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植木三郎

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    一柳慧:ピアノ音楽第4(エレクトロニック・バージョン)/コラージュ/トライクローム/リカレンス(チューダー/岩城宏之/石井眞木)(NHK「現代の音楽」アーカイブシリーズ)

    10代の終わりに渡米、そこでジョン・ケージらをはじめとする「アメリカ現代音楽」の洗礼を受けた一柳慧。自身も優れたピアニストであった彼は、ケージ作品の演奏を重ねながら、図形楽譜などの不確定性の音楽を追求していきます。例えば、テュードアの弾く(!)「ピアノ音楽 第4」のなんと斬新なこと。「4分33秒」に匹敵する名曲として、一度は聴いていただきたい逸品です。そんな初期の作品から、実に多くの素材(電子音楽も含む)を取り込みながら、深化してやまない1970年代後半の作品を収録。テクノロジーと手作業の融合と、芸術というものの存在価値を求めてやまない作曲家の姿が、克明に捉えられています。川崎弘二氏による作曲家へのインタビューを収録。(2012/12/05 発売)

    レーベル名:Naxos Japan
    カタログ番号:NYNG-011

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    柴田南雄:シンフォニア/金管六重奏のためのエッセイ/夜に詠める歌/トリムルティ(奥村淑子/岩城宏之)(NHK「現代の音楽」アーカイブシリーズ)

    学者一族に生まれ、作曲家としてだけでなく、音楽評論、音楽学者としてもその功績を讃えられた柴田南雄の作品集。自身が創立メンバーとなった「二十世紀音楽研究所」が主催する現代音楽祭では、1960年代当時の最先端の技法を取り入れた斬新な作品を数多く紹介し、自らも、それらの技法を駆使した作品を書き上げています。十二音の普及にも尽力し、音だけでなく、わかりやすい文章でも「現代音楽」の魅力を紹介したことで知られます。 ここに収録されたのは1960年代の作品が中心で、「フォニア」シリーズの第1作目である『シンフォニア』、トランペットとトロンボーン、この楽器の可能性を追求した『金管六重奏のためのエッセイ』、演奏者に曲順を選ばせるといった「不確定性」と、意味のある詩の文章が融合された『夜に詠める歌』、特殊奏法から生み出される音や、電気的に加工されたいろとりどりの音がバッハの「音楽の捧げもの」と混じり合う『トリムルティ』の4曲です。若き吉田秀和氏による含蓄溢れた解説、そして作曲家自身による対談も興味深いところです。(2011/10/05 発売)

    レーベル名:Naxos Japan
    カタログ番号:NYNG-005

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    松平頼暁:コンフィギュレーション I/分布/オルタネーションズ/アッセンブリッジス(若杉弘/飯吉靖彦/松平頼暁)(NHK「現代の音楽」アーカイブシリーズ)

    日本でも有数の名家、水戸松平氏の直系であり、作曲家松平頼則の長男として生まれた松平頼暁。中学2年の時に終戦を迎えた彼は、様々な思いを抱えながらまずは科学の道へ進みます。しかし、「情念に拠らない芸術」を模索するために、独学でピアノと作曲を習得。その信念を貫くかのように、常に実験的でロジカルな作品を生み出し続けています。その技法は、もちろん12音から始まり、一作ごとに新しい語法を打ち立てて行くもので、世界の音楽の潮流に呑まれることなく、常に孤高の世界を生み出していると言えるでしょう。解説は川崎弘二氏によるもので、「革新的な技法が結実された複雑な音の連なり」を丁寧に読み解き、美しい展開図として聴き手に提示してくれます。この解説を読むだけでも、日本の現代音楽の一つの潮流が理解できるのではないでしょうか。(2012/03/28 発売)

    レーベル名:Naxos Japan
    カタログ番号:NYNG-009