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カペラ・メディテラネア

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  • LES MAITRES DU BAROQUE -バロック時代の巨匠たち[18枚組]

    (2018/08/24 発売)

    レーベル名:Alpha
    カタログ番号:ALPHA372

  • サクラーティ: 《狂気を装った女》

    【フランスで初めて上演されたオペラ、地中海音楽のスペシャリストの指揮によりヴェルサイユの舞台で甦る!】アルゼンチンからヨーロッパに渡り、フランス語圏を中心に卓越したバロック・オペラ指揮者として活躍、とりわけイタリアやスペインなど地中海諸国の音楽に抜群の適性を示している俊才レオナルド・ガルシア・アラルコン。これまでにもモンテヴェルディやカヴァッリなど比較的よく知られた巨匠たちのオペラだけでなく、ザンポーニ、ファルヴェッティ、ドラーギなど今や知る人が少なくなってしまった作曲家たちの劇音楽作品も積極的にとりあげてきました。ヴェルサイユ宮殿の王室歌劇場を舞台に彼が新たに録音したのは、フランスで初めて上演されたオペラであるサクラーティの《狂気を装った女》。ルイ13世の崩御後間もなく、イタリアから来た新宰相マザランの肝煎りで1645年12月に上演されたこのイタリア語オペラは、トロイア戦争の戦士アキレスにまつわるエピソードを扱ったもの。フランス王室での上演に際しては幼少の王ルイ14世を喜ばせるべく本物の動物たちが活躍する場面も盛り込まれ、大いに歓迎されました。同世代のカヴァッリ同様ヴェネツィアを本拠に人気を博していたサクラーティの精彩鮮やかな音楽を、アラルコンは多彩な通奏低音楽器群を含む15人編成のオーケストラ、マリアナ・フローレスら実力派歌手たちの緩急自在の名歌唱とともに瑞々しく現代に甦らせます。器楽陣にレザール・フロリサンやルーヴル宮音楽隊を支えてきた打楽器奏者マリー=アンジュ・プティ、百戦錬磨の撥弦奏者キート・ガート、ガンバの達人フアン・マヌエル・キンターナら実力派が加わっていることも、この名演の勝因と言ってよいでしょう。(2022/05/27 発売)

    レーベル名:Château de Versailles Spectacles
    カタログ番号:CVS070

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    アルカデルト:マドリガーレ、シャンソン、モテット集(カペラ・メディテラネア/ドゥルス・メモワール/ナミュール室内合唱団)

    マドリガーレ「真白で優しい白鳥は」(CD2 Tr.1)の作者であり、イタリアン・マドリガーレの創始者の一人として知られるジャック・アルカデルト。彼の作と伝わる「アヴェ・マリア」は、特にアマチュア合唱団にとって大切なレパートリーとなっていますが、実際はシャンソン「男たちは愛を徳と見る」(CD3 Tr.20)を元に19世紀の音楽家ディーチュが作った偽作であり、あのリストさえも騙されたと伝わります。そんなアルカデルトですが、今現在、世界の音楽界で相応しい地位を得ているとは言えません。メディチ家に、さらにフランスの教皇と王に仕えた彼は、音楽史の中でも重要な作曲家の一人であり、もっと有名であってもよいでしょう。珍しいものを含めた彼の作品が、新録音で体系的に収められたこのセットを聴くと、たいへん感動的あるいは衝撃的な瞬間が度々訪れます。ジャック・アルカデルトは真の天才であり、同時代人からも特別な人物と考えられていた理由を、今改めて明らかにしてくれる内容と言えるでしょう。(2018/08/29 発売)

    レーベル名:Ricercar
    カタログ番号:RIC392

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    アルカデルト:ミサ・ノエ・ノエ(ナミュール室内合唱団/カペラ・メディテラネア/ガルシア・アラルコン)

