フリゼー, ペーター(1983-)
Search results:1 件 見つかりました。
ドヴォルザーク(1841-1904)の隠れた名曲「聖書の歌」は、彼がニューヨークのナショナル音楽院の院長職にあった時代の作品です。1894年に書かれたこの一連の曲は、彼の父親が病に伏したという知らせを受けたことが作曲の発端とされていますが、それ以外にも、グノーやチャイコフスキー、そしてハンス・フォン・ビューローら偉大な音楽家たちの訃報に悲嘆していたとも言われる、ドヴォルザークらしい素朴な旋律に敬虔な気持ちが込められた美しい曲集として成立しています。歌曲集「夕べの歌」もほとんど演奏されることのない隠れた名作。静かな諦観に満ちた曲です。他、珠玉のオルガン作品も収録されています。新進気鋭のメゾ・ソプラノ、サコヴィツの情感溢れる歌唱で。(2015/08/26 発売)
レーベル名 | :Capriccio |
---|---|
カタログ番号 | :C5207 |