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新ロシア国立交響楽団

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    ブライアン:交響曲第6番、第28番、第29番(新ロシア国立響/ウォーカー)

    最近、ようやくその真価が認められつつある、イギリスの伝説的な作曲家ハヴァーガル・ブライアン。成功とは全く無縁であり、32曲もの交響曲を書き残しながらも、ほとんど認められることはありませんでした。ようやく生涯の終わり近くに第1番「ゴシック」が演奏され、一部の人たちの間で熱烈な支持を受けることとなったのが救いでしょうか。彼がこの世を去ってから、ようやくこの比類なき作品群に光が当たり、演奏や録音の機会も増えてきたのは嬉しい限りです。そんなブライアン、72歳の時にここに収録された「交響曲第6番」を作曲し、その後は素晴らしいスピードでいくつもの交響曲やオペラ、管弦楽作品を書いていきます。もちろん第1番のような巨大さ(長さも編成も史上最大の規模を持つとされます)は望めませんが、それでも同世代のイギリスの作曲家たち/エルガーやホルスト、ディーリアス/と比べると、その作品がどれほど奇妙な味わいを持っているかに気がつくのではないでしょうか。ここには単一楽章の第6番と第31番、そして古典的な趣きを持つ第28番、同じく91歳の時の作品である第29番の4曲が収録されています。全て、汲めども尽きぬ創造のエネルギー漲る怪作です。(2015/05/27 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573408

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    ブライアン:交響曲第7番、第16番(新ロシア国立響/ウォーカー)

    近代音楽史の中で異彩を放つ英国の作曲家ハヴァーガル・ブライアン。数多くのユニークな作品を残しながらも、その存在は無視されつづけ、ようやく晩年になっていくつかの作品が演奏されるようになりました。なかでも交響曲第1番「ゴシック」は前例のないほどの長大かつ大編成の作品であり、この作品の特異さで彼の名前が評価されるようになったとも言えるでしょう。交響曲は全部で32曲ありますが、このアルバムに収録された2曲は、常識的な長さの作品で、とりわけ古代ギリシャとペルシャの戦いを描いた第16番は単一楽章のみのコンパクトな曲です。古典的な形式で書かれた第7番は、ゲーテの自伝にインスパイアされた作品で、壮麗なファンファーレで幕を開け、ゆったりとした終楽章で幕を閉じます。「鋳掛け屋の婚礼」はJ.M.シングの戯曲を元にした作品。19世紀のイタリア喜劇序曲を思わせる楽しい曲です。(2019/05/24 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573959

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    ブライアン:交響曲第8番、第21番、第26番(新ロシア国立響/ウォーカー)

    史上最大、最長の作品と言われる「交響曲第1番」で知られるイギリスの作曲家ハヴァーガル・ブライアン。敬愛するリヒャルト・シュトラウスに献呈された全六楽章で構成されたこの曲は、あまりの演奏困難さのため、完成された1927年から33年を経てようやく初演されたというエピソードを持っています。しかしブライアンの真価が発揮されるのはこの曲を書き上げてから。まるで堰を切ったかのように、次々と交響曲を書き上げ、亡くなる4年前、1968年までの約40年間に合計32曲を世に送り出しました。このアルバムでは世界初録音となる「第26番」を含めた3曲を収録。単一楽章で書かれた第8番の溢れ出るメロディ、荘厳なアダージョ楽章が印象的な第21番、爆発的なエネルギーによって苦悩を勝利へと昇華させる第26番。どれも未知の世界の扉を開く興味深い音楽です。/(2017/10/27 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573752

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    ブライアン:交響曲第22番、第23番、第24番/イギリス組曲第1番(新ロシア国立響/ウォーカー)

    途方もない交響曲を数多く書いたことで知られる作曲家ハヴァーガル・ブライアン(1876-1972)。今回はお待ちかねの新録音が登場しました。生涯に32曲もの交響曲を書いた彼ですが、そのうちの27曲以上は、晩年と言える72歳から92歳の間に書かれています。ここに収録された3つの交響曲は88歳から89歳の作品であり、規模こそコンパクトなものの強烈な独自性を持っています。またこの3曲は密接に関係しているため、もしかしたら3曲で「一つの交響曲」として捉えることも可能かもしれません。一転、彼の出世作となった「イングランド組曲」はチャイコフスキーの「くるみわり人形」組曲から影響を受けたものであり、イングランドの風景を音に封じ込めた魅力的な音楽ですが、すでに破天荒なブライアンの気質がよく現れているのも面白いところです。(2013/06/19 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572833

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    ワーグハルター:新世界組曲/マンドラゴラ - 序曲と間奏曲/マサリクの平和行進曲(新ロシア国立響/A. ウォーカー)

    ポーランド、ワルシャワに生まれ、最初はヴァイオリニストとして頭角を現し、ヨーゼフ・ヨアヒムに認められ、彼の援助を受けてベルリン芸術大学に進んだワーグハルター(1881-1949)。指揮者、作曲家として名声を得て、第二次世界大戦までは「最も重要なドイツの作曲家」として評価されるも、様々な理由で歴史から姿を消してしまった彼の作品は、ようやく最近になって復興の兆しが見え始めました。このアルバムには彼がまだ絶頂期にあった1914年に書かれた歌劇「マンドラゴラ」からの2つの曲と、ナチに追われた58歳の彼が、失意のうちにアメリカに到着し、そこで目にしたニューヨークの風景を映し出した「新世界組曲」が収録されています。マキャベリの喜劇に基づいて書かれた「マンドラゴラ」は彼の2作目の歌劇であり、その初演は大成功を収めたのでした。オーケストレーションの巧みさと豪勢な響きは、彼自身の希望の現われであったに違いありません。それに引き換え、「新世界組曲」はアメリカの音楽文化を取り入れた意欲的な作品であり、当時彼が結成した「オーケストラに雇用すらされなかったアフリカ系のミュージシャン」による「アメリカン・ネグロ・オーケストラ」のために書かれています。当時の人種差別の激しさは想像を絶するものであり、彼らはリハーサルすらも許されず、このオーケストラは何とかこの組曲を演奏したものの、財政的問題もあり、その後まもなく解散せざるを得なかったのです。そんな作品を復元したこのアルバムには、様々な思いが詰まっているのではないでしょうか。(2015/06/24 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573338