ピアース, コールマン(1938-)
Search results:7 件 見つかりました。
アイルランド、ダブリンで生まれた作曲家キンセラ(1932-)は、ダブリン大学でヴィオラと和声、対位法を学ぶも、作曲は基本的に独学で身に着けました。最初はシンプルな作品を書いていたものの、少しずつその技法が進化し、1968年、彼はアイルランド放送協会の音楽部門のシニア・アシスタントになり、楽曲管理をしていたため、当時のヨーロッパの現代音楽の流行に精通しており、それも踏まえた素晴らしい作品を数多く作り、現在では「アイルランド最高の交響曲作曲家」として讃えられています。交響曲第5番は、1916年に殺害された3人のアイルランドの詩人の詩を用いた作品。交響曲第10番は彼の最新の作品でモーツァルト・マニアのために書かれた古典的な装いを持っています。2作品の対比をお楽しみください。(2014/09/24 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
---|---|
カタログ番号 | :TOCC0242 |
スタンフォードは、合唱のための小曲によって、ようやく日本でも知名度が上がってきた感があります。実は30以上の管弦楽付きの合唱曲や7曲の交響曲を作曲するなど、シンフォニストとしての顔があったのです。この「レクィエム」で驚くべきは規模の大きさ!ヴェルディやベルリオーズの大曲に匹敵します。しかし内容は、どこまでも穏やか、平和な気分が広がり、聴く者の心を慰め癒す類いのレクィエムです。オペラからの抜粋、特に序曲で聴ける立派な管弦楽の響きは、スタンフォードの知られざる一面を象徴するものです。マルコポーロ・レーベルの再発売盤で、世界初録音です。*マルコポーロ8.223580-81からの移行商品。(2005/02/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.555201-02 |
バルセロナ生まれで作曲をコープランドやパーシケッティに師事したバラダが、80年代以降に書いた2つの漫画チックな"トラジ・コメディ"をお届けします。かつてのアヴァンギャルドな作風から離れ、乾いた、諧謔的な楽想が面白いったらありゃしない、音楽だけでも十分に楽しめます。前作の後日談にあたる「欲望の街」では、やり手ビジネスマンになった主人公のカウボーイが日本皇室の使者と自動車を巡る取引を繰り広げる場面が要注目。「ハングマン、ハングマン!」では結局、街に大金をもたらす人物となり死刑執行を免れた主人公、最期は射殺され冷凍保存、更に後日談がありそうな結末を迎えます。(2002/11/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.557090 |
当シリーズではもう御馴染みのバラダによる、現代音楽に民俗的要素を巧みに取り込んだ、フレッシュな感覚溢れるオーケストラ作品集です。チェロ協奏曲「ニューオリンズ」は、その名の通りジャズが色濃く反映された作品で、独奏チェロがポルタメントも豊かに、極めて濃厚な黒人霊歌風の「歌」を披露します。また4つのギターのための協奏曲では、4台のギターが全て余すところなくフルに生かされており、様々な仕掛けに事欠かないオーケストラと、絶妙の絡み合いを聴かせてくれます。パッサカリアもまた力作で、各楽器がそれぞれ同時に色々な楽想を展開しながらも全体が調和を持っている、独特の遠近法的感覚がユニークです。(2003/10/01 発売)
レーベル名 | :Naxos |
---|---|
カタログ番号 | :8.557049 |
非常に活力に満ちた3つの作品。これらを作曲したのはアイルランドの作曲家ジェローム・ド・ブロムヘッド。アイルランド王立音楽院で学び、ダブリンではセオアーズ・ボドリーに師事、ギタリストとしても活動した人です。宇宙の規模とエネルギーを示唆した「A Lay for a Light Year」の爆発的な音楽、エレガントで抒情的な雰囲気とストラヴィンスキーを思わせる激しさが同居する「ヴァイオリン協奏曲」、広大な空間感覚を提示する「交響曲第2番」はどれもコンサート向きの華やかさを持っています。(2017/08/25 発売)
レーベル名 | :Toccata Classics |
---|---|
カタログ番号 | :TOCC0422 |