    【管楽合奏も導入、16世紀の実像に迫ったフランドル楽派の秘曲】地中海周辺諸国のバロック作品を、比類ないパッションと精緻な解釈を兼ね備えた名演で聴かせ話題を呼んできた、アルゼンチン出身の指揮者レオナルド・ガルシア・アラルコン。近年は古典派以降の管弦楽作品の解釈でも注目すべき実績をあげていますが、今回の演目は意外にもルネサンス。フランス語圏ベルギーの主要都市の一つナミュールに拠点を置く実力派集団ナミュール室内合唱団と共に、同市が出身地と言われる名匠アルカデルトのミサ曲を中心とした選曲をお届けします。英国のタリスやスペインのカベソン、オルティスなどと同世代のアルカデルトは、若くしてローマ教皇庁のシスティナ礼拝堂ジュリア聖歌隊に加わり、そこで長く活躍した後にフランス王アンリ2世やシャルル9世に仕えた大家。『最後の審判』の芸術家ミケランジェロとも親交があったと言われています。今回の演目は聖母マリアにまつわる作品が集められており、中心を占めるのは同じく教皇庁で活躍したフランス語圏出身の作曲家ジャン・ムートンによるクリスマス音楽の旋律を軸に作曲された「ミサ・ノエ・ノエ」。アラルコンは4声の端正な多声展開に複数の木管コルネットとトロンボーンからなる合奏、さらにリコーダー、ドゥルツィアン(ファゴットの前身)、オルガンといった楽器を添え、教皇庁やフランス王室など強力な為政者のもとで活躍したアルカデルトの在りし日を彷彿させる壮麗な響きを再現。古楽器ならではの純正な和声の美しさ、決して迫力に頼らないしなやかな音作りで、多声音楽ならではの魅力を存分に味わわせてくれます。バッハ解釈にも定評があるアラルコンならではの精緻な解釈に惹きつけられる名演です。(2023/10/06 発売)

    レーベル名:Ricercar
    カタログ番号:RIC456

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    スペイン古楽、ラテン音楽の「いま」と出会う 〜ホアン・マヌエル・セラから黄金時代へ(カペラ・メディテラネア)

    地中海――イタリアのみならずスペインや南仏、さらにはモロッコやトルコなどさまざまな音楽伝統が入り乱れる、この大きな海の名を冠した古楽グループ「カペラ・メディテラネア」は、今や古楽の新たなる揺籃の地となりつつあるアルゼンチンから来た、欧州随一の古楽鍵盤奏者・合唱指揮者アラルコンが率いるラテン感満点のアンサンブル。それぞれソリストとしても活躍を続けるラテン系の古楽器奏者・古楽歌手が多数加わるこのグループに、今回は『ブエノス・アイレス・マドリガル』(MA Reccordings)をはじめ数々の地方音楽フュージョン古楽を成功させてきた、リュートとギターの才人キート・ガートが参加。カタルーニャ出身の世界的名歌手ホアン(ジュアン)・マヌエル・セラのヒットナンバーを、そこにひそむスペイン古楽との親和性を活かしながら縦横無尽、古楽器集団との精妙なパフォーマンスに昇華してみせました。ノンヴィブラートめのしなやかな古楽歌唱(ソロ録音も多いマリアナ・フロレスやウーゴ・オリヴェイラら、古楽界の超実力派が続々!)も痛快、16世紀の黄金時代の音楽から18世紀を生きたヴァイスやカバニリェス、さらにモンポウの「静かな音楽」まで、カタルーニャに軸足を置きながらラテンの音楽史をあざやかに見渡す自在なプログラムもきわめて魅力的。オーガニックなスペイン古楽ハープやバロックギターのサウンドにキート・ガートならではの迸る感性が彩りを添える、どこか切ない南国の夜をじわりと思い起こさせてくれる逸品です。(国内盤には歌詞日本語訳付。)(2018/10/26 発売)

    レーベル名:Alpha
    カタログ番号:ALPHA412

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    ドラーギ:歌劇「エル・プロメテオ」(L. ガルシア・アラルコンによる補筆完成版)(トリュンピー/コナー/ナミュール室内合唱団/カペラ・メディテラネア/ガルシア・アラルコン)

