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ムジカ・エテルナ

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    シュペルガー:弦楽のための交響曲集(ムジカ・エテルナ/ザジチェク)

    18世紀後半のウィーンなどで様々な貴族に仕えたシュペルガーはコントラバス奏者として名を馳せただけでなく、ベートーヴェンの作曲の師でもあったアルブレヒツベルガーに師事し、様々なジャンルで多数の作品を残しました。当盤では45曲ある交響曲から3楽章形式の3曲を選びました。ここには刺激的な物は何もありません。でも代わりに、18世紀後半のオーストリア音楽ならではの約束された美があります。特に終楽章の高揚は注目に値します。交響曲の系譜の研究には是非チェックしておきたい一人と言えるでしょう。スロヴァキアの弦の名手たちが古楽器で奏でます。(2001/05/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.554764

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    ツィンマーマン:弦楽四重奏曲第1番 - 第3番(ムジカ・エテルナ)

    アントン・ツィンマーマンの名前を聞いてもピンと来ないのは当然です。18世紀半ばに彼が活躍したハンガリー(現在はスロヴァキア)のブラティスラヴァは、政治、経済、文化、宗教の中心地であり、音楽の華も咲き誇る都市でした。彼はあらゆる分野で作品を残しましたが、今日ではその名を忘れられています。当盤の収録曲は「6つの弦楽四重奏曲」からの前半の3曲で、ハイドンの影響が濃厚に感じられますが、その優美な楽想は、18世紀ならではの魅力を湛えた未知の音楽との新たな出会いの喜びをもたらします。メヌエット2曲を含む5楽章制の採用も注目されるところ。ブラティスラヴァに集った音楽家たちの演奏であることも見逃せません。(2004/02/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.553952

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    ムッファト:合奏協奏曲第1番 - 第6番(ムジカ・エテルナ/ザジチェク)

    ちょっと我慢して音楽史のお勉強をしておきましょう。ムファットはドイツ音楽発展の歴史において、シュッツとバッハの時代を結びつけた偉人たちの一人。十歳頃にパリへ渡り、あのリュリに師事して音楽の基礎を習得、その後イタリアでも学ぶ(コレルリの合奏協奏曲も聴いた筈)。ザルツブルクやパッサウで活躍、私生活では9人の息子の父親。彼の経歴の成果が最も発揮されたのが、ここで聴く合奏協奏曲集。全5楽章のうち最初の2つはイタリア風、続く3つはフランス舞曲風と、見事に両国の音楽趣味を統合。各曲のタイトルは初演の状況に関連するとされ、音楽自身の性格ではありません。(2001/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.555096

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    ムッファト:合奏協奏曲第7番 - 第12番(ムジカ・エテルナ/ザジチェク)

    ドイツの名匠ムファットはスコットランド人を父に、フランス人を母に持つという生まれながらのコスモポリタン。彼の合奏協奏曲は前半がイタリア風で後半がフランス風と、音を聴いただけでは作曲家の国籍がわからないのですが、リュリに学びコレルリの音楽に感動した体験が生きた、贅沢な楽しみが可能なバロック音楽なのです。特にお薦めしたいのは荘重な部分で、短調作品のしんみりしっとりの魅力はたまりません。各曲のタイトルは初演時の情勢を示すものとされ、音楽との直接の関わりはありません。第1集(8.555096)と共にお楽しみください。(2002/04/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.555743