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ベルネコーリ, エミー(1983-)

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    ゲディーニ:ヴァイオリンとピアノのための作品全集(ベルネコーリ)

    イタリア、クーネオ出身の近代イタリア作曲家、ゲディーニ(1892-1965)のヴァイオリンとピアノのための作品集です。この当時の潮流に漏れず、彼もモンテヴェルディやフレスコバルディらルネサンス音楽やバロック音楽から発想を得て、現代的な手法を交え曲を創っていった人です(彼の父はワーグナーの熱烈な崇拝者であったといいますが、彼の作品にはその影響はほとんど見られません)。このアルバムにはそんな彼のヴァイオリン作品が全て収録されています。第1曲目の「ビッザリーア」は「珍妙、激情」と言った意味を持つタイトルですが、どちらかというと夢幻的で「音の戯れ」と言った風合いを持つ音楽です。2つのソナタは伝統的な3楽章で書かれていて、ロマンティックな肌触りを残すイ長調、革新的な広がりを持つ変ホ長調と、その曲想には違いがありますが、どちらも魅力的であり、また極めて精巧に書かれています。2つの詩曲はもっと自由で制約にしばられない音楽です。(2013/06/19 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572828

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    レスピーギ:ヴァイオリンとピアノのための作品集 1 (ベルネコーリ/ビアンキ)

    レスピーギ(1879-1936)というと、あの壮大な「ローマ三部作」などの管弦楽作品がまず頭に浮かびますが、彼自身は最初ヴァイオリンを学びやがてヴィオラ弾きとして活躍、従って、その初期の作品もヴァイオリンのために書かれたものがとても多いのです。NAXOSではそんなレスピーギのヴァイオリンとピアノのための作品の全集をシリーズ化します。第1集は1897年から1905年にかけて書かれた曲を集めたもので、いくつかの曲はボローニャの博物館に所蔵された未発表作品でもあります。彼の学生時代にはドイツのロマン主義とロシアの国民楽派など、フランスの印象派など様々な潮流が押し寄せていました。そんな時期に書かれたこれらの曲はおり、、優雅さと流麗さ、そして壮大さを兼ね備えています。ピアノ独奏版としても愛されている6つの小品(とりわけ優しいワルツは最近人気の作品)は、ヴァイオリンで聴くとまた違った佇まいを持ち、良い意味での「サロン風」の雰囲気を備えています。そして「5つの小品」は完全にレスピーギの個性が確立された作品と言えそうです。(2014/03/26 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573129

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    レスピーギ:ヴァイオリンとピアノのための作品全集 2/ピック=マンジャガッリ:ヴァイオリンとピアノのための作品全集(ベルネコーリ/ビアンキ)

    「ローマ三部作」で知られるイタリアの名作曲家レスピーギ(1879-1936)。彼の父親は地元の音楽教師であり、祖父も名高い音楽家であり、そのためレスピーギも幼い頃からピアノとヴァイオリンを学び、長じてからはヴァイオリン奏者、ヴィオラ奏者としても活躍しています。そのため、このようなピアノとヴァイオリンのための作品を書くのは当然の成り行きだったに違いありません。このヴァイオリン・ソナタは1917年に完成したもので、その直前に「ローマの噴水」が初演されるなど、彼の創作意欲は絶頂期にあり、20年前に書かれた「ニ短調ソナタ」に比べると、その音楽的な深化には格段の違いがあります。アグレッシヴな第1楽章、叙情的で官能的な第2楽章、濃密な空気が漂う終楽章と、管弦楽作品とはまた違う魅力を見せるレスピーギをご堪能ください。アルバムの残りの部分に収録されているのは、ストラコニツェで生まれた作曲家、ピック=マンジャガッリ(1882-1949)のヴァイオリン作品集。生まれはボヘミアですが、幼い頃にミラノに移住したため、ほとんどレスピーギと同世代のイタリアの作曲家と称してもよいのではないでしょうか?彼のロ短調ソナタ(奇しくもレスピーギと同じ調性を持つ)は、作曲年代が早いためか、まだまだロマン派の作風に則ったものですが、独創的なピアノ・パートなど聴くべき箇所はたくさんあります。知られざる作曲家を聞く楽しみもたっぷりです。(2014/12/24 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573130