Home > CD & DVD > Artists

 CD & DVD/BD



ビレット, イディル(1941-)

Search results:169 件 見つかりました。

  • 詳細

    ビレット・コンチェルト・エディション 3 - サン=サーンス:ピアノ協奏曲第5番/ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調/左手のための協奏曲(ビルケント響/フルネ)

    チャイコフスキーでは、重厚で脂ぎったロシアの大地を思わせてくれるような演奏を聴かせるビレットですが、このフランス物でも、なかなか個性的な演奏を繰り広げていて、まことに興味深いものとなっています。サン=サーンスの5 番の協奏曲は、別名「エジプト風」とも呼ばれる異国情緒たっぷりの曲。とりわけ第2 楽章での不思議な響きは中近東の妖しい空気を思い起こさせるものです。ビレットはテンポを遅めに取り、濃厚な音楽を聴かせます(終楽章では一転、爽やかで晴れやかな表情を見せ、この作曲家がフランス生まれだったことに想い至らせるのですが)。ラヴェルの2 曲の協奏曲も、何とも独特な解釈で、好き嫌いは分かれそうですが、一度は聴いておきたい演奏です。名指揮者フルネが独自の音楽を聴かせるところも素晴らしいです。(2011/09/14 発売)

    レーベル名:Idil Biret Archive
    カタログ番号:8.571272

  • 詳細

    ビレット・コンチェルト・エディション 4 - リスト:ピアノ協奏曲第1番、第2番/死の舞踏(ビルケント響/タバコフ)

    爆裂系が好きな人にぜひオススメ。リストの2つの協奏曲と「死の舞踏」です。ビルケント交響楽団を率いるのは、あの名指揮者タバコフ。ビレットの独特な風味を引き立てる実に絶妙なバックを付けています。どうしても力任せに押し切る演奏が多くなりがちなこれらの曲ですが、ここでは、細部にまで目の届いた細やかな音を楽しむことができるというものです。リストの有り余るエネルギーの炸裂と、全編に渡る小気味よいまでのピアノの超絶技巧をぜひお楽しみください。どちらかというと地味な扱いを受けてしまう第2番の楽しさにも、改めて開眼できるかもしれません。笑ってしまううくらに「すごい」死の舞踏の冒頭もぜひ。(2011/12/14 発売)

    レーベル名:Idil Biret Archive
    カタログ番号:8.571273

  • 詳細

    ビレット・シューマン・エディション - シューマン:ピアノ作品集/ピアノ協奏曲/ピアノ五重奏曲(ビレット/ヴィト/ボルサン四重奏団)

    イディル・ビレットにとって、シューマン(1810-1856)は特別な存在です。例えばCD8に収録されている「幻想小曲集 Op.12」は1959年に彼女がパリでLPに収録したもの。当時17歳であった彼女の瑞々しい感性は、2000年に再録した同じ曲にも見事に引き継がれています。また若き彼女が演奏した「クライスレリアーナ」はアルトゥール・ルービンシュタインに絶賛されました。ピアニストとして経歴を積み重ねている彼女ですが、その節目節目には必ずシューマンがあったと言っても過言ではありません。そんなビレットのシューマン、最初のピアノ協奏曲から魅了されること間違いありません。独特の歌いまわしとリズム感には痺れます。名手ヴィトの振るオーケストラも彼女にぴったりと合わせています。CD8は若き彼女のラジオ・インタビューを含む興味深い内容です。ベートーヴェンとは違った面持ちを魅せるビレットのシューマン。これは面白いです。(2015/04/22 発売)

    レーベル名:Idil Biret Archive
    カタログ番号:8.508016

  • 詳細

    ビレット・ソロ・エディション 1 - リスト:ソナタ ロ短調/パガニーニによる大練習曲

    トルコが誇る女性名ピアニスト、イディル・ビレットの名前はNAXOSファンにとってすでにおなじみです。世界中のオーケストラ、指揮者と共演し、また膨大なレパートリーを持つ事でも知られてます。このシリーズにはそんな彼女の姿を知るのに格好のアイテムが揃っています。とりわけリストは彼女が最も得意としている作曲家であり、ここでも冴えた技巧を遺憾なく発揮しています。パガニーニ練習曲は1987年の録音ですが、ソナタは2010年の最新録音です。凄みのある響きと凝った表現をお楽しみください。(2011/02/16 発売)

    レーベル名:Idil Biret Archive
    カタログ番号:8.571282

  • 詳細

    ビレット・ソロ・エディション 2 - リスト:練習曲集/リゴレット・パラフーズ/ワーグナー - 歌劇「タンホイザー」序曲

    1941年生まれのトルコの名ピアニスト、ビレットは16歳でデビューし、以降半世紀に渡ってその技巧と音楽性を発展させ続けています。そんな彼女の最新録音はリストの練習曲とパラフレーズという「いかにも」というものです。「12の練習曲」はリスト15歳の時の作品。後に「超絶技巧練習曲」として煌めく技巧を駆使した作品として改訂されますが、ここではもう少し素朴、かつ平易な音使いとなっています。しかし、至るところに流麗なパッセージが使われていて、単なる少年の習作として切って捨てることは不可能な素晴らしい作品です。演奏会用練習曲は、それぞれ単独でも奏される魅力的な作品で、確固たる技巧と表現力の持ち主でないと、これらの曲の真の姿を描き出すことはできないでしょう。そして2つのパラフレーズ作品は、これぞリスト!と言える華やかさ。音符の多さに圧倒されること間違いありません。年齢を重ねた渋さも加わったビレットのリストをどうぞお楽しみください。(2011/11/16 発売)

