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スペクトラム・コンサーツ・ベルリン

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    アレンスキー:室内楽作品集 - ピアノ五重奏曲/弦楽四重奏曲第2番/ピアノ三重奏曲第1番(スペクトラム・コンサーツ・ベルリン)

    幼い頃から作曲に勤しみ、ペテルブルク音楽院で対位法とフーガを学んだというアレンスキー(1861-1906)。彼の作品からは間違いなく恩師リムスキー=コルサコフと偉大なるチャイコフスキーの影響が感じられます。しかしこれらの室内楽曲からは、ロシア音楽の伝統よりも、ドイツの先人たち…メンデルスゾーンやブラームスの香りが感じられるのではないでしょうか。実は、その折衷的な作風が、恩師からは「すぐに忘れられるだろう」と言われてしまったしまったというアレンスキーですが、文豪トルストイは「シンプルでメロディアスな作品を書く彼は、現代の作曲家たちの中でもベストである」と大絶賛。やはり単なる「個性のない音楽を書く人」ではなかったようです。そんな彼の3つの室内楽を聴いてみてください。ブラームスやチャイコフスキーの雰囲気の中に、紛れもない個性が匂い立つ…そんな素晴らしい音楽を楽しむことができるでしょう。(2015/11/25 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573317

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    ウォルデン:ホルン三重奏曲/ヴァイオリンとピアノのための作品集(クルーク/チャン/レヴィン/クレッツ)

    現代アメリカの作曲家らしく、このウォルデンも様々な才能を有しています。作曲家、クラリネット奏者、指揮者、俳優、映画監督、そして教師、どれもが超一流というのですから何ともうらやましい話です。とりわけ有名なのは全裸ミュージカル「Oh!Calcutta!」の音楽でしょう) ここに収録された作品は、すべてシリアスで重厚な趣きをたたえており、とりわけ「三重奏曲」は9.11事件への怒りが描かれた悲痛な作品です。(2008/10/08 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559355

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    コルンゴルト:組曲/ピアノ五重奏曲(スペクトラム・コンサーツ・ベルリン)

    ピアノ三重奏曲などを収録した前作(8.574008)に続く、ベルリンの名アンサンブル“スペクトラム・コンサーツ・ベルリン”が演奏するコルンゴルトの室内楽作品集。今作では更に多彩な表現力を駆使し、コルンゴルト作品の持つ華やかさを歌い上げます。『組曲』は1930年の作品。戦争で右手を失ったピアニスト、パウル・ヴィトゲンシュタインのために書かれた曲で、ピアノ・パートは左手だけで奏するように作曲されていますが、複雑な対位法が随所に用いられており、演奏難度は非常に高く、決して両手が紡ぎ出す響きに劣ることはありません。荘重な前奏曲とフーガ、軽やかなワルツ…と曲ごとに表情が変わり、聴き手の耳を飽きさせることがありません。1922年の「ピアノ五重奏曲」は歌劇《死の都》の大成功の直後に書かれた美しい作品。伸びやかな旋律と厚みのあるハーモニーが魅力的。(2020/11/13 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.574019

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    コルンゴルト:ピアノ三重奏曲/弦楽六重奏曲(スペクトラム・コンサーツ・ベルリン)

    (2020/10/23 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.574008

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    シュルホフ:室内楽作品集(スペクトラム・コンサーツ・ベルリン)

    プラハ生まれの天才、エルヴィン・シュルホフ(1894-1942)。第二次世界大戦時は「退廃音楽」の作曲家として排斥されながらも、戦後はその作品が再評価され、ここ数十年でますます人気を獲得しています。彼はその生涯において様々な作風を取り入れた作品を多数残し、その中には実験的な作品や、ジャズ風味の作品まで多種多様なものが含まれています。このアルバムには、彼がベルリンで華やかに活躍していた1924年から1927年までの作品を収録。アルバン・ベルクに宛てて書いた手紙の中で「リズミカルな中毒性を持つ作品」と語った「5つのジャズ・エチュード」や、バルトーク、コダーイ、そしてドビュッシーの作品にも似た「ヴァイオリン・ソナタ」と「二重奏」、暴力的な音が昨裂するキュビスムの影響を受けた「六重奏」の4作を、近現代作品を得意とするスペクトラム・コンサーツ・ベルリンが見事に演奏しています。(2016/10/28 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573525

