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ヴェイニウス, ミカエル

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    エリーアソン:クオ・ヴァディス(ヴェイヌイス/スウェーデン放送合唱団/スウェーデン放送響/グスタフソン)

    「ペッタションの後継者」と言われるスウェーデンの現代作曲家エリアソン(1947-)の大規模な作品です。幼い頃から音楽に親しみ、9 歳でトランペットを手にして、10 歳でジャズ・バンドを組んだという早熟の天才でした。この作品のタイトル「クオ・ヴァディス」は、ラテン語で「どこへ行くのか?」の意味。ペトロが最後の晩餐でイエスに投げかけた言葉です。1998 年にマンフレッド・ホーネックが彼にレクイエムの作曲を依嘱するも、エリアソンはレクイエムではなく、この曲を書いたということです。自分自身があまりにも小さなキリスト教徒であったから。という理由で・・・。彼の作品は「無駄な音符が一つもない」と言われるほどに精緻で禁欲的なものですが、このような大規模な作品ですと、また印象が変わることでしょう。(2011/08/10 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777495-2

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    クレナウ:交響曲第9番(プタセク/レースマーク/ヴェイヌイス/ブルーン/デンマーク国立コンサート合唱団/デンマーク国立響/シェンヴァント)

    コペンハーゲンに拠点を置くドイツ人の家系に生まれたクレナウ(1883-1946)は、最初はコペンハーゲン音楽院でヴァイオリンと作曲を学ぶも、20歳になる前にベルリンにわたり、マックス・ブルッフの門下に入ります。その後はルートヴィヒ・トゥイレ、マックス・シリングスに教えを受け、ドイツ音楽の伝統を身につけました。指揮者として各地を回り、1919年にはフランクフルト・バッハ協会を設立し、第2次大戦時にはナチスにも重用され、ドイツで華々しく活躍しますが、1940年にはコペンハーゲンに戻り作曲に専念します。そんな彼の作品は、ワーグナー、ブルックナー、リヒャルト・シュトラウスの影響が強く感じられ、この晩年の主要な作品である交響曲第9番も、当時の主流である十二音音楽の手法はほとんど使われることのない極めて長大で調性的な音楽です。この大規模な編成を持つ交響曲は、彼の死後長らく行方不明になっていて、2001年まで発見されることはありませんでした。そしてさらに13年の年月を経て(その間にコペンハーゲンの王立図書館で編集作業が施された)2014年、ようやくシェンヴァントとデンマーク国立交響楽団によって世界初演されたのです。このアルバムにはその記念碑的録音が収録されています。(2016/09/28 発売)

    レーベル名:Dacapo
    カタログ番号:8.226098-99