    【ウィーンで活躍したイタリア人オペラ作曲家ドラーギ、幻のスペイン語オペラを補完蘇演!】イタリアのリミニに生まれ、当時オペラ歌手として特にカヴァッリ作品への出演で名を挙げたドラーギ。オペラの作曲家としても多くの作品を発表しましたが、今日ではほとんど上演されることはありません。ドラーギはウィーンの皇室で本場イタリア出身の作曲家として活躍、彼をはじめとするイタリア人の圧倒的活躍ゆえにシュメルツァーらドイツ語話者らが最重要職を得られない時代が続いたほどでした。ウィーンの図書館に残されている全3幕のオペラ『エル・プロメテオ(プロメテウス)』は、ハプスブルク家がオーストリアとスペインをともに治めた17世紀ならではの作。第1幕、第2幕は現存するものの、第3幕については台本のみで楽譜は紛失していました。この失われた第3幕をアラルコンが当時の音楽作りに合わせて大幅に補筆し蘇演した版が今回のCDに収められています。ゼウスに逆らい人間に火を与えたため、罰として山の頂に磔にされるプロメテウス。生きながら鷲に内臓を啄まれるうえ、その内臓が毎日復活するのため苦痛が永遠に続くという、厳しい罰でした。スペイン語で書かれた台本を意識して、カスタネットなどを導入し、アラルコンの得意とするスペインの色にすっかり染まった躍動的な音楽。特にアラルコンが補筆し完成させた第3幕は、よく馴染む音楽づくりとなっているものの、さらに情熱を帯びた盛り上がりを聴かせてくれます。トリュンピ、ブリデッリ、キサといった、ソロ・アルバムを制作するレベルの名歌手たちが揃い、丁々発止のやり取りを聴かせていることも大きな魅力です。(2020/03/13 発売)

    レーベル名:Alpha
    カタログ番号:ALPHA582

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    モンテヴェルディ:歌劇「オルフェオ」(コンタルド/フローレス/ブリデッリ/キンタンス/メーラプフェル/ナミュール室内合唱団/カペラ・メディテラネア/ガルシア・アラルコン)

    【ラテンの情熱たぎる、アラルコンの《オルフェオ》!】音楽と劇との組み合わせは古くからありますが、現在の歌劇の形に最も近いものという観点から「史上初めての大掛かりな歌劇」と呼ばれることもあるモンテヴェルディの《オルフェオ》。名盤ひしめくこの作品に、注目すべき新たな録音が登場しました。アルゼンチン出身で1997年からヨーロッパで活動し、近年躍進目覚ましいレオナルド・ガルシア・アラルコンと、彼の率いるカペラ・メディテラネアらによるこのアルバムは、確固とした研究成果に根差しながらも、彼らの持ち味であるラテン的な音楽性を存分に発揮させた素晴らしい演奏に仕上がっています。バロック・オペラの録音や公演で現在引っ張りだこのテノール、ヴァレリオ・コンタルドによるオルフェオ、オペラからバロック歌曲までを表情豊かに歌い上げることで定評のあるマリアナ・フローレスによるエウリディーチェ、ポルポラとヘンデルのアリアを集めたアルバム(ARCANA A461/NYCX-10055)で驚異的な表現力を見せつけたジュゼッピーナ・ブリデッリによる女の使者など、万全の布陣による歌手陣の切々とした歌唱も聴きどころ。通奏低音だけでも名手キート・ガートをはじめとした10名もの奏者を揃えており、冒頭のトッカータから既に凄まじい気合を感じさせます。(2021/09/24 発売)

    レーベル名:Alpha
    カタログ番号:ALPHA720

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    モンテヴェルディ:声楽作品集 - SV 22, 140, 163, 175, 250, 316 (フローレス/ロゼ/コンタルド/ヴィダル/カペラ・メディテラネア/アラルコン)

    カヴァッリのオペラ・ハイライト集(RIC359)が大きな評判となった、レオナルド・ガルシア・アラルコン率いる「カペラ・メディテラネア」が、モンテヴェルディの声楽作品集を引っ提げてRicercarレーベルへ戻って来ました。有名な「アリアンナの嘆き」、「ポッペアの戴冠」、「ニンファの嘆き」から、あまり知られていない作品まで、ソプラノが活躍するものを中心にバランスよく選曲されています。注目したいのは、前面に押し出されたソプラノのマリアーナ・フローレスのセンスの高さで、その表現力際立った歌唱は素晴らしいもの。ソロ作品が中心ですが2~3声作品も効果的に挿入されており、美しいソプラノのソロに対して、突然現れる多声楽曲のドラマティックな効果も抜群です。(2018/08/29 発売)

    レーベル名:Ricercar
    カタログ番号:RIC390