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ゾレク=アヴェラ, キルステン

Search results:7 件 見つかりました。

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    ハイドン:ミサ曲集 2 - ミサ曲第3番「聖チェチリアのミサ」(ニューヨーク・トリニティ教会合唱団/ルベル・バロック管/バーディック)

    (2010/06/16 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572122

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    ハイドン:ミサ曲集 4 - ミサ曲第8番 「ミサ・チェレンシス」(マリアツェル・ミサ)、第10番 「戦時のミサ」(トリニティ合唱団/レーベル・バロック管/バーディック)

    マリアツェル修道院のために書かれたミサ曲「ミサ・チェレンシス」は1782年に作曲されましたが、この当時ハイドンはほとんどミサ曲を書くことがありませんでした。この曲より以前に書かれたのは1775年頃の小オルガン・ミサですし、この曲の次に書かれたのは1796年の「戦時のミサ」です。そのどちらも宮廷のために書かれたのではないところも面白いところです。曲は輝かしく大規模で、楽器の使い方などにも独自性があり、ハイドンの校訂者として名高いランドンはこの曲をとても高く評価しています。もう1曲の「戦時のミサ」はオーストリアがナポレオンの脅威にさらされていた1796年に作曲されたもので、ティンパニの使い方が特徴的な名曲です。(2010/10/13 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572124

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    ハイドン:ミサ曲集 5 - ミサ曲第5番 「祝福された聖処女マリアへの讃美のミサ(大オルガンミサ)」、第9番(トリニティ合唱団/レーベル・バロック管/バーディック)

    1768~69年頃、ハイドンがエステルハーツィ候ニコラウスに仕え始めた頃に書かれた「ミサ曲 第2番」はアイゼンシュタットのベルク教会のために作曲されたとされています(聖母マリアの祝日のために演奏された後は、聖ヨゼフの日にも使いまわされたようです)。全編に渡ってオルガンが活躍するため「大オルガンミサ」と呼ばれます。ハイドン自身がオルガンを演奏し、喝采を浴びたのではないでしょうか?曲調も全体的に明るく、快活で喜びに満ちた美しいものです。そのほぼ30年後に書かれた「オッフィーダの聖ベルナルドの賛美のミサ」は、サンクトゥスの部分に古い聖歌が使われていることで「ハイリゲ・ミサ」としても知られています。一度はロンドンに永住しようと考えたハイドンですが、結局ウィーンに戻り、この曲が書かれた1796年にはエステルハーツィ家の楽長に再就任、2代目当主のために書かれたミサ曲です。合唱パートがとりわけ充実していて、60歳を超えたハイドンの旺盛な創作意欲が感じられる傑作です。(2010/12/15 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572125

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    ハイドン:ミサ曲集 6 - ミサ曲第2番「ミサ・ブレヴィス」、第14番「ハルモニー・ミサ」(トリニティ合唱団/レーベル・バロック管/バーディック)

    「ミサ・ブレヴィス」とは「小さなミサ」という意味。1749年、変声期を迎えた17歳のハイドンはそれまで活躍していた聖歌隊を去らなくてはいけませんでした。この時、彼が今までの音楽的成果を表すために作曲したのがこの曲だと言われています。知識不足を補うため、彼は当時有名な作曲家であったポルポラに会い、イタリアの音楽様式について学んだのもこの時期です。小さいながらも充実した書式で書かれた溌剌とした音楽です。一方、第12番「ハルモニー・ミサ」は1802年、70歳の時の作品。ハイドン最後のミサ曲で、すでに「天地創造」や「四季」などの傑作をものにしていた彼ならではの堂々とした作品です。1802年9月8日。エステルハージ公爵夫人の命名日を祝う日のための演奏会で初演されました。ここでいう「ハルモニー」とは木管合奏の意味。充実した管楽器の響きが随所に現れる感動的な大作です。ニューヨーク・トリニティ教会合唱団の艶やかな歌声が胸に迫ります。ミサ曲の番号表記は、ブライトコプフ社の旧全集での通し番号に拠ります。(2011/02/16 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572126

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    ハイドン:ミサ曲集 7 - ミサ曲第2番(復元版)、第13番「天地創造」(トリニティ合唱団/レーベル・バロック管/バーディック)

    1805年、73歳を迎えたハイドン(1732-1809)は、若かりし頃に書いた「ミサ・ブレヴィス」にフルート、クラリネット、ファゴット、トランペット、そしてティンパニを加え、豊かな響きに改作しました。これは当時彼の作品を出版していたブライトコップ&ヘルテル社の依頼に応じて、若書きの作品に手を加えたのですが、結局のところ出版されることはなかったようです。もう1曲の「天地創造ミサ」は、オラトリオ「天地創造」の引用があるため、この名前で呼ばれます。女帝マリア・テレジアの聖名日である1801年9月13日に初演された晩年の作品で、流麗なメロディと力強さに溢れた秀作です。(2011/04/13 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572127

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    ハイドン:ミサ曲集 8 - ミサ曲第7番「神なる聖ヨハネのミサ・ブレヴィス」(小オルガン・ミサ)、第12番「テレジア・ミサ」(トリニティ合唱団/ルベル・バロック管/バーディック/グローヴァー)

    ハイドン(1732-1809)のミサ曲全集の第8集です。こちらでシリーズは完結となります。「小オルガンミサ」は1775年頃の作曲で、エステルハージ家の本拠地であるアイゼンシュタットの「慈悲の友修道会」のために書かれています。この教会の修道士たちは、医者としても高い能力を有していて、音楽の治癒力にも絶大なる信頼を置いていました(現在でもリハビリ施設のある病院として知られています)。ハイドンも胃の万能薬を始め、ハーブティー、歯磨き粉などを与えられたそうです。この教会はとても小さかったため、ミサも必然的に小さいものとなったようです。もう1曲の「テレージア・ミサ」はフランツ1世の妃マリア・テレージアのために書かれたと言われていますが、現在ではこれは否定されています。彼女は献呈を受けたのではなく、溺愛するハイドンのミサ曲を自ら蒐集し、コレクションの中に加えていたのでした。1799年、ハイドンの円熟期の充実したミサ曲です。なおミサ曲の番号表記は旧全集に拠っています。(2011/06/15 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572128

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    ハイドン:ミサ曲集 3 - ミサ曲第6番「聖ニコライ・ミサ」/第11番「ネルソン・ミサ」(トリニティ合唱団/レーベル・バロック管/バーディック)

    エステルハージ侯ニコラウスの聖名日のために作曲された、初期の傑作「聖ニコライミサ」は1772年の作品です。この年は、あの有名な「告別交響曲」が書かれた年。ニコラウス侯の夏の休暇が例年よりも延びてしまったことに対して、その作品で不満を訴えたハイドン。その意向を汲んで楽員たちを解放したニコラウス侯。そのお礼も込めてこのミサ曲が書かれたとも言われています。もう1曲は、ハイドン自身が「深き悲しみのミサ」と呼んだ劇的な作品です。ネルソン率いる艦隊がナポレオンの艦隊を打ち破ったという報を訊いたハイドンが、その感激のあまり、ベネディクトにトランペットのファンファーレを付け加えたことから「ネルソン・ミサ」と呼ばれます。この演奏は、オリジナル楽器によるもので、既発のドラホシュ盤(8.554416)との聴き比べも興味深いところです。(2010/08/18 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572123