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シュタルマイスター, ブリッタ

Search results:7 件 見つかりました。

  • リヒャルト・ワーグナー:楽劇「ニーベルングの指環」全曲

    (2013/10/23 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC939

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    コルンゴルト:歌曲集 1 (シュタルマイスター/シェンカー=プリムス/ジモン)

    幼い頃から音楽の才能を示し、15歳の頃にはすでにプロの作曲家として活動していたコルンゴルト(1897-1957)。しかし彼は時代の波に揉まれ、その才能を存分に発揮することは結局かなわず、彼としては意に添わなかったであろう「映画音楽」の分野での活動が、ハリウッド音楽の源流とまでになったのは本当に皮肉なことでした。ここに収録された歌曲は彼が生涯を通じて愛していた分野です。とりわけ珍しいのは、彼が13~14歳の頃に書いた「若き歌」です。1911年に父親へのクリスマス・プレゼントとして書かれた12の歌(本当はOp.5とされていた)は、彼の父親の意に添わず「歌の中に美徳なし」とされてしまい、結局Op.5は別の曲に付され、この歌曲集は出版の機会を失ってしまったのです。良い曲なのですが…。(2011/06/15 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572027

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    シューマン:ばらの巡礼/レクイエム Op. 148 (ダス・ノイエ・オルケスター/シュペリング)

    シューマン(1810-1856)がその晩年になって、立て続けに作曲したオラトリオ「ばらの巡礼」とレクイエム変ニ長調の2曲を、シュペリングの慈愛溢れる演奏で。「ばらの巡礼」は、人間界に下ったばらの精の物語であり、題材は若き頃の作品である「楽園とペリ」に似ているものの、はるかに円熟した音楽に満たされています。レクイエムは彼の最後の大作であり、持てる力を全て振り絞ったかのような悲痛さと、静謐な美しさを備えています。どちらも極めて充実した作品でありながら、あまり演奏の機会に恵まれないこの2曲を、等身大の姿で再現した名演です。(2013/08/21 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC871

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    シュワントナー:すずめ/琥珀の音楽/アグェド・ピサロの2つの詩(ホルスト・シンフォニエッタ)

    シュワントナーはアメリカで最も成功し、尊敬を集める存命の作曲家の一人。主にドビュッシー、メシアン、クラムの影響を受けていると言われる彼の室内楽を、世界初録音曲2つを含めて収めた当盤。我々日本人には嬉しい作品から始まります、小林一茶の15の俳句の英訳版をテキストに用いているのですから!俳句の世界をそのまま音楽化するというよりも、内容をシュワントナー独特の夢幻的とも言える美しいサウンドで表現することに成功しています。こんなわかりやすい現代音楽なら大歓迎!他の収録作品も、基本的に無調の音楽ではありますが、その幻想的な音空間に酔い痴れます。演奏家に2人の日本人が参加しています。(2004/11/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559206

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    プフィッツナー:歌曲全集 1 (シュタルマイスター/シモン)

    ドイツ後期ロマン派の作曲家&指揮者プフィッツナー(1869-1949)の愛すべき歌曲集第1集です。彼は生涯のほぼ全域に渡って歌曲を作曲していましたが、この第1集では1884年から1923年に書かれた"高い声"のための歌曲を収録しています。もともとはロシアで生まれた彼ですが、3歳の時にフランクフルト・アム・マインに移住。父がオーケストラのヴァイオリン奏者であったため、幼い頃から音楽に親しみ、11歳で最初の作品を書いたことが知られています。現存する作品は、このアルバムにも収録されている「若き日の6つの歌曲」であり、こちらは1884年から1887年にかけて仕上げられていますが、すでに完成された音楽であるところが早熟の天才たる所以でしょうか?マーラーの影響を強く受けた人として知られますが、その作品は民謡風でもなく、R.シュトラウスのように饒舌でもなく、あくまでも端正な中に熱い表現を込めるやり方で、魅惑的なメロディとともに聴き手の心を揺さぶります。(2013/11/20 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572602

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    プフィッツナー:歌曲全集 3 (バウムガルトナー/シュタルマイスター/ジモン)

    後期ロマン派の作曲家プフィッツナーの歌曲全集の第3集。このアルバムには2つの注目すべき歌曲集が含まれています。1924年の「愛の歌」はプフィッツナー自身が「曲順を変えることなく、必ず6曲全てを歌うこと」と指定された緊密な結びつきをもって構成された歌曲集。タイトルこそ「愛の歌」ですが、内容は「幸福と苦しみ」についてであり、強い感情が表出されています。1931年の「6つの歌」は、内容が二つに分かれており、最初の3曲は過去の恋と満たされない憧れがテーマ、残りの3曲は自然の情景と人間の心を描いています。シューマンの影響が感じられる内省的な雰囲気を持つ初期の「ほっそりとした睡蓮」や、児童合唱を交えた「クリスマスの歌」の無垢な美しさにも心惹かれます。(2019/05/24 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573081

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    プフィッツナー:歌劇「パレストリーナ」(ブロンダー/シュタルマイスター/マーンケ/コッホ/フランクフルト歌劇場管/K. ペトレンコ)

    厳格な教皇ピウス4世によって、ポリフォニー様式のミサ曲の全廃が検討されていた頃(多声ではなく、グレゴリオ聖歌のような単旋律に戻そうという動き)、それを危惧した枢機卿ボロメオがパレストリーナに新作ミサ曲を依頼します。パレストリーナの弟子や息子は、その時代の前衛音楽に心惹かれています。年齢と能力の衰えを理由に、一度は依頼を断ろうとしたパレストリーナですが、その夜に過去の巨匠たちの幻影や、天使たちが現れ、それに拠って霊感を得たパレストリーナは、美しいミサ曲を書き上げます。
    トリエントの宗教会議では、スペインとイタリアの間で激しい紛争が起こりますが、パレストリーナが書いたミサ曲のおかげで解決します。しかし、結局のところ、彼自身は自らの引き際を感じ、最後は祈りで終息します。
    後期ロマン派の作曲家、プフィッツナーによる大作「パレストリーナ」。この作品は実在の作曲家パレストリーナが「教皇マルチェルスのミサ曲」を書くにあたってのエピソードを中心に、芸術家の厳しい自律の精神と、16世紀当時の宗教問題も交え描かれた壮大なるドラマです。1917年にワルターの指揮で初演され、トーマス・マンを始めとした文化人たちに高く評価されました。高い倫理性と哲学的な真摯さを持ち、また、パレストリーナが霊感を得る場面からミサを書き上げるまでの音楽の素晴らしさは、言葉に尽くせません。
    ドイツでは非常に大切にされているこの作品、オペラに付き物の恋愛要素はありませんし、なかなか理解するのは難しいかもしれませんが、過去にはクーベリックの名演があったり、最近では見事な映像もリリースされているので、一度味わってみてはいかがでしょう?素晴らしい歌手陣とペトレンコの集中力ある指揮が、このドラマを一気呵成に聴かせます。(2012/05/09 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC930