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ケルン・アカデミー合唱団

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    アグリコラ/ホミリウス:復活祭カンタータ集(ケルン・アカデミー/ヴィレンズ)

    バロック期の作品を得意とするケルン・アカデミーによるアグリコラとホミリウスの復活祭用カンタータ集。アグリコラは当時最高の教会音楽家の一人と目されており、プロイセン王フリードリヒ2世の宮廷作曲家を務め、数多くの教会音楽を作曲しました。このカンタータは1758年の復活祭初日に、ベルリンの聖ペーター教会で演奏された作品です。かたや、ホミリウスはドレスデンの聖母教会を中心に活躍した作曲家。このカンタータは1767年にドレスデンで演奏された記録が残っています。これは10部からなる規模の大きな作品で、あまり対位法を用いることのない、古典派初期の様式を思わせる端正な筆致が魅力的です。アグリコラのEin musikalisches Gedich=音楽的な詩は、自由な伴奏を持つレチタティーヴォ形式の作品。地震やイエスの復活となどの神秘的な内容が歌われています。(2020/04/24 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555332-2

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    ヴォルフ:クリスマス・カンタータ集(モルダル/ポプルッツ/フィーヴェク/ケルン・アカデミー/ヴィレンズ)

    バロック後期のドイツで活躍した作曲家エルンスト・ヴィルヘルム・ヴォルフのクリスマスのためのカンタータ集。幼い頃からチェンバロ演奏に秀でていた彼は、アイゼナハとゴータのギムナジウムで当時名を馳せていたカール・フィリップ・エマヌエル・バッハとカール・ハインリヒ・グラウンの音楽に初めて触れたことで作曲家として開眼。とりわけC.P.E.バッハの作品に魅了され大きな影響を受けました。バッハもヴォルフの作品を高く評価し、以降二人はよい関係を結んでいます。イェーナ大学在学中に数多くの作品を作曲、大学卒業後はワイマールの宮廷音楽家になり、1772年にはカペルマイスターに昇進しました。この4曲のカンタータは、バロック期から古典派への橋渡しを担うにふさわしい端正な作風によるもので、J.S.バッハ以降のプロテスタント教会音楽の質の高さを証明するものと言えるでしょう。前作となるヴォルフの受難オラトリオ(777999)で見事な解釈を披露したミヒャエル・アレクサンダー・ヴィレンズとケルン・アカデミーが、独唱者たちとともにクリスマスを迎える喜びを高らかに歌い上げます。(2022/10/28 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555524-2

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    ヴォルフ:受難オラトリオ「イエス、あなたの受難を私は思い出す」(ヘアフルトナー/ダイクハウゼン/ポプルッツ/ケルン・アカデミー/ヴィレンズ)

    テューリンゲンで生まれ、幼い頃から音楽の才能を発揮したというヴォルフ。作曲家として認められてからはC.P.E.バッハと友情を結び、生涯称えあう仲になりました。音楽家としての名声は非常に高く、とりわけ、彼が後半生を過ごし宮廷楽長に登り詰めたヴァイマールでは「ヴァイマールのヴォルフ」と呼ばれ尊敬を集めました。現在では交響曲や器楽曲などが時折演奏されますが、声楽曲はあまり演奏される機会がなく、この世界初録音となるヴィレンズとケルン・アカデミーの“受難オラトリオ”は、とても貴重な1枚となります。ギャラント様式を踏襲した繊細な表現による、バロック期から古典派への橋渡しを担うにふさわしい端正で美しい受難曲です。(2018/04/27 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777999-2

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    テレマン:オラトリオ「戻ってきなさい、千人ものイスラエルの群衆たち」(ケルン・アカデミー/ヴィレンズ)

