ニュージーランド・ピアノ集重奏団
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神童というと、どうしてもモーツァルトを思い浮かべてしまいますが、15 歳にしてこんなに見事なピアノ四重奏曲を書いたベートーヴェン(1770-1827)だって、紛れもない神童に違いありません。例えばハ長調の曲の第1 楽章。冒頭こそハイドンや、モーツァルトの面影を感じさせますが、展開部で劇的に短調に転ずるところなどは、まさしくベートーヴェンそのもの。(ちなみにあの名ピアニスト、アルゲリッチも愛奏している作品です)。またアダージョで始まる変ホ長調の第1 楽章は瞬間的にですが、ピアノ協奏曲第3 番の第2 楽章を思わせてもくれるほどの悩ましい音楽です。第3 楽章で各々の楽器が自由に歌い交わすところなども、抱きしめたくなるほど魅力的です。(2009/07/29 発売)
レーベル名 | :Naxos |
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カタログ番号 | :8.570998 |