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モンテイロ, セルジオ(1974-)

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    ヴィエルヌ:ピアノ作品全集 1 (モンテイロ)

    荘厳で華麗なオルガン作品で知られるフランスの作曲家、ルイ・ヴィエルヌ。生まれつき目が不自由でありながら、素晴らしい音楽の才能を発揮、10歳の時にセザール・フランクのオルガン演奏を聴き、感銘を受けた彼はフランクからパリ音楽院での学習を勧められフランクとシャルル=マリー・ヴィドールに教えを受けます。1900年にはパリ・ノートルダム寺院のオルガン奏者に就任、亡くなるまでその職にありました。このアルバムではあまり耳にすることのない彼のピアノ曲を収録。全2集のうちの第1集です。初期の作品にはメンデルスゾーンの影響が感じられ、1900年前後のオルガン奏者として確立した人気を獲得した頃の作品には、生きる喜びと活気ある雰囲気が横溢しています。1915年に書かれた「3つの夜想曲」は印象派風の柔らかい響きが使われており、作曲年代によって変化する作風を楽しむことができます。とりわけ夜想曲の第3番は鳥の声を模した音色が効果的に用いられており、ヴィエルヌの傑作の一つとして評価されています。(2021/10/22 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.574296

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    オズヴァウド:パジーナ・ダルブム/アルバム Op. 32, 33, 36/3つの練習曲/左手のための練習曲(モンテイロ)

    リオデジャネイロで生まれ、その翌年にサンパウロに移住したエンリケ・オズワルド(1852-1931)。彼はまず母親からピアノの手ほどきを受け、その後1860年からフランス人ピアニスト、ガブリエル・ジロードンからピアノのレッスンを受けます。6歳、もしくは7歳でデビュー・リサイタルを開催し、その才能を存分に開花させるために16歳の時に母親の元を離れ、一人でヨーロッパに留学します。ミュンヘンに行く予定でしたが、最初に訪れたフィレンツェが気に入ったため、ここで音楽を学ぶことに決めた彼は、ハンス・フォン・ビューローの弟子であったジュゼッペ・ブオナミーチからピアノを学び、彼を通じてリストやブラームスと出会うのです。そして作曲家としての地位も確立した彼は1903年にブラジルに戻り、生涯この地で活躍したのです。彼の作品は、フランスのエスプリとブラジルの民俗音楽が混在するという興味深いもので、セルジオ・モンテイロが説得力溢れる演奏で、この精緻な世界を表現しています。(2015/12/23 発売)

    レーベル名:Grand Piano
    カタログ番号:GP682

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    D. スカルラッティ:ソナタ全集 18 (モンテイロ)

    バロック期の作曲家ドメニコ・スカルラッティは555曲の「鍵盤のためのソナタ」を残しています。ソナタと言っても、これらは彼が仕えたマリア・マグダレーナ・バルバラ王女の技術向上のための“練習曲”であり、ほとんどの曲は単一楽章のシンプルな構成で書かれた技巧的な作品です。どの曲にも当時最先端の技巧が凝らされていますが、それらはみなチェンバロのためのもの。ピアノで演奏する際にはまた違った表現が必要とされています。この第18集で演奏しているモンテイロは1974年ブラジル生まれ。バロックから現代まで幅広いレパートリーを持ち、NAXOSでのリスト(8.573485)やGRAND PIANOレーベルへの一連の録音が高く評価されています。(2017/04/21 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573611

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    D. スカルラッティ:ソナタ全集 23 (モンテイロ)

    ナポリ楽派の歌劇作曲家、卓越したチェンバロ奏者、そしてオルガニストであったドメニコ・スカルラッティ。彼の鍵盤のためのソナタは、音楽指導を行っていたポルトガルの王女マリア=バルバラ(後のスペイン王妃)の練習用として書かれたものです。ソナタと言っても、そのほとんどは単一楽章で書かれており、技術向上のために多種多様な技巧が盛り込まれた、当時としてはかなり実験的な作風による曲も少なくありません。このアルバムに収録された16曲のソナタもそれぞれ特徴を持っており、例えばトラック9のソナタで用いられているのはジグのリズムであったり、トラック14のソナタは華やかなトリルが多用されていたりと、どれも魅力たっぷりの作品です。名手モンテイロの鮮やかなタッチが印象的。(2020/03/20 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.574075

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    メンデルスゾーン:初期ピアノ作品集(モンテイロ)

    幼いころから音楽的才能を発揮し、神童の名を欲しいままにしたメンデルスゾーン。6歳でピアノを始め、10歳のときには対位法の大家として知られたカール・フリードリヒ・ツェルターに師事。このことが彼の作曲技法を飛躍的に成長させたと言われています。このアルバムには彼の10代前半から後半の作品を収録。バロックよりはウェーバーやフンメルの影響が感じられる「ソナタ」での躍動的な音楽はとても11歳の少年の作品とは思えない完成度の高さを誇ります。他の小品も粋なフレーズと軽やかなパッセージが魅力的。また後半に置かれた6曲のフーガからは、バッハへの関心の高さが伺われ、短い主題が自由に発展していき、素晴らしい音楽が形成されていきます。(2019/04/26 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573946

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    リスト:交響詩トランスクリプション集(モンテイロ)

    NAXOSの人気シリーズ、リスト(181-1886)のピアノ曲全集第43集。過去には2台ピアノ版の「ダンテ交響曲」(第26集:8.570516)、「前奏曲」(第29集:8.570736)、「ファウスト交響曲」(第34集:8.572560)がリリースされていて、編曲者としてのリストの才能を知ることができましたが、今回はいくつかの交響詩の「ピアノ独奏版」の登場です。作曲家によっては、ブラームスのように、まずピアノ版を作ってからオーケストラ稿を書く人もいますが、このアルバムに収録された作品はちょっと事情が違い、もともとの管弦楽版を、リストの監修のもと、他の作曲家がピアノ独奏版に仕上げたものです。どれも出来上がった作品をリスト自身がちょっとだけ手直しして出版するという「リスト承認」の編曲版といったところでしょうか。ピアニスト、モンテイロはブラジル生まれ。4歳からピアノを学びブラジル国内および南米のコンクールで優勝し、ブラジル文化省から奨学金を得てイーストマン音楽学校に留学。第2回マルタ・アルゲリッチ国際ピアノ・コンクールで2位を獲得しました。GRANDPIANOレーベルからエンリケ・オズワルドのアルバムをリリース(GP682)、こちらも好評を博しています。(2016/06/29 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573485