フェヘールヴァーリ, ソルト
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ハンガリーのバータセクで生まれ、1940年代のアメリカで映画音楽の発展に著しく寄与したユージン・ザドール。彼はキャリア最後の20年間で、ロマン主義と古典主義、そしてハンガリーのルーツを全て融合した作品を次々と生み出しました。直接旋律を引用することなく「ハンガリー風のメロディ」を書くことのできたザドールの才能は「オーケストラのためのラプソディ」や「ツィンバロンとオーケストラのためのラプソディ」で遺憾なく発揮されています。また、弦楽器と木管楽器の間の控えめな対話を主とする「ハンガリーの平原」での穏やかさ、印象的なホルン・ソロで始まる「ハンガリー幻想曲」など抒情的な雰囲気もザドールの音楽が持つ特色の一つです。(2018/07/27 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.573800 |
メンデルスゾーンとブルッフのカップリングといえば、定番なのはヴァイオリン協奏曲の組み合わせですが、当盤はやや珍しいコンビとなっています。低音部をチェロ二本とするか、その内の一本をコントラバスとするかいう、若干の編成の違いがありますが、弦楽八重奏曲という、ポピュラーとはいいがたい編成の楽曲を、この両者が手掛けていたというのは面白い事実です。決して粘着質になることのない、健康的で爽やかなロマンティシズムという、両者に共通する美質がここでも満開で、その黄金コンビぶりは、ヴァイオリン協奏曲にも決してひけをとらないものと申せましょう。分厚く重ねられた弦楽器による、しなやかな歌を堪能できる一枚です。(2006/06/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.557270 |