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バルト, ロバート

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    ヴァイス:リュート・ソナタ集 10 - 第28番、第40番/ロジ伯爵の死を悼むトンボー(バルト)

    NAXOSの人気シリーズ、ヴァイスのリュート作品集もついに第10集を数えました。シリーズを通して深い解釈を聴かせるロバート・バートの冴え渡る技巧も、ますます深化を遂げています。このアルバムでは2曲のソナタを中心に収録。どちらもかなり規模の大きな作品で、静けさの中に周到に張り巡らされた音の迷宮を彷徨う楽しみを味わうことができるでしょう。「有名な海賊」と題された第28番のソナタは、恐らく1719年頃の作品で、その前年に海上で戦死した「黒ひげ」と呼ばれる海賊の追悼の意味で書かれた作品といわれていますが、詳しいことはよくわかっていません。最後の曲に名前の残るロジ伯爵は、実は素晴らしいリュート奏者で、当時「リュートの王子」と呼ばれた名手です。もし彼が貴族でさえなかったら、後世に残る音楽家になっていたに違いありません。ヴァイスも多大なる影響を受けており、伯爵が亡くなった時に音による賛辞を送ったのです。(2010/03/17 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572219

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    ヴァイス:リュート・ソナタ集 11 - 第30番、第39番、第96番(バルト)

    どうしてこんなにファンがいるの?と驚くほどに、リュート・ファンの間で人気が高いヴァイスのソナタ集、待望の第11集です。バッハと同じ年に没した作曲家ですが、当時、イタリアとフランスのスタイルをミックスした「当時の現代音楽」を書いた人であり、もちろん最大のリュート奏者としても活躍していました。このアルバムでも、いつものように3曲が収録されていて、どれもが素晴らしい霊感に満ちています。第39番は、まるでリュリの作品のようなフランス風序曲で始まる壮大な曲であり、第96番は作曲家の死後、10年経ってモスクワで写譜が発見された曲。比較的容易な技巧で書かれていて、恐らく教育用と思われます。第30番は1725年から30年の間に書かれたもののようで、前奏曲はあとから付されました。なぜかというと、ヴァイスは譜面にアルマンドから記すことで、前奏曲はその場で即興演奏することを好んだからだと言われています。なんとも楽しい話ではありませんか?演奏はおなじみ、名手バートによるものです。(2012/03/14 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572680

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    ヴァイス:リュートのためのソナタ集 1 (第36番、第42番、第49番)(バルト)

    ドイツのリュート奏者ヴァイスが活躍した18世紀には、既にリュートは楽器としてかつての栄光を失っていました。でもヴァイスは凄かった、リュートの残された可能性に目を向け、自分の超絶技巧を生かし、音楽の表現の幅を極限まで拡大したのです(後に続く者が出ないのは悲劇でしたが)。リュートが最後に咲かせた華をお楽しみ下さい。演奏技巧の困難さに加えてカンタービレがウリの音楽だけあって曲全体に詩情があふれ、特に短調のナンバーは心に染み渡ります。リュート以外のいい仕事はありませんが、忘れることのできないバロックの大作曲家です。(1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.553773

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    ヴァイス:リュートのためのソナタ集 2 (第5番、第25番、第50番)(バルト)

    自らの超絶技巧とメロディーの才能によって、バロック時代にリュート音楽の最後の花を咲かせたドイツのヴァイス。ソナタと言っても実質的には舞曲を集めた組曲で、フランスのエレガンスとイタリアの元気を融合、かつ技巧的にスリリングでもあり、リュート音楽史上では見逃せない作曲家です。なぜか録音では無視されて、ソナタをまとめたディスクは極めて少ないところに、ナクソスが挑戦する注目のシリーズの第2弾。アメリカ出身でドイツに住むバートが、バロック・リュートで理想的な演奏を展開。生活のBGMにも好適です。(1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.553988

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    ヴァイス:リュートのためのソナタ集 3 (第2番、第27番、第35番)(バルト)