    1762年、歴史的に重要なスウェーデンとプロイセンの講和条約「ハンブルク条約」がハンブルクにて調印されました。しかし、市の名物でもあった聖ミヒャエル教会はその2年前に消失しており、ようやく再建されたばかり(塔はまだなかった)で、この再建式も州の公式行事として開催されることとなりました。市の音楽監督であったテレマンは当時81歳という高齢でしたが、この大切な行事のために音楽を作曲、イヴェントの重要性を踏まえ、これまでの作品よりも更に壮大で華麗な音楽を創り出しました。6組の二重合唱、トランペット、ティンパニを従えた壮麗な作品はテレマンの最高傑作と呼ぶにふさわしい仕上がりです。(2019/02/15 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555214-2

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    テレマン:聖ヨハネの祝日のためのオラトリオ「わが神なる主はたたえられん」/主の憐れみを(マース/ハルシャーニ/ビル/ルートヴィヒ/ケルン・アカデミー/ヴィレンズ)

    1730/31年の教会暦において、ハンブルク市の音楽監督を務めていたテレマンは特別な構想による新作を発表しました。それは聖書のテキストではなく、新作の詩を用いたオラトリオを教会の礼拝で演奏するというものでした。この時に演奏されたのは、詩人であり音楽家でもあるアルブレヒト・ヤコブ・ツェル(1701-1754)のテキストによる聖ヨハネの祝日のためのオラトリオ「わが神なる主はたたえられん」TVWV 1:602/1216。ツェルは演劇的ともいえるほどのドラマティックな情景を描き出し、テレマンは3人のバス歌手を含む独唱と、4本のホルン、3本のフルートなど多彩な楽器編成によるアンサンブルを用い幅広い表現でテキストに素晴らしい音楽を付けています。エジプト人の嘆きが歌われる箇所では、半音階進行を含むヘ短調の旋律で描かれ、逃げ惑う民衆と追手の描写では16分音符を多用し、緊張感が盛り立てられています。もう1曲は復活祭後の第2日曜日のためのオラトリオ。演奏は、テレマンを得意とするミヒャエル・アレクサンダー・ヴィレンズの指揮によるケルン・アカデミー。エレナ・ハルシャーニ、クラウス・メルテンスら独唱陣も見事です。(2022/05/27 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555271-2

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    C.P.E. バッハ:マニフィカト/天は御神の栄光を語り/Spiega Hammonia fortunata (ヘアフルトナー/ビル/ポプルッツ/フォルペルト/ケルン・アカデミー/ヴィレンズ)

    1768年から1788年に亡くなるまで、ハンブルクの5つの主要教会の音楽監督を務めたカール・フィリップ・エマヌエル・バッハの宗教合唱作品集。このアルバムにはマニフィカトとクリスマス・カンタータを中心とした4作品を収録。マニフィカトは1749年にベルリンで作曲された後1779年にハンブルクで改訂されたもので、改訂の際に3本のトランペット、2本のホルン、ティンパニが加えられ、祝祭的な輝きが増しています。トラック10にはその第4曲の合唱「Et misericordia」をオリジナルのベルリン版で収録、比較を楽しむことが出来ます。華麗なクリスマス・カンタータは1775年の作曲。彼はこの作品をとても気に入り、何度も演奏しています。最後に置かれた合唱「Spiega、 Ammonia fortunata」はヨーゼフ・マルティン・クラウスが仕えたことで知られるスウェーデンのグスタフ3世がハンブルクを訪問した際の祝祭的な作品。C. P. E. バッハはこれを作曲するために12時間しか時間がなかったと自伝に記していますが、にわかには信じがたいほどの完成度の高い作品です。(2023/12/22 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555349-2

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    ホミリウス:クリスマスと待降節のカンタータ集(ヘアフルトナー/ゴットヴァルト/ポプルッツ/ボルジョーニ/ケルン・アカデミー/ヴィレンズ)

