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ルルジャン, メロディ

Search results:3 件 見つかりました。

  • グレトリー:歌劇「獅子心王リシャール」(イス/ルルジャン/ペルボー/ル・コンセール・スピリチュエル合唱団&管弦楽団/ニケ)

    【グレトリの代表作をニケが待望の録音、音楽と映像のセットで登場!】18世紀後半のフランスで最も愛された作曲家で、マリー=アントワネットの寵を受けながらフランス革命後も絶大な人気を保った、ベルギー出身のグレトリ。19世紀以降も衰えなかった人気は、ユーロ導入前の故郷ベルギーで高額フラン紙幣にその肖像が使われたり、フランコ・ベルギー派の作曲家ヴュータンのヴァイオリン協奏曲第5番にその旋律が使われていたことにも示されています。そのヴュータン作品の典拠になったほか、ベートーヴェンがピアノのための変奏曲に仕上げたブロンデルのロマンス「燃える情熱」、チャイコフスキーが歌劇《スペードの女王》で引用したローレットのアリア「夜になるとあの人と話すのが怖い」、フランス革命のなか王政主義者の間で歌われたブロンデルのアリア「おおリシャール、おお我が王」などを含む音楽史上の重要作品が、彼の代表作のひとつ《獅子心王リシャール》。戦いと冒険に明け暮れたと伝わるイングランド王リチャード1世、通称獅子心王リチャード(フランス読みでリシャール)の救出劇を描いたこの作品は、台詞をはさんで進行するオペラ・コミーク初期を代表する記念碑的作品にもかかわらず、録音・映像が意外なほど出てきませんでした。今回のアルバムは滅多に表れない古楽器での録音としてもきわめて貴重で、18世紀フランス語オペラに名盤多数のニケのチームがこれを手がけている意義は計り知れません。しかも今回はCDとDVDのセットで、映像の舞台演出は古典的演出に定評のあるピンコスキという豪華さです。ニケの演奏も力強さ漲る素晴らしいもの。豪華な歌手陣と詳細な時代考証に支えられた躍動感溢れる力演をお楽しみください。(2020/09/25 発売)

    レーベル名:Château de Versailles Spectacles
    カタログ番号:CVS028

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    ドビュッシー:選ばれた乙女/聖セバスティアンの殉教/夜想曲(フランス放送少年少女合唱団/フランス放送フィル/フランク)

    【透明感あふれる「選ばれた乙女」と、彩色豊かな「夜想曲」 ミッコ・フランクが描くドビュッシー】ミッコ・フランクとフランス放送フィルによるドビュッシー。「選ばれた乙女」ではソフィ・ジャナン率いるフランス放送少年少女合唱団が素晴らしい歌唱を聴かせ、作品の透明度をさらに上げるたいへん美しい効果を生んでいます。アンドレ・カプレの協力によりまとめられた「聖セバスティアンの殉教」からの交響的断章では、室内楽的なアンサンブルと大管弦楽の響きの対比を堪能。そして夜想曲は「雲」での澱みと揺らぎの妙、色彩感高く聴かせる「祭」を経て、再び合唱が加わり、より広がりのある音楽を聴かせる「シレーヌ」に回帰することにより、アルバム全体で弧を描くような構成にまとめて上げています。(2022/04/08 発売)

    レーベル名:Alpha
    カタログ番号:ALPHA777

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    ルモワンヌ:歌劇「フェドル」(ワンロイ/ベーア/クリストヤニス/パーセル合唱団/オルフェオ管/ヴァシェギ)

    【グルックと同時代の知られざるオペラ、その真価を問う蘇演録音】ドルゴーニュに生まれ、地方巡業の指揮者としてデビューしたルモワーヌは、1770年にその職を捨ててドイツへ向かい、ベルリンでグラウンやキルンベルガーなどと学んだ後、オペラ作曲家として再デビューを果たしました。惚れ込んだオペラ歌手とフランスで一緒に生活を始めたのが1782年。グルックやサリエリといった外国出身の人気作曲家が全盛のパリで、ルモワーヌの作品は堅苦しいという評価でしたが、2作目の悲劇であった《フェードル》はまずまずの成功を見せたといいます。その後イタリアでさらに研鑽を重ね、帰国後にもいくつかのヒット作を飛ばしました。しかし今日その名前はすっかり忘れ去られてしまい、今回日の目を見た《フェードル》も世界初録音となります。物語はギリシャ神話に題材を得たラシーヌの悲劇を元にしたもの。舞台はテゼーの王宮で、その妻フェードルは継子であるイポリートに恋をしてしまい、そこから悲劇が起こります。古楽系やフランスのレパートリーを中心に引っ張りだこのソプラノ、ワンロイのほか、旬の歌手たちが知られざる作品の魅力を浮き彫りにしています。(2020/04/10 発売)

    レーベル名:Bru Zane
    カタログ番号:BZ1040