    レーベル名:Idil Biret Archive
    カタログ番号:8.571286

  • 詳細

    ビレット・ソロ・エディション 3 - リスト:12の大練習曲 S137/R2a

    リストの数ある作品の中でも「超絶技巧練習曲」はとりわけ人気を誇っています。しかし、一般に知られるこの作品が成立するまでに、2段階の成長過程があったことをご存知でしょうか?まず最初は、15歳の時に出版した「12の練習曲」で、こちらは天才の萌芽はあるものの、まだまだ小手調べと言ったところです。そして次が26歳の時に改定したこの「12の大練習曲」で、その後、幾度かの改定を経て、41歳に出版された第3稿が、通常聴かれる「超絶技巧練習曲」です。このアルバムの第2稿はとりわけ演奏困難な作品であり、リスト自身でなければ完璧に演奏することは無理だとされ、これまでに録音もほとんど存在しない(リスト全集などを除けば)「幻の」作品です。曲ごとに様々な違いがあり、興味は尽きませんが、後に「マゼッパ」と命名される第4曲は特に聴きもの。リストが自らの技巧の限界を追求しながら書いたであろう、難しすぎるヴァージョンを、易々と弾きこなすビレットは、もしかしたらリストを超える存在なのかもしれません。(2012/01/18 発売)

    レーベル名:Idil Biret Archive
    カタログ番号:8.571287

  • 詳細

    ビレット・ソロ・エディション 4 - シューマン:アベッグ変奏曲/ピアノ・ソナタ第2番/幻想曲 Op. 17/トッカータ

    近年、ますます意欲的に活動を続けるイディル・ビレットの最新録音です。ここでは、“内省的”とされるシューマン(1810-1856)のピアノ曲を、極めて鮮烈に演奏し、エキサイティングな「ビレット・ワールド」を見せつけてくれます。快速テンポが印象的な「アベッグ変奏曲」、彼女があまりにも易々と演奏するために、演奏上においても、表現上においても、この曲の持つ困難さが全く感じられないという稀有なる名演「ピアノ・ソナタ第2番」、いつものように意表を突く表現が魅力的な「幻想曲」、流麗さの中に潜む砂利の感覚を楽しむ「トッカータ」と、ビレットならではの解釈が溢れています。(2012/08/22 発売)

    レーベル名:Idil Biret Archive
    カタログ番号:8.571291

  • 詳細

    ビレット・ソロ・エディション 5 - シューマン:クライスレリアーナ/花の曲/ウィーンの謝肉祭の道化

    NAXOSを代表する名ピアニスト、ビレットの最新録音はシューマン(1810-1856)の3つの名曲です。昨年はリストの超絶技巧練習曲をバリバリ演奏し、その闊達ぶりをとことん見せつけた彼女ですが、今作では趣向を変え、何とも艶めかしいシューマンを聴かせています。「クライスレリアーナ」はご存知の通り、E.T.A.ホフマンの書いた音楽評論集からインスピレーションを受けた作品で、「花の曲」はジャン・パウルの文学に触発された小さな作品。そして「ウィーンの謝肉祭の道化」は、シューマンが実際に楽しんだ謝肉祭の賑やかな様子を幻想的に描いた曲で、自身の「蝶々」からの引用もある興味深い作品です。どれも文学と音楽の融合という、まさにシューマンの命題そのものの曲であり、演奏者の個性がにじみ出やすいことでも知られています。ビレットは曲の特徴をしっかり捉え、各々の性格を見事に弾き分けることに成功しています。(2012/11/21 発売)

    レーベル名:Idil Biret Archive
    カタログ番号:8.571292

  • 詳細

    ビレット・ソロ・エディション 6 - シューマン:色とりどりの小品/幻想小曲集

    トルコのアンカラに生まれ、3歳からピアノを始め瞬く間に頭角を現したというイディル・ビレット(1810-1856)。NAXOSファンならずとも、知らぬ者のない名手です。このビレット・エディションはそんな彼女の偉大なる足跡を辿るものであり、デビュー間もなくの「天才少女」の頃の演奏から、つい最近の円熟の演奏までを幅広くカバー。彼女の多彩なレパートリーと類い稀なる技巧を存分に味わうことができるシリーズです。このシューマンは彼女の壮年期の演奏であり、感情の起伏の大きな素晴らしい演奏です。「色とりどりの小品」での曲ごとに変わる風景、幻想小曲集での内省的な表現。これらの造形美は聴き手の期待を裏切ることがありません。とりわけ、シューマンの特徴とも言える「内声部が美しく立ち上がる部分」の巧みな処理は他の追随を許しません。(2013/07/19 発売)

    レーベル名:Idil Biret Archive
    カタログ番号:8.571298

  • 詳細

    ビレット・ソロ・エディション 7 - シューマン:蝶々/謝肉祭/アラベスク/森の情景

    ますます精力的な活動を続けるトルコの女性ピアニスト、イディル・ビレット。このシューマン(1810-1856)は彼女の最新録音となります。機知に富んだ「蝶々」の冒頭部を聴いただけで彼女の円熟度が理解できるのではないでしょうか?そしてピアニストの持つ表現力が試される「謝肉祭」。彼女の演奏はこの曲集から極めて夢幻的なイメージを引き出しています。シューマンの思い描いた「フロレスタンとオイゼビウス」の二面性も余すことなく描かれているようです。音が絡みつく「アラベスク」の美しさ、そして一見易しい音楽に見えるも実は更に深い内容を持つ「森の情景」での神秘的な表現もたまりません。(2014/01/22 発売)

    レーベル名:Idil Biret Archive
    カタログ番号:8.571301