    ドイツ・バロック期の作曲家ゴットフリート・ホミリウス。J.S.バッハに師事し、1742年よりドレスデン聖母教会オルガニストに就任。1755年から没年までドレスデン十字架教会のカントルをはじめ、ライプツィヒの3つの教会で音楽監督を務め、数多くの教会音楽を作曲、広く尊敬を集めた人物です。このアルバムは彼による4曲の「クリスマスと待降節」のためのカンタータの世界初演を収録した1枚。既に初期の古典派のギャラント様式が見られ、歌の扱いにもポリフォニック(対位法的)ではなく、旋律と伴奏が分かれるホモフォニックな形式が多く用いられています。表現の自然さや迫力も満点。独唱者たちの熱唱に加え、ヴィレンズが振るケルン・アカデミーの渋い響きも聴きどころです。(2019/11/22 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555278-2

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    ホミリウス/シュテルツェル:クリスマス・カンタータ集(ヘアフルトナー/ポプルッツ/ギュンター/シュポーギス/ケルン・アカデミー/ヴィレンズ)

    毎年リリースされる、ヴィレンズとケルン・アカデミーによる厳選されたクリスマスのため作品集。2016年のアルバムに収録された5つのクリスマス・カンタータはいずれも初録音の作品で、どれもJ.S.バッハの同世代から少し後の世代に属する作曲家たちによって書かれています。どの作品も、ルター派の伝統を汲むプロテスタント教会の礼拝用のカンタータで、これらは華麗なオーケストラの伴奏と、美しいコラール、アリアが持ち味で、演奏される時期も厳密に定められています。コーラスは聖書からの短い引用に基づき、トランペットとティンパニが彩りを添えるという定型に沿って書かれていますが、各々の作曲家の持ち味も生かされており、どれもが実に味わい深く、またキリストの誕生を喜ぶ祝祭的な気分に満たされています。(2016/12/16 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555052-2

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    ローレ:マタイ受難曲(ブルキッチ/ハームセン/ポプルッツ/シュトレクフス/ダールマン/シュポーギス/ケルン・アカデミー合唱団&管弦楽団/ヴィレンズ)

    ドイツでは良く知られているバロック時代の作曲家J.H.ローレ(1716-1785)。彼はマグデブルクのアルトシュタット・ギウナジウムで30年以上カントール職にあり、当時多大なる名声を得ていました。このアルバムは彼の生誕300年を記念して、「マタイ受難曲」の世界初演を記録したものです。この作品は「マタイの福音書」をルターが翻訳したテキストをエヴァンゲリストたちが歌い、その間にソリストが新たに作られた歌詞によるアリアを歌うという、バッハの作品とは基本的に同じ構成をとっています。しかしバッハとは聖書からの引用部分が違い、ローレは「ペテロの否認」から物語を始めているのが面白いところです。演奏はケルン・アカデミーとヴィレンズによる手馴れたもの。この時代の作品を生き生きと描きだしています。(2016/04/27 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555046-2

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    ローレ:ルカ受難曲(ソーンヒル/ビル/シェーファー/ハイマス/ケルン・アカデミー/ヴィレンズ)

    マグデブルクのアルトシュタット・ギウナジウムで30年以上カントール職を務め、当時絶大な名声を誇っていたハインリヒ・ローレが1744年の受難節に書いた「ルカ受難曲」。ケルン・アカデミーとヴィレンズは2016年にローレの「マタイ受難曲」世界初演を行い、アルバムを発表、高く評価されています。この「ルカ受難曲」は、ルカによる福音書の第22章39節から23章の終わりまでを原文として、新しく構成されたテキストを用いたもので、各セクションはアリアを中心に、レチタティーヴォ、コラール、合唱が配置されています。1744年、ローレ30歳前の作品ですが、その作曲技法は熟練の域に達しており、18世紀の中部及び、北ドイツで書かれた受難曲を代表する名作の一つに位置づけられるものです。福音史家はベテラン、マルクス・シェーファーが担当。他の歌手たちも素晴らしい歌唱を聴かせます。(2023/05/26 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555525-2