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クリューガー, カーステン

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    カイザー:受難オラトリオ「血を流し、死なんとするイエス」(カントゥス・チューリンギア/カペラ・チューリンギア/クラップロット)

    ドイツ・バロック音楽の作曲家ラインハルト・カイザー。ハンブルクを拠点とし、100曲を超える歌劇で人気を博しました。活躍当時はテレマンに並ぶ人気を誇っていましたが、残念ながら没後は急速に人気を失ってしまい、現在では作品もほとんど演奏されることがありません。この受難オラトリオ「血を流し、死なんとするイエス」も長い間忘れられていましたが、ようやく復活蘇演されました。台本を書いたフーノルトは4人の福音史家(マタイ,マルコ,ルカ,ヨハネ)の言葉を引用せずに物語を紡ぎ、そこにカイザーが5部の合唱とオーケストラをフルに使った革新的かつ壮大な音楽をつけています。このアルバムでは指揮者クラップロットが1729年の改訂版を用い、オペラを思わせる極めて劇的な演奏を繰り広げています。(2019/04/05 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555259-2

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    クリスマスの歴史(ブレーメン・ヴェーザー=ルネサンス/コルデス)

    ブレーメン・ヴェーザー=ルネサンスが開催しているコンサート・シリーズ「ブレスラウ(ヴロツワフ)-ヨーロッパの中心にある都市」は2つの目標を念頭に置いています。一つは“音楽を楽しむこと”もう一つは「何十年も忘れられていた古い文化的環境を思い出すこと」です。このアルバムに収録されたクリスマス物語「私たちの主と救い主イエス・キリストの誕生」は、ベルリン州立図書館で発見された手稿譜や印刷譜からいくつかの曲が選択されており、中心となっているのはブレスラウの主要教会である聖ベルンハルディン教会と、聖マリアマグダレン教会のオルガニストとして活躍した作曲家ツォイチュナーの曲。かつてシレジアの首都であったこの地域の音楽文化の多様性と質の高さを証明する見事な作品です。(2020/12/18 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555368-2

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    テレマン:マルコ受難曲 TWV 5:44 (ヴィンター/ビアヴィルト/ポプルッツ/フライク/アベーレ/ライニッシェ・カントライ/ダス・クライネ・コンツェルト/マックス)

    バロック期に活躍した作曲家の中で、おそらく最も作品数が多いとされているのがテレマンです。彼の作品の全てが整理されておらず、その上、ハンブルクの図書館を中心に数多くの未発表作品が存在すると推測されており、その全貌は未だわかっておりません。この1759年作の「マルコ受難曲」も、これまではマグデブルク市の音楽監督を務めていたヨハン・ハインリヒ・ローレの作品と考えられていましたが、最近ブリュッセル王立図書館に所蔵されていた資料からテレマンの作品と断定されました。匿名の神学者によるテキスト「詩的な考察事項」が追加されたこのヴァージョンは、テレマンがテキストを細かく調整したことで、完成された物語として整えられています。アリアよりも雄弁なレチタティーヴォも聴きどころです。この演奏にあたり、ヘルマン・マックスはアルトのパートを1オクターヴ下に移調するなど、テレマンの構想を忠実に守り、鮮やかな世界を描き出しています。(2020/03/27 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555347-2

  • J.S. バッハ:「喜び勇みて空に昇れ」/「天はアンハルトの名声と幸を望む」(グリヒトリーク)

    復活節第2日用のカンタータBWV66の原曲は1718年、アンハルト・ケーテンの皇太子レオポルトの24歳の誕生日を祝して書かれ、待降節第1日曜日用のカンタータBWV36の原曲は、1725年に作曲されたナッサウ・ジーゲンの王子の2番目の妻シャーロット・フリーデリケ・アマリエの24歳の誕生日に書かれたとされています。どちらも幸福、健康、長寿が願われた祝祭的な雰囲気を持っていますが、自筆譜は失われており、およそ300年後に研究家、指揮者グリヒトリークが再建、この演奏会で初演が行われました。(2017/08/25 発売)

    レーベル名:Rondeau Production
    カタログ番号:ROP6058

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    ローテ:マタイ受難曲(カントゥス・チューリンギア/クラップロット)

    歴史の中に埋もれてしまった名作を積極的に発掘することに意欲を燃やすcpoレーベルの、また新たなシリーズが始まります。“Musikerbe Thuringen(チューリンゲンの音楽的遺)”と題されたこのシリーズの第1作目は、中部ドイツに残存する最も古いと思われる「マタイ受難曲」です。作曲家ローテに関する情報は、「ロスヴァインのカントールであった父と、ゾンダースハウゼンのオルガニスト、ルードヴィッヒ・ゲルバーに音楽の教えを受け、作曲家、ヴァイオリニストとして活躍した」くらいしか残っていません。彼の書いた「マタイ」の音楽語法は、恐らく当時のチューリンゲンのスタイルの典型的なものであったであろう、と考えられます。ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ、そして通奏低音(ここではオルガン)の簡素な響きと、決して声を荒げることのない歌手たちの歌は、ひしひしと胸に迫ってきます。最後の合唱の澄み切った美しさは感涙ものです。(2010/04/07 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777554-2