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ガロワ, パトリック(1956-)

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    クラウス:歌劇「カルタゴのイニーアス」(抜粋)(シンフォニア・フィンランディア/ガロワ)

    最近、急速に知名度が上がってきている「北欧のモーツァルト」ヨーゼフ・マルティン・クラウスがとりわけ得意としていたのがオペラや劇音楽でした。この分野で彼がどれほどの偉業を成し遂げたのかは、このアルバムをお聴きいただければ即座にわかっていただけることと思います。この「カルタゴのイーニアス」は1781年に建立されたストックホルムの新しいオペラ・ハウスの杮落としのためにと作曲を始めたものですが、負債を背負ったプリマドンナが、オーケストラのコンサートマスターである夫と共にスウェーデンから逃げてしまったという突然のアクシデントをきっかけに、クラウス自身が作品を見直し手を入れ続けたため、結局10年後の1791年になるまで初演されなかったという渾身の作品です。今や名指揮者として君臨するガロワの的確な演奏は、この曲の評価を揺るぎないものにしています。(2010/03/17 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.570585

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    サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲第1番 - 第3番(クラマジラン/シンフォニア・フィンランディア/ガロワ)

    当時としては独創的な作品を作ったにも拘わらず、その穏健な作風のせいか、イマイチ評価されにくい、フランスの作曲家、サン=サーンス(1835-1921)です。彼の書いた曲はどれも精巧で、才能に溢れていて、すごく心に残るメロディも多くあるのですが、あまりにも良い曲過ぎるのでしょうか。気持ち良さとともに、耳をすり抜けてしまうことがしばしばです。有名なヴァイオリン協奏曲第3番の第2楽章も、切なく歌うヴァイオリンが心に深くしみ入ります。演奏者は、2005年のフリッツ・クライスラー・コンクールで優勝したフランス生まれのクラマジラン。繊細な音色と強靭な表現で、曲の真実の姿をあますことなく伝えます。(2011/01/12 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572037

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    シュポア:ヴァイオリン協奏曲第6番、第8番、第11番(ラムスマ/シンフォニア・フィンランディア/ガロワ)

    モーツァルト、ヴィオッティからベートーヴェンへと続く古典派の様式を一段と発展させ、ロマン派へと繋ぐ音楽を書いたシュポアの代表作ともいえるヴァイオリン協奏曲を3曲収録。ヴァイオリンを演奏するのは、2006年のインディアナポリス国際ヴァイオリン・コンクールで第2位を得た若きオランダのヴァイオリニスト、シモーネ・ラムスマです。彼女の奏でるヴァイオリンの音色はとても美しくしなやかで、シュポアの曲の持つ明るさにぴったり合った気持ちのよいものです。(2009/03/25 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.570528

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    タバコフ:ピアノ協奏曲/2本のフルートの協奏曲(コラール/ガロワ/ベルノルド)

    トルコといえば勇壮な軍楽隊が有名ですが、紀元前209年に設立されたという、トルコ軍を記念するために書かれたタバコフのピアノ協奏曲は豪壮極まりない音楽です。とりわけピアノ独奏がオーケストラの激しい全奏とがっぷり四つに組み合い、激しいリズムを叩きつける第1楽章、目にも留まらぬ超高速のパッセージが飛び交う第3楽章のハイボルテージぶりには、驚かされるものがあります。また、2つのフルートのための協奏曲も、独奏者を二人にして初めて実現できる、多声的な表現を存分に使用した興味深い音楽となっています。作曲者自身の指揮と、これらの楽曲に惚れ込んだ、コラールやガロワといった大物独奏陣の活躍も聴きものです。(2007/03/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.570073

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    チマローザ:序曲集 3 (シンフォニア・フィンランディア・ユバスキュラ/ガロワ)

    イタリアの作曲家ドメニコ・チマローザ(1749-1801)。貧しい家庭に生まれ幼い頃に父親を事故で亡くすも、持ち前の音楽的才能を生かしてオペラ作曲家として大成。一時期はウィーンの宮廷楽長を務め、ナポリに帰国後は、新時代の到来を賛美した音楽を作曲したため反逆罪でナポリを永久追放処分。なんともドラマティックな生涯を送った人でもあります。彼は65作以上のオペラを作曲しましたが、「秘密の結婚」と「女の手管」以外は、現在ほとんど忘れ去られてしまっています。しかしこれらの活力ある音楽と、巧妙な筋立ては、どれもが現代に充分通用するものであり、これら序曲だけではちょっと物足りないな。と思わせてくれるだけのパワーを備えた魅力的なものばかりです。とりわけ管弦楽法の見事さに注目。歌の美しさだけではオペラが成り立たないということを改めて実感させてくれるのではないでしょうか?演奏は、最近ますます円熟味を加えてきたガロワの指揮と、お馴染みヒンフォニア・フィンランディア・ユバスキュラ。第1集(8.570508)と第2集(8.570279)も好評です。(2013/09/25 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572734

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    チマローザ:序曲集 5 (チェコ室内管パルドビツェ/ガロワ)

