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ベンディックス=バルグリー, ノア(1984-)

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    アドラー:ピアノ作品と歌曲集(ゲッツ/ベンディックス=バルグリー/メルトン/ヨントフ/バウニ)

    2023年3月4日に95歳の誕生日を迎える作曲家サミュエル・アドラーの生誕95周年を記念するアルバム。アドラーは1928年にドイツ、マンハイムのユダヤ系の音楽一家に生まれ、1939年にアメリカへ亡命。作曲をコープランド、ヒンデミット、ピストンらに学び、更に指揮をクーセヴィツキーに学びました。戦後はドイツに駐留する米軍に加わり、第7陸軍交響楽団を創設して自ら指揮を務め、その後はイーストマン音楽学校やジュリアード音楽院などで作曲を教えました。アドラーの作品はニューヨーク・フィル、シカゴ響、クリーヴランド管などアメリカの主要オーケストラで演奏され、またベルリン・フィルをはじめとするドイツのオーケストラでも演奏されています。このアルバム収録曲の多くは90歳を超えてから書かれた作品で、どれも彼の師コープランドやヒンデミットのような新古典派の感性と、21世紀音楽の持つ斬新さを兼ね備えており、飽くなき音楽への情熱が伝わってきます。演奏にはアドラー作品の熱心な紹介者のローラ・メルトン、さまざまなユダヤ系のプロジェクトでアドラーと協力している歌手ザビーネ・ゲッツ、ベルリン・フィルの第1コンサートマスター、ノア・ベンディックス=バル グリーらが参加しています。 (2023/03/24 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0686

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    クレイン:室内楽作品集(クラカウアー/ベンディックス=バルグリー/ゼルコヴィツ/オヘダ/ピッツバーグ・ユダヤ音楽祭の音楽家たち)

    ユダヤ系ロシア人作曲家、アレキサンダー(アレクサンドル)・クレインの作品集。彼の父アブラムはリトアニア出身のフィドル弾きで、当時人気の“クレズマー(ユダヤ系の民謡をルーツに持つ音楽)”の代表的奏者でした。またユダヤ教とキリスト教双方に深い理解を持ち、エストニア語、ラトヴィア語、ドイツ語、恐らくロシア語も自在に話すことができた精力的な人物であり、アレキサンダーはこの父を非常に尊敬し、厳しい音楽修行にも耐えたということです。14歳でモスクワ音楽院に入学、すぐさま作品を発表し、時代に沿った作風を身に着けたため、1920年代はロシアにおけるユダヤ楽派の指導者として活躍、ソ連作曲家同盟の設立後には官職につくなど、ある程度の成功を収めました。このアルバムに収録された彼の作品は、どれもユダヤの素材を上手く使い、力強さと憂鬱さを併せ持つ濃厚な音で溢れています。(2019/11/22 発売)

    レーベル名:Toccata Classics
    カタログ番号:TOCC0546

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    レシュノフ:エレジー/ヴァイオリン協奏曲第2番/オブ・ジー・アイ・シング(ベンディックス=バルグリー/カンタベリー・ヴォイシズ/オクラホマ・シティ・フィル/ミッケルスウェイト)

    グラミー賞にもノミネートされ、ニューヨーク・タイムズ紙で「現代アメリカのリリシズムを牽引する人」と評された作曲家ジョナサン・レシュノフ。NAXOSレーベルへの5枚目となるこのアルバムには「思い出」「追憶」「希望」をテーマとした世界初録音となる3作が収録されています。ホロコーストの被害者を偲んで2022年に書かれた「エレジー」は「バーバーのアダージョ」を思わせる哀しみに溢れた抒情的で美しい曲。2017年のヴァイオリン協奏曲は、彼が長年にわたり追求しているユダヤ神秘主義の影響が反映された第2楽章を中心に、ユーモラスな表情を持つスケルツォなどの4つの楽章が密接に絡み合ったドラマティックな作品です。合唱を伴う「Of Thee I Sing」は1995年に発生した"オクラホマシティ連邦政府ビル爆破事件"から25年を経てのメモリアルとして書かれた作品。脈打つような弦のさざめきに始まり、後半では合唱がサミュエル・フランシス・スミスの作詞による「My Country, 'Tis of Thee」を高らかに歌い、最後は瞑想的に曲を閉じます。ヴァイオリン協奏曲でソリストを務めるのはベルリン・フィルの第1コンサートマスター、ノア・ベンディックス=バルグリー。ソリストとしても世界中のオーケストラと共演するほか、教育者としても活躍しています。(2023/04/28 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559927