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デュ-クス, フィリップ

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    オルウィン:合奏協奏曲第1番/田園幻想曲/5つの前奏曲/秋の伝説(ロイヤル・リヴァプール・フィル/ロイド=ジョーンズ)

    我が国で多く読まれている「イギリス音楽の手引き書」からも、三省堂の音楽辞書からもなぜか名前が抜け落ちているアルウィン。しかし最近は彼の作品もどんどん認知されてきたように思えます。ここに収録された作品は比較的小規模ですがムードはたっぷり。コールアングレの響きが妙に切ない「秋の伝説」、一瞬喜ばしげな表情を見せる「マスク」序曲など淡い色彩感が心地よい曲ばかりです。(2008/09/10 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.570704

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    レベッカ・クラーク:ヴィオラ作品集(デュークス/ホープ)

    クラークは、ジェンダーの問題から、ヴィオラ奏者/作曲家としてのキャリアを十分に開花させることができず、一時はほとんど忘れられた存在となっていましたが、その超弩級の実力から近年彼女への関心は増すばかりです。とりわけヴィオラ・ソナタは、美しすぎるほどの旋律と透明感溢れる和声、ちょっと物憂げで、湛えられた情感の濃密さと十全な書法により、演奏家と聴衆に対して絶大なアピール力があり、今後標準的なレパートリーとなっていくと思われます。作品により、後期ロマン派風、印象派風、新古典主義風と様々な相貌を見せますが、すべてに彼女の明確な個性が刻印されているといってよいでしょう。(2007/03/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557934

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    フォーレ:ピアノ四重奏曲第1番/ピアノ三重奏曲(クングスバッカ・ピアノ三重奏団/デュ-クス)

    フォーレ(1845-1924)の初期の名作であるピアノ四重奏曲第1番は1879年に書かれました。その頃のフォーレは婚約を一方的に破棄されるなど精神的に疲れていましたが、この曲の冒頭はとても荒々しく挑戦的。転調や音色の変化などに実験的要素も多くみられますが、基本的には優しいアルペッジョと流麗なパッセージが現れては消えていくフォーレらしい音楽です。第3楽章の悲痛なメロディには失恋への思いがこもっているとも言われています。対してピアノ三重奏曲は、1922年から1923年、フォーレの最晩年に書かれた作品で、全くムダのない構成を彩る漣のような音型と、チェロ、ヴァイオリンの美しい歌。弟子のフローラン・シュミットが「これこそが音楽だ。そして音楽以外の何者でもない。」と評したほどの完璧な音楽です。晩年のフォーレのメロディは時として、薄暮の中に沈むような揺らぎを持ちますが、この曲は豊かな旋律性を湛えています。添えられた3曲はどれもお馴染みの作品で、フォーレ入門にもふさわしい彩りを持っています。(2013/11/20 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573042

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    フォーレ:ピアノ四重奏曲第2番/ドリー組曲 - コモリウタ/3つの無言歌/ピアノ三重奏曲(クングスバッカ・ピアノ三重奏団/デュ-クス/ホスフォード)

    フォーレ(1845-1924)の音楽と言うと、あの美しいレクイエムを思い起こす人も多いのではないでしょうか?あくまでも清らかであり、一切の夾雑物を削ぎ落としたかのような柔和な優しさに溢れた響きは、永遠の名曲と呼ばれるにふさわしいものです。そんなフォーレは室内楽の分野にも数多くの名作を残しています。このピアノ四重奏曲第2番は1885年頃から1886年、レクイエムと同時期に書かれたものと推測されています。レクイエムの作曲への直接の動機は彼の父の死と言われていますが(フォーレ自身は否定している)この作品全体にも仄かな悲しさが漂っています。第1楽章、冒頭の激しく打ち付けるピアノの音は、まるで雨粒のような切なさを呼び起こします。クングスバッハ・ピアノ三重奏団によるこの演奏、カップリングされている他の曲も魅力的。元々はピアノ独奏曲である"ドリー"の子守歌、続く「3つの無言歌」のしっとりとした編曲版と、後期の作品であるピアノ三重奏曲のヴァイオリン・パートをクラリネットに置き換えた印象的な編曲。これは他では聴くことのできないユニークなものです。(2014/08/27 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573223

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    ブリテン:シンプル・シンフォニー/テンポラル・ヴァリエーションズ/イギリス民謡組曲「過ぎ去りし時」 Op. 90 (ノーザン・シンフォニア/ヘッドフォード)

    ブリテンがまだ10代の頃にしたためた音楽を後にまとめた「シンプル・シンフォニー」は初期の代表作で、題名通りのシンプルさが心に残る名作。ヴィオラ独奏が入る「ラクリメ」は晩年の名曲で、ヴィオラだけに表現可能な世界を作り上げます。「イギリス民謡組曲」はブリテン最後の管弦楽曲で、当盤の指揮者ベッドフォードは初演者。2つの世界初録音のうち「テンポラル・ヴァリエーションズ」はオーボエとピアノという形態で初演された後に封印され、作曲者の死後に出版されました。ここでは管弦楽版に編曲されたものをお届けします。歌曲の佳品「子守歌のお守り」も管弦楽伴奏版です。コリンズ・レーベルの再発売盤。 (2005/03/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557205

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    リスト:ベルリオーズ - イタリアのハロルド(ヴィオラとピアノ編)/ロジャー:アイリッシュ・ソナタ(デュ-クス/レーン)

    1833年、パリで「幻想交響曲」を聴いて感動したパガニーニが、ベルリオーズ(1803-1869)に委嘱して書かれたと言われるのが、この「イタリアのハロルド」です。曲はもともとジョージ・バイロンの長編詩「チャイルド・ハロルドの巡礼」の場面に着想を得たものであり、第1楽章で独奏ヴィオラが提示する「ハロルドの主題」は形を変えて全曲に現れます。パガニーニは、ヴィオラの超絶技巧を生かした華やかな曲を期待していたのですが、結局はパガニーニの意に沿うことがなく、結局ベルリオーズは当初の企画を若干変更して、ヴィオラ付きの交響詩として仕上げました。この演奏は、その原曲のオーケストラ・パートをフランツ・リストがピアノ伴奏版に書き換えたという、これまた興味深いものです。もう1曲のアイリッシュ・ソナタを書いたのはクルト・ロジャー。シェーンベルクに師事した作曲家ですが、抒情的な作風を見せています。フィリップス・デュークスのヴィオラは芯のある音色ととろみのある響きが魅力的。(2013/08/21 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573011