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トレヴィーノ, ロバート

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    ブルッフ:交響曲第1番 - 第3番/序曲集(バンベルク響/トレヴィーノ)

    ドイツ・ロマン派の作曲家マックス・ブルッフ。魅力的な旋律に溢れる数多くの作品を残しましたが、現在、耳にすることができるのは「ヴァイオリン協奏曲第1番」の他、「スコットランド幻想曲」「コル・ニドライ」などの何曲かにすぎません。このアルバムには3曲の交響曲と、オラトリオ、歌劇からの管弦楽曲が収録されており、ブルッフの持つ知られざる魅力を知ることができます。1868年から1882年にかけて作曲された3つの交響曲は、もともと英雄物語を描く三部作として構想されましたが、オラトリオ「オデュッセウス」を作曲したことでブルッフが満足してしまい、その計画は立ち消えになってしまったようです。なお、1882年に作曲された交響曲第3番は、現在改訂後の4楽章版が知られていますが、ここでは改訂前の5楽章版が演奏されています。ここで見事な演奏を披露するのは、1983年、アメリカ生まれの指揮者ロバート・トレヴィーノ。2003年にシンシナティ交響楽団のアソシエート・コンダクターとしてデビュー、2011年にはボリショイ劇場で《トスカ》を指揮し大成功を収め世界的な活躍の足掛かりを得ました。2017年にはスペインのバスク国立管弦楽団の首席指揮者に就任、2019年からマルメ交響楽団の音楽監督を務め、2つのオーケストラで采配を振るいつつ、世界中のオーケストラに客演する期待の逸材です。(2020/04/24 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555252-2

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    ベートーヴェン:交響曲第1番 - 第9番(マルメ響/トレヴィーノ)

    2020年ベートーヴェン生誕250年記念リリース。注目の指揮者トレヴィーノによる交響曲全曲をSACDハイブリッドで!【2019年10月、スウェーデンのマルメで開催された "ベートーヴェン・フェスティヴァル"ライヴ!】タクトを執るのは2019年9月にマルメ交響楽団の首席指揮者就任したばかりの俊英ロバート・トレヴィーノ。30代半ばのトレヴィーノは、同世代の若手指揮者の中でも最近急速に頭角を現わしてきた注目の存在です。古典派作品から現代曲まで,幅広いレパートリーを新鮮かつ想像力に富んだ解釈で聴かせるトレヴィーノは、ベートーヴェンにおいてもマルメ交響楽団から精緻な響きを紡ぎ出し、自然で音楽性に満ちた表現を引き出すことに成功。これまで多くの指揮者が取り組んできたベートーヴェン演奏に新風を吹き込みました。トレヴィーノはピリオド・アプローチを採用しつつもオーケストラの響きを存分に生かし、各曲の個性を際立たせます。古典的な作風による第1、第2交響曲ではモーツァルトを思わせる典雅な表情をもたせ、第3交響曲では、沈痛な葬送行進曲さえ重くなり過ぎることはありません。ベートーヴェンの作風転換期に書かれた第4番には、幾分ロマンティックな表現を与え、第5交響曲ではベートーヴェンが目指した苦悩から勝利への思いが力強く描き出されています。各楽章の描き分けが見事な第6番が続き、舞曲の要素が強い第7番と第8番では、楽章ごとのテンポ設定に心が配られた、鮮やかな音楽を楽しむことができます。とりわけ第7番終楽章の快速テンポに注目。オーケストラはトレヴィーノの無茶とも思える要求をクリアし、目の覚めるような演奏を披露します。第9番のソリストは、若々しい声の歌手が揃えられており、トレヴィーノが目指したであろう新鮮なベートーヴェン像が構築されています。ホールの豊かな残響を余すことなく捉えた録音も聴きどころで、SACD層にはマルチチャンネルも収録されています。【ロバート・トレヴィーノ】1984年アメリカ出身。デヴィッド・ジンマン、マイケル・ティルソン・トーマス、レイフ・セーゲルスタムの元で学ぶ。2011年にはタングルウッド音楽祭で小沢征爾記念・指揮奨学生となるとともに、同年シンシナティ交響楽団のアソシエート・コンダクターに就任。さらに若い音楽家の育成を目的とするニューワールド交響楽団からも招かれ、マイケル・ティルソン・トーマスから指導を受けています。2013年12月、ボリショイ劇場においてヴァシリー・シナイスキーの代役として《ドン・カルロ》を指揮し国際的な注目を浴びました。現在はバスク国立管弦楽団の音楽監督とマルメ交響楽団の首席指揮者を兼任、世界的指揮者として活躍するトレヴィーノですが、レイフ・セーゲルスタムのシベリウス交響曲全曲演奏プロジェクトに助手として関わったことが大切な体験であると語っており、この一気呵成に録音されたベートーヴェンでもその精神を継承する統一感のある素晴らしい演奏を繰り広げています。【マルメ交響楽団】1925年に創立されたスウェーデン南部の都市マルメを本拠地とするオーケストラ。初代の首席指揮者はヴァルター・マイヤー=ラードン。以降、ヘルベルト・ブロムシュテット(1962-63)やジェームズ・デプリースト(1991-94)、パーヴォ・ヤルヴィ(1994-97)ら名手が首席指揮者に就任し、オーケストラを世界的なレヴェルに引き上げました。(2020/06/26 発売)

