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チェリーニ, レナート(1912-1967)

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    ヴェルディ:歌劇「運命の力」(カラス/タッカー/ミラノ・スカラ座合唱団&管弦楽団/セラフィン)(1954)

    どんな役でも易々と歌いこなすカラスですが、この「運命の力」はあまり歌う機会に恵まれなかったようです。舞台でも5回、録音は1回のみという少なさですが、ここで聴けるレオノーラには、他の歌手を圧倒する力強さと輝かしさが存分にあるのです。とりわけ第4幕のアリア「神よ平和を与えたまえ」での凄味は絶品。共演者たちの名唱も聴きどころです。マーク・オーバート=ソーン復刻(2008/04/09 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.111322-24

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    ヴェルディ:歌劇「トロヴァトーレ」全曲(ビョルリング/ミラノフ/バルビエーリ)(1952)

    LPの商品化により、欧米各国ではさかんにオペラの全曲録音が行なわれるようになりました。アメリカのRCAもライバルのコロンビア(現在のソニー)と競って、メトロポリタン歌劇場で活躍する歌手たちを主役に全曲録音を開始したのです。この《トロヴァトーレ》はRCA初期の代表的なオペラ録音として知られるものです。契約の関係でメトロポリタンのオーケストラや合唱団は使えませんでしたが、「スウェーデンのカルーソー」と称えられたユッシ・ビョルリンク(1911-60)を中心に、歌手はみな当時のメトの客席を沸かせたスターたちです。(山崎浩太郎)(2003/07/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.110240-41

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    ヴェルディ:歌劇「ドン・カルロ」(ローマ歌劇場管/サンティーニ)(1954)

    ヴェルディの作品にとどまらず、オペラの中で最も長大で錯綜した悲劇である「ドン・カルロ」。この愛憎劇を表出するためには、高声の歌手のみならず、低声の歌手にも十分な力量が求められ、また長丁場のドラマをたゆみなく演奏し進めるには、指揮者の卓越した技量が問われる、という厳しさが求められます。それゆえ名盤は数少ないのですが、最も高く評価されているもののひとつが、61年のサンティーニ盤。そしてそれに比肩するのが、この54年盤のCDです。低声の歌手たちに、気高き重厚さを持つクリストフ、ゴッビの美しさ、ニコライの奔放さと取り揃えた豪華なるキャスティングです。(2007/03/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.111132-34

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    ヴェルディ:歌劇「リゴレット」(ウォーレン/ベルガー/ピアース/RCAビクター管/チェリーニ)(1950)

    (2001/07/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.110148-49

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    ドニゼッティ:歌劇「ランメルモールのルチア」(カラス/ディ・ステファノ/ゴッビイ)(1953)

    現代にベル・カント・オペラのリヴァイヴァルを確固たる物にしたのは、他ならぬカラスでした。彼女の魅力は、トータルな意味での声のドラマ性にあります。オペラ・セリアに適したドラマティックな声質を持つ一方でコロラトゥーラの技術も併せ持ち、それらに演技力を加え、空前絶後の「ルチアの狂乱」を体現したのでした。このオペラを支える狂乱の場において、控えめな様相で始まり徐々に緊張を高め、カヴァレッタで燦然たるコロラトゥーラの技巧を披露し、最高音Esでクライマックスに到達するその快感は、一度聴いたら病み付きになること必至です。カラスのスタジオ録音の決定盤と言われている、セラフィンとの旧録盤の復刻です。(2005/04/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.110131-32

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    ユッシ・ビョルリング:オペラ・アリアと二重唱曲集(1945 - 1951)

    天分の美声、そして決して卑近に陥らない歌いまわし。ビョルリンクの魅力は突き詰めればその二点に集約されるでしょう。そしてその魅力は彼のキャリアが終わりに近づいたこのCDを録音した頃においても、減ずるどころかよりいっそう輝いていたのでした。伸びやかな高音、旋律線に対する率直なアプローチは、「永遠の青年テナー」を思わせます。中でも「真珠採り」のデュオは必聴の美しさ。リリック・テナーとはかくあるべきであるという、歴史に残る名唱といっても過言ではない録音です。ヴェルディの「オテロ」や「運命の力」で見せる過剰にならない力強さも、聞き逃せない箇所でしょう。(2004/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.110788

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    プッチーニ:歌劇「ラ・ボエーム」(テバルディ/プランデッリ/ギューデン/ローマ聖チェチーリア音楽院合唱団&管弦楽団/エレーデ)(1951)

    1950年代初めにLPが商品化されたことは、クラシックのレコード界に革命的な変化をもたらしました。とりわけオペラについては全曲録音がSP時代より格段に容易に、手軽に楽しめるようになりました。イギリスのデッカ・レコードは早速この分野に進出、51年夏にローマでプッチーニの人気3作品をまとめて録音しました。3作品すべてのヒロインに抜擢されたのが、「天使の声」と呼ばれて人気を高めつつあった、当時まだ29歳のレナータ・テバルディ(1922- )です。彼女のその後の成功は、この《ラ・ボエーム》などの好評が決定づけたのです。(山崎浩太郎)(2003/07/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.110252-53

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    マスカーニ:歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」(ミラノフ/ビョルリング/RCAビクター管/チェリーニ)(1953)

    テバルディ、カラスといった屈指の若手ソプラノが台頭してきた1950年代以降、いわゆる「ソプラノ激戦の時代」に、ミラノフは若手たちの追従を許さず、ドラマティック・ソプラノの女王として君臨し続けました。トスカニーニの指揮するヴェルディのレクィエムで独唱者として記憶されている向きもあるでしょう。決してヒステリックにならない充実感のある声は、アイーダ、レオノーラ、トスカ、そしてサントゥッツアといった役で最高の魅力を発揮しました。共演のビョルリンクはリリック・テナーの第一者。両者はその声の対比の効果という点でも大変相性がよく、しばしば共演しています。(2004/12/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.110261

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    レオンカヴァルロ:歌劇「道化師」(ビョルリング/アンヘレス)

    RCAビクター・レコードが1953年にセッション録音した全曲LPを、名手オバート=ソーンが覆刻したものです。この録音の魅力は、当時ニューヨークのメトロポリタン歌劇場を湧かせたスター歌手が顔をそろえていることです。スウェーデンのユッシ・ビョルリンク(1911-60)、スペインのビクトリア・デ・ロス・アンヘレス(1923年生まれ)、アメリカのレナード・ウォーレン(1911-60)とロバート・メリル(1917年生まれ)、4人の主役たちにはイタリア系がひとりもいませんが、それぞれの個性豊かな美声を聴けば、そんなことは忘れてしまうでしょう。(山崎浩太郎)(2004/05/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.110258