    恐らく作曲時期がかなり広い期間にわたる3作品を収録しました。最初の「ニ長調」は名曲です。冒頭のプレリュード以下、流線型の、行書体のような音楽の形が、バッハやヘンデルのような、どちらかというときっちりした音楽が目立つこの時代としては新鮮。何気ない美に、つい時間の経過を忘れて聴き入ってしまいます。バロック・リュートは調性がサウンドに与える影響が大きく、ニ長調の可能性を拓いたのがヴァイスなのです。ハ短調作品は悲劇的なほどの暗さが魅力。リュートに適したニ短調による作品は晩年作、ヴァイスの才能が凝縮されています。(2000/02/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.554350

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    ヴァイス:リュートのためのソナタ集 4 (第21番、第37番、第46番)(バルト)

    収録された3つのソナタは、いずれもドレスデン宮廷時代の作品と推測され、作曲家として熟した時期に書かれています。特に注目したいのが、フランス風序曲に導かれる第46番。この作品には、真に優れた音楽作品だけが持つオーラのようなものが漂っています。聴き手は、同時代の大バッハと区別がつかないほどの高い芸術性を感じ取ることでしょう。この曲の手稿は第二次世界大戦中の爆撃による火災の消火活動のためにひどく痛みましたが、幸いなことにその数年前に出版されていたため、今日までほぼ正しい形で伝えられたのです。(2001/09/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.554557

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    ヴァイス:リュートのためのソナタ集 5 (第38番、第43番)(バルト)

    本来はソナタを聴くべきシリーズですが、当盤一のお薦めは「トンボー」です、断然!ヴァイスには有名な別の「トンボー」があって、当盤収録作は有名ではない方ですが、深い哀しみに覆われた調べは、短いながらヴァイス屈指の名品と呼んでよいでしょう。変ホ短調という珍しい調性の採用も注目されます。他の2つのソナタは、いずれも舞曲を集めた組曲と呼んでもよいもの。落ち着いた曲想は、リュートの優しい音色と相俟って、さりげなく心に忍び込んできます。ボーっと聴いて癒される、そんな楽しみ方を提案します。(2002/11/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.554833

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    ヴァイス:リュートのためのソナタ集 6 (第7番、第23番、第45番)(バルト)

    当盤に収録の3曲は、それぞれヴァイスの作曲活動の初期・中期・後期に書かれたものです。晩年作の「第45番」は、恐らくは音楽史上最大規模のクラントを含むなど、30分を超える規模から、ヴァイスの全作品中でも特に注目していただきたいものです。スカルラッティやコレルリらのイタリア風の作曲スタイルにより、内容的にもヴァイスの最上の成果物と言える傑作です。「第7番」は最初期の作品の一つで、全体をメランコリックな雰囲気が支配します。終曲を「サルタレッラ」で締め括る中期の第23番はカンタービレの質において際立っており、音楽の美しさにじっくりと耳を傾けるに相応しい作品です。(2005/06/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.555722

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    ヴァイス:リュートのためのソナタ集 7 (第15番、第38番)(バルト)

    ヴァイスは没年が大バッハとぴったり重なったわけですが、当盤に聴くソナタ「第15番」は、音楽の実質もバッハ的と言えるでしょう。冒頭の朗々とした「アルマンド」から、まるでバッハの無伴奏チェロ組曲を聴いているかのような感触があります。最晩年作の「第48番」は、当時としては珍しい嬰ヘ短調という調性を採用し、演奏技巧的にも極めて難しく、そして流れるような美しさを持つ作品に仕上がっています。スカルラッティの鍵盤ソナタにも比肩しうる名作と言えるでしょう。バートの演奏は常に見事、録音状態も良好です。(2006/07/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557806

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    ヴァイス:リュートのためのソナタ集 8 (第19番、第34番、第36番)(バルト)

    バッハと同じ年に亡くなったヴァイスのリュート・ソナタを、日本を含め世界中で活躍するリュート奏者バートが弾く絶好調のシリーズ、その第8集です。「第36番」のサラバンドは主な調性であるニ短調ではなくヘ長調で、天国的な平和を表現。「第19番」のアルマンドでは、息の長い旋律に、思わず耳が引き寄せられます。ヴァイスの特徴的な一面である癒し系のサウンドに感嘆!「第34番」は、数多いヴァイスのリュート・ソナタの中でも特に有名な作品。大バッハの峻厳な音楽を想起させる充実したソナタは、激しい「ジグ」で締め括られます。リュートの典雅な響きと技巧性を融合させた手腕には脱帽です。(2007/03/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.570109