    レーベル名:Ondine
    カタログ番号:ODE1348-5Q

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    ラヴェル:管弦楽作品集 2 - 高雅で感傷的なワルツ/古風なメヌエット/口絵(バスク国立管/トレヴィーノ)

    【ラヴェルの生まれ故郷バスクのオーケストラによる好評第2弾、今作は一層フランス風の響きが強調された作品集】前作の「ボレロ」を中心に名曲を揃えた選曲とローカル色を感じさせる音色、洗練され過ぎず荒々しさを残した演奏が話題となった、トレヴィーノ率いるバスク国立管によるラヴェル作品集の第2弾。今作は「マ・メール・ロワ」を中心としたプログラムを、めくるめくような陶酔感をもって聴かせています。通常組曲版の演奏機会が多いこの作品ですが、トレヴィーノはバレエ版の全曲を演奏。より物語に即した精緻な演奏を披露しており、他の作品も含めて前作にも増して緻密な響きが楽しめます。注目はピエール・ブーレーズによる「口絵」の管弦楽版。これはもともと2台ピアノ5手のための作品で、たった15小節、演奏時間は2分ほどの短い曲です。リチャード・カヌードの「ヴァルダルの詩」という詩集の挿入曲として書かれた作品で、3つの独立した旋律が各々奏でられながら絡み合い、最後は全てが冒頭の旋律に集約されるというもの。ラヴェルの生前に一度だけ演奏され、以降は忘れられていました。この作品を蘇演したのがほかならぬブーレーズであり、オーケストラ版への編曲も行っています。ピアノ版よりも各旋律が際立つとともに、この作品が持つアヴァンギャルドな側面が強調され、たいへん耳に残ります。(2022/11/18 発売)

    レーベル名:Ondine
    カタログ番号:ODE1416-2

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    ラヴェル:ボレロ/ラ・ヴァルス/スペイン狂詩曲/亡き王女のためのパヴァーヌ(バスク国立管/トレヴィーノ)

    (2021/04/16 発売)

    レーベル名:Ondine
    カタログ番号:ODE1385-2

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    ラウタヴァーラ:ヴァイオリンと管弦楽のための作品集 - 失われた風景/ファンタジア/イン・ザ・ビギニング/2つのセレナード(ラムスマ/マルメ響/トレヴィーノ)

    (2022/04/08 発売)

    レーベル名:Ondine
    カタログ番号:ODE1405-2

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    レフラー/ラッグルズ/カウエル/ハンソン:アメリカの管弦楽作品集(アメリカの眺望)(デュピュイ/バスク国立管/トレヴィーノ)

    ロバート・トレヴィーノとバスク国立管弦楽団による2枚目のアルバムは、19世紀から20世紀にかけて活躍した4人のアメリカ人作曲家の作品集。アメリカ生まれのトレヴィーノはこのCDの原盤解説(英語)の中で「ガーシュウィン、コープランド、バーンスタインだけがアメリカ音楽ではない」「多様な文化的背景を持った個人が相互に感化し、影響し、結びつきながら大きな理想を追求してゆくことがアメリカ的」と語り、作風の異なる4人の作曲家を通して、見過ごされがちなアメリカ音楽の側面を伝えます。チャールズ・マーティン・レフラーはベルリンに生まれ、欧州を転々とした後に1882年に渡米し、ボストン交響楽団のヴァイオリン奏者としても活躍しました。「アルザスの作曲家」と自称し、その作風はフランス印象派の流れを感じさせます。メーテルリンクの人形芝居に想を得た「ティンタジールの死」は26分ほどの堂々たる交響詩で、レフラーが好んだヴィオラ・ダモーレが活躍します。評論家のティム・ペイジはこの作品を「リムスキー=コルサコフの『シェエラザード』をフォーレがオーケストレーションし直したものと思えばイメージがつかめるだろう」と評しています。「無調の人」として知られるカール・ラッグルズは、生前は作曲よりも絵を描くことを好んだというエピソードがあります。残された音楽作品は極端に少ないながら、その厳格で突き詰めた作曲技法は近年再評価されています。「エヴォケーション」は4楽章で10分ほどの曲。ラッグルズの特徴である緻密な管弦楽法が示されています。3人目は保守的な新ロマン主義音楽の作曲家ハワード・ハンソン。「夜明け前」は彼の若き日の作品で、今回が世界初録音となります。7分弱の短い曲ですが、リヒャルト・シュトラウスを思わせる壮大な響きで雄大な自然が感じさせます。ヘンリー・カウエルはトーン・クラスターなど実験音楽で知られる人。その先進的な作風は後続世代に大きな影響を与えました。演奏時間20分ほどの「オーケストラのための変奏曲」は後期の作品。実験的な要素は影をひそめているものの、サックスの美しい響きや、ピアノやパーカッションの活躍など、次々と変化する情景が見事です。 (2021/10/08 発売)

    レーベル名:Ondine
    カタログ番号:ODE1396-2