛び抜けて独創的であり、なかでもこのアルバムに収録された「6つの無伴奏フルート二重奏曲」は大胆な筆致と魅力的な楽想で知られる代表作の一つ。各々のパートは対等に扱われ、喜びの輝きと情熱、自由な精神を歌い上げます。ガロワと瀬尾和紀の名手2人が、お互いを引き立てあいながらぴったりと息のあった演奏を繰り広げてます。(2019/01/25 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573768

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    ピアソラ:タンゴの歴史/6つのタンゴ・エチュード/わが死へのバラード(瀬尾和紀/コベス)

    アルゼンチン出身のアストル・ピアソラは、10代の終わりにタンゴに開眼、以降バンドネオン奏者として頭角を現し、やがて優れたタンゴの作り手として君臨しました。「タンゴの歴史」は1986年、フルート奏者のマーク・グローヴェルのために作曲された作品です。タンゴの誕生から年号を30年ごとに区切り、それぞれの時代にタンゴが演奏されていた場所をイメージしながら創り上げたもの。今ではタンゴと言えばバンドネオンが中心ですが、初期のタンゴはフルートとギターの組み合わせによるものも多く、ピアソラの「タンゴの歴史」は、今ではタンゴの演奏を担う役割から淘汰されてしまったこの2つの楽器に焦点をあてており、フルート奏者たちの格好のレパートリーにもなっています。独奏フルートのための「6つのタンゴ・エチュード」はピアソラ唯一の無伴奏作品。他に、コベスと瀬尾によるアレンジ曲と、未発表のオラシオ・フェレルの詩の朗読を添えた「わが死へのバラード」が収録されています。 【アルバムに寄せて】・・・瀬尾和紀 - 私がパリに留学したばかりの頃に亡くなった作曲家がメシアンでありピアソラだった。それからピアソラの音楽に出会ったのだが、生命力に溢れ、かつ哀愁漂う音楽に一瞬で虜になった。そう、ノスタルジーをフルートでここまで表現させてくれる曲は他に聴いたことがなかったし、フルートの表現の可能性を知ったのはピアソラがきっかけだった。以来30年、ずっとピアソラの音楽に対する感情が変わったことはない。これまでにも既にNAXOSでピアソラの素晴らしいアルバムをリリースしているスペインの友人、ビセンテ・コベスとこのアルバムに取り組めたことは心に残る思い出だ。(2021/10/08 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573571

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    フルート・フェイバリッツ

    人類における「最も古い楽器」の一つとして認知されているフルートはもともと“空洞の管に息を吹きつけて発音する楽器”を指し、縦笛、横笛の区別はありませんでした。しかし、いつからか横笛のことをフルートと呼ぶようになり、19世紀半ばの楽器製作者テオバルト・ベームが改良したことで、更に進化した楽器に変貌。正確な音程と優雅な姿を備えた人気の楽器になったのです。このアルバムではバッハ時代の作品(まだキー装置は備えていない)からドビュッシーの「牧神の午後への前奏曲」といった近代の作品までを収録。フルートのエレガントで美しい響きが存分に味わえる楽しい1枚となっています。(2019/03/29 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.578175

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    ベートーヴェン:フルート作品集 1 (瀬尾和紀/ガロワ/児玉光生/瀬﨑明日香/小峰航一)

    ベートーヴェン初期の作品の中でも取分けシンプルに書かれた器楽作品。瑞々しく明るく快活なベートーヴェンも悪くありませんか?(瀬尾和紀)ベートーヴェンの二重奏曲は、おそらく創作活動の最初期に作曲されたと考えられています。もともとはクラリネットとファゴットのために書かれていますが、様々な楽器に置き換えられることも多く、このアルバムではフルートとファゴットが実にのどかな世界を描き出しています。Woo26の二重奏曲は1792年の作品。流麗な旋律が特徴的なアレグロ、軽やかなメヌエットと短いながらも充実した内容を持つ小品です。1796年に作曲された「セレナード」はフルートとヴァイオリン、ヴィオラという珍しい編成による7楽章からなる作品。各楽器の対話が楽しい明朗な美しさを持っています。日本を代表するフルーティスト瀬尾は演奏だけでなく、編曲も行い、作品の魅力を丁寧に伝えています。(2018/03/23 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573569

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    ホフマン:フルート協奏曲全集 1 (瀬尾和紀/ニコラウス・エステルハージ・シンフォニア/ドラホシュ)

    爽やかな弦楽主体の伴奏に乗って、伸びやかなフルートが朗々と翳りのない明るく美しいメロディーを奏でる、ときにはコロコロと転がるように細かな装飾的な音型を挟んで、さりげなく独奏者の名人芸も披露される、これを極上の耳の御馳走といわずに何といいましょう? 余りに素直で屈託が無さ過ぎると感じられるかもしれませんが、それはむしろ後世の刺激的な音楽に慣れすぎてしまった結果とはいえないでしょうか? ハイドンと同時代にウィーンで活躍した名職人、ホフマンの手による優雅で上品、そして快活なフルート協奏曲。この罪のない音楽には、聴き手の感性の素直さが試されるのかもしれません。(2001/02/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.554747

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    ホフマン:フルート協奏曲全集 2 (瀬尾和紀/ニコラウス・エステルハージ・シンフォニア/ドラホシュ)

    ハイドンと同時代にウィーンを本拠に活躍したホフマンは60程の協奏曲を残した器楽の大家ですが、フルート協奏曲もフルートの明るく素直な音色と、小回りの利く特性をうまく生かした傑作ぞろいです。抜けるような明るさを持った長調の作品は当然のこと、たとえ短調の作品であっても明朗な活発さを第一に嬉遊感が横溢しており、リラックスして耳を傾けてみれば、これらの音楽を堪能していた当時の王侯貴族の気分を味わうような気分です。瀬尾和紀の自然体にして流麗な演奏は、こうした純粋で嫌味のないホフマンの音楽の美しさ・楽しさにぴったりマッチしており、世界初の全集録音に一層華を添えています。(2001/02/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.554748