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セバスティアン弦楽四重奏団

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    クンツ:弦楽四重奏曲 Op. 14/ロートカ:エレジーとスケルツォ/スラヴェンスキ:弦楽四重奏曲第4番(セバスティアン弦楽四重奏団)

    セバスティアン弦楽四重奏団が特に力を入れているのは、母国クロアチアの作曲家やクロアチアで生涯の大半を過ごした作曲家の音楽です。クンツは20世紀のクロアチアを代表する作曲家であり、「クロアチアのピアノの詩人」とも呼ばれた優れたピアニストでもありました。彼の唯一の弦楽四重奏曲は、民族的なイディオムを用いながら、次々と多彩な音楽を繋ぐことで音の世界を広げていきます。チェコ出身のロートカは、50年以上にわたってクロアチアの音楽シーンに影響を与えてきた作曲家。ロートカの魅惑的な「エレジーとスケルツォ」は対照的な主題を備えた、民族音楽の精神から生み出された作品です。また、スラヴェンスキの四重奏曲は、20世紀のクロアチアの音楽の中でもとりわけ興味深い作品で、スラヴェンスキはヨーロッパの最新の音楽にオープンでありながらも、自分の世界に完全に閉じこもり、誰からの影響を受けることもなく、この型破りな弦楽四重奏曲を生み出しました。(2020/06/26 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555297-2

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    パパンドプロ:弦楽四重奏曲全集(ブロジッチ/ベデク/セバスティアン弦楽四重奏団)

    クロアチアの作曲家・指揮者ボリス・パパンドプロの弦楽四重奏曲全集。ザグレブで育ち、ザグレブ音楽院と新ウィーン音楽院で作曲と指揮を学んだパパンドプロは、指揮活動と並行して生涯に400作を超える作品を残しました。2017年から2022年に録音されたこのセットは、パパンドプロの創造性、作品における民族音楽の影響、社会的リアリズムなど彼の創作活動の変遷をたどれる興味深い室内楽作品集です。パパンドプロの弦楽四重奏曲は6曲の存在が確認されていますが、第4番は失われているため(2つの楽章のみ現存)、この録音に際し、セバスティアン四重奏団は1981年に作曲された「A Song of Peace and Freedom Sounded Out 平和と自由の歌が鳴り響く」を演奏。第4番の代替としています。この作品はスコアの表紙に「ザグレブ1981のために」と記された、ザグレブで開催された革命と愛国を祝う「第27回ザグレブ・フェスティヴァル」のために書かれたもの。パパンドプロの愛国精神がうかがえる音楽です。他には戦時中に作曲されたクラリネット五重奏曲と、短いながらも凝縮された表現を持つギター四重奏曲を収録。(2024/02/16 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555469-2