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    トッホ:ヴァイオリン・ソナタ第1番/弦楽三重奏曲 Op. 63/チェロ・ソナタ Op. 50 (オウデンウェイェル/ヘーン/マインツ)

    このアルバム、始まった途端に音がはじけるかのようです。オーストリアの作曲家エルンスト・トッホ(1887-1964)はウィーン大学で哲学を、ハイデルベルク大学で医学を学んだ人で、作曲はあくまでも独学でした。しかし1909年に彼の作品「室内交響曲ヘ長調」が初演され、これがモーツァルト賞を受賞したことで、彼は本格的に作曲家の道を歩むことになるのです。このアルバムでは彼の芸術的変遷のほぼ40年間を辿るものであり、最初期の作品であるヴァイオリン・ソナタはまるでブラームス。彼の友人はこの曲を「ブラームスの第4番」と呼んだほどでした。第1世界大戦ではイタリア前線に配属され帰還。そして1920年代は彼の最も充実した時代であり、次々に新しいスタイルの音楽を生み出しましたが、その後ナチスの迫害から逃れアメリカに亡命。ハリウッド映画音楽などにも手を染めつつ、戦後は7曲もの交響曲を書くなど精力的に活動を続けたのです。ここで演奏しているシュペクトラム・コンチェルト・ベルリンは、トッホの作品を精力的に演奏し、トッホが亡命した際、短くカットされた作品を復刻するなど、彼の作品の普及に力を注いでいます。(2014/05/28 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559716

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    トッホ:ピアノ五重奏曲/ヴァイオリン・ソナタ第2番/ブルレスケ/3つの即興曲(シュペクトラム・コンチェルト・ベルリン)

    オーストリアで生まれマンハイム、ベルリンで教鞭を取り1933年戦争のためパリに亡命、1935年にアメリカに定住したトッホの作品は、モーツァルトと後期ロマン派の作風を根底に置きつつも、様々な現代的手法を盛り込んだ興味深い作品を多数書いています。強烈な印象を残す五重奏、ベルリン時代の陰鬱なヴァイオリン・ソナタなどシュペクトラム・コンチェルト・ベルリンの的確な演奏で。(2008/06/11 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559324

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    トッホ:舞踏組曲/チェロ協奏曲(ポルテラ/キャロル)

    (2010/04/15 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559282

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    ドホナーニ:弦楽三重奏曲「セレナード」/六重奏曲(シュペクトラム・コンチェルト・ベルリン)

    ちょっと珍しい編成の2曲ですが、まずは弦楽三重奏曲「セレナード」。弦楽四重奏曲との大きな違いの一つに、ヴィオラの活躍度が格段に高いことが挙げられます。例えば第2楽章などでは、この縁の下的イメージの楽器が、心ゆくまで甘い旋律を歌ってくれます。また第3楽章では3つの楽器が、火花の散るような掛け合いを見事に演じ、息を呑む思いがします。一方の六重奏曲は、ピアノ・弦・管の三位一体による音色の多彩さが魅力的で、終結部分の分厚いクライマックスなど、実に聴き栄えがします。もちろん両曲とも美しいメロディーに溢れ、ドホナーニの知られざる実力が満開の魅力的な一枚です。(2003/06/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557153

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    ハービソン:4つの孤独な歌/ヴァリエーション/たそがれの音楽(シュペクトラム・コンチェルト・ベルリ)

    ピューリッツァー賞にも輝いたハービソンによる、演奏効果に富む室内楽曲3曲です。ピアノ、ヴァイオリンに管楽器を加えた2曲の三重奏曲(「変奏曲」ではクラリネット、「トワイライト・ミュージック」ではホルン)では、それぞれの楽器の持つ「らしさ」と、それらの組み合わせの面白さの両者がうまく引き出されています。例えば前者の終曲や、後者の第2楽章に聴く音の渦などは手に汗を握る展開といえましょう。「4つの孤独な歌」は、無伴奏ヴァイオリン曲ですが、しなやかなヴァイオリン的な表現に満ちながら、このジャンルの楽曲にありがちな「力み」が少なく、そのタイトルにもなるほど、といった感があります。(2003/12/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559173