    貧しい家庭に生まれるも、その才能が認められ11歳でナポリ音楽院の前身「サンタ・マリア・ディ・ロレート音楽院」に入学、22歳の時に最初のオペラで成功を飾り、ローマ、ロシアを経てウィーンの宮廷楽長(サリエリの後任)に就任、代表作「秘密の結婚」を作曲後ナポリに帰国。数多くのオペラを発表するも、反逆罪に問われナポリから永久追放。失意のうちに52歳でこの世を去ったチマローザ(1749-1801)。ここには現在ではほとんど演奏されることのない彼の歌劇の序曲が収録されています。オペラ以外の作品であるカンタータ「アテネの建都」はロシアに滞在した短い期間に書かれた作品ですが、詳細は失われてしまい、現在ではスコアのコピーがナポリの図書館に保存されているのみです。ベルニス枢機卿はルイ15世と16世の顧問を務めた人物。このカンタータは恐らく私的な演奏会のために作曲されたと推測される曲です。ロッシーニが出現するまでは、最も有名で成功したオペラ作曲家として賞賛されたチマローザの作品、更なる復興が待たれます。(2016/12/21 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573568

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    チマローザ:序曲集 6 (チェコ室内管パルドビツェ/ガロワ)

    人気シリーズ、ドメニコ・チマローザの序曲集。第6集も前作に引き続き、パトリック・ガロワがおなじみチェコ室内管弦楽団パルドビツェを指揮。18世紀イタリアのオペラ・シーンを彩った楽しい序曲を優雅に演奏しています。冒頭の《秘密の結婚》序曲はチマローザ作品の中でも最も知名度の高い曲。1792年2月7日にウィーンで初演され、2月9日にはレオポルド2世が臨席のもと上演、皇帝はこの曲を大変気に入り、会食後「全曲をアンコールした」という逸話が残されていますが、確証はありません。他にも珍しい曲が収録されており、最後の《宮廷楽士長》はもともとオーケストラ版が残存していない作品で、現在はマルコ・ブロッリが校訂した版を用いて演奏されますが、ここではシモーネ・ペルジーニがオーケストレーションした「全く違う版」による序曲を聴くことができます。(2020/01/31 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.574046

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    ドヴィエンヌ:フルート協奏曲集 1 - 第1番 - 第4番(ガロワ/スウェーデン室内管)

    18世紀末、フランスで活躍した作曲家フランソワ・ドヴィエンヌ(1759-1803)。彼の作品はほとんどが管楽器のためのもので、その中にフルート協奏曲は13曲ほど存在します。もともとはバスーン奏者でしたが20歳の置きにパリ・オペラ座管弦楽団のバスーン奏者として入団した後にフルートを始めたと言いますが、その3年後にはパリのコンセール・スピリテュエルで自作のフルート協奏曲を演奏してデビューしたという才能!作品の中には交響曲はありませんが、オペラは12曲あり、これは当時かなりの人気を誇ったと言います。彼は指導者としても素晴らしく、1795年に創立された(もともと存在した音楽学校が改組された)パリ音楽院の学校管理者およびフルートの教授に任命されたのです。彼のフルート協奏曲はほとんどが3楽章構成となっていて(例外もあり)急-緩-急の整った形を持っています。この第1集には第1番から第4番を収録、名手パトリック・ガロワの安定した演奏でこれらの才気煥発な作品を存分に楽しむことができます。本当に爽やかなパリの風をどうぞ。(2014/12/24 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573230

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    ドヴィエンヌ:フルート協奏曲集 2 (ガロワ/スウェーデン室内管)

    18世紀末、フランスで活躍した作曲家フランソワ・ドヴィエンヌ。音楽を嗜む家庭に生まれ、20歳でパリ・オペラ座管弦楽団のバスーン奏者として入団した後に、フェリックス・ロートからフルートを学び、その3年後にはパリのコンセール・スピリテュエルで自作のフルート協奏曲を演奏してデビューしたという才能の持ち主です。彼の作品のほとんどが管楽器のために書かれており、フルート協奏曲は13曲現存しています。/それらはほぼ3つのグループに分類され、最初の4曲は1785年以前、第5番-第9番は1787年から1794年頃、第10番-第13番は晩年に作曲されています。このアルバムに収録された中期の作品は、1曲ごとに実験的な要素(技術的にも)が加えられており、少しずつ洗練されていく曲調が彼の作風の変遷を物語っています。/第1集と同じく、名手ガロワのフルートと、スウェーデン室内管弦楽団の颯爽とした演奏でお楽しみください。(2017/02/24 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573464

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    ドヴィエンヌ:フルート協奏曲集 3 - 第9番 - 第12番(ガロワ/スウェーデン室内感)

    モーツァルトと同時代、18世紀フランスの作曲家ドヴィエンヌ。優れたフルート奏者として活躍する傍ら、ファゴットも演奏、作曲家としては最初に「歌劇作曲家」として名声を獲得、またフランス防衛軍軍楽隊が運営する音楽学校でも指導者として後進の指導に当たりました。1794年にはワンキー・フルートのための教則本「フルート演奏の理論と実践」を著したことで、パリ音楽院の教授も務めています。このフルート協奏曲集第3集にはドヴィエンヌの晩年の作品が収録されており、なかでも最高傑作とされる第10番が聴きものです。フルートの奏でる美しいパッセージはもちろんのこと、それまであまり使用されなかった高音や、フルート・パートと同じ旋律をオーボエで奏することなど斬新なオーケストレーションが見られる意欲的な作品です。(2017/06/23 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573465