Home > CD & DVD > Artists

 CD & DVD/BD



ワルター, ブルーノ(1876-1962)

Search results:18 件 見つかりました。

  • 詳細

    マーラー:大地の歌/リュッケルト歌曲集(抜粋)(フェリアー/パツァーク/ウィーン・フィル/ワルター)(1952)

    実質マーラーの「第九」である大地の歌。個人的にもマーラーと親交の深かったワルターは当然のことながらマーラーの作品を好んで取り上げましたが、なかでも「大地」にもっとも親近感を覚えていたと言われます。彼は生涯この作品を5回録音していますが、その中でももっとも評価が高いのが、ウィーン・フィルを率い、歌姫フェリアをソロに迎えたこの1952年盤です。フェリアは1953年にわずか41歳の若さでなくなりましたが、その馥郁たるコントラルトは不世出の声として歴史に刻まれています。ワルターも彼女の声の資質を高く評価し、残された「大地」の録音のうち3回、彼女をソロに起用しました。また、パツァークの哀愁帯びた声も、元の李白の詩にある酔漢の無常といった風情を漂わせる、魅力溢れたものとなっています。(2003/06/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.110871

  • 詳細

    マーラー:亡き子をしのぶ歌/交響曲第4番(フェリアー/ウィーン・フィル/ワルター)(1945,1949)

    ワルターの指揮によるフェリアの黄金のコンビによるマーラー。このコンビの出会いは、1947年に「亡き子をしのぶ歌」によって共演したことから始まります。清冽で暖かみを持ち伸びやかな彼女の歌声は、指揮者の気に入るところとなり、後に数多くの録音を残すことになったのでした。「亡き子をしのぶ歌」の歌詞の内容は本来、愛児を亡くした父親の悲哀ですから、男声であるべきだという向きもありますが、フェリアの歌唱技術は、そうした男声・女声の区別を超越した素晴らしさを持っていると、高く評価されています。(2003/08/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.110876

  • 詳細

    マーラー/J.S. バッハ:コントラルトのための作品集(フェリアー/スヴァンホルム/ニューマーク/ニューヨーク・フィル/ワルター)

    深く豊かな声をもつ英国出身の偉大なコントラルト、キャスリーン・フェリアーによるニューヨークでの歴史的録音集。1948年、カーネギーホールでの唯一のライヴ録音となったワルター指揮によるマーラーの「大地の歌」と、1950年、同じくニューヨークのタウンホールでのJ.S.バッハの3つの歌曲のピアノ伴奏版が収録されています(フェリアーは、このバッハ録音から3年後、病気のため41歳という若さで惜しまれつつこの世を去りました)。いずれも、70年以上大切に保管されていたSP盤からのリマスター音源です。1940年代から60年代にかけて、カーネギーホール・レコーディング・カンパニーにより行われたライヴ収録は、できる限り原盤に近い音質を保つため、余計なノイズを除去する作業などは行わず、ホールでの響きそのものを大切にする方針の自然なリマスターが採用されました。ブックレットにはフェリアーのコメントなどとともに、録音とリマスターについての詳細が書かれています。またトラック1と8には、ワルターの大変貴重なインタビューも収録。(2020/02/28 発売)

    レーベル名:SOMM Recordings
    カタログ番号:ARIADNE5007

  • 詳細

    メンデルスゾーン/チャイコフスキー/ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲集(ミルシテイン)(1940-1945)

    堅固な技巧を持つヴァイオリニストであったミルシテインですが、彼は技巧のみを前面に出すことを嫌った演奏家でもありました。しかしながらひとたび必要とあらば、同時代のどのヴァイオリニストにも引けを取らない技巧を持って、作品を絢爛たる物にする能力を持っていました。彼はチャイコフスキーの協奏曲を5回録音していますが、その中でもっとも華々しい名人芸を披露しているのが、このCDに収録されたストック指揮の盤です。第3楽章のめくるめく技巧とスピード、そしてラプソディックな解釈は、最良のロシア楽派を伝える演奏です。(2003/12/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.110977

  • 詳細

    モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番/ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 Op. 61(シゲティ)(1932, 1934)

    エジプトのアレキサンドリアでの演奏会で絶賛されたモーツァルトのニ長調、その洗練さと優雅さ。学究肌のイメージが付きまとうシゲティですが、実際の演奏はみずみずしく、品格にあふれるものでした。そしてもう一方のベートーヴェン。これこそ近代ヴァイオリニストが録音に残した演奏の最高峰です。このシゲティ+ワルターのものに勝るものは無いと断言できます。完璧という言葉を演奏に用いることが許されるのならば、この録音にこそ与えられるべき賛辞です。もはや解説など無用。このCDを聴くこと、それがすべてです。(2001/11/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.110946

  • 詳細

    ロッテ・レーマン:リート録音集 3 (1941)

    ドイツ・リート界の二大歌姫と言えば、エリーザベト・シューマンとロッテ・レーマン。可憐なシューマンに対し、レーマンは馥郁たる成熟した声と、比類無きドラマ作りをトレードマークとしました。単曲のリートにおいては凝縮された物語を、連作においては小宇宙を形成するかのような、構成力と集中力を発揮。レーマンの秀でたそれら能力がもっとも現れたのが、オバート=ソーンの見事な手腕によって復刻された「詩人の恋」と「女の愛と生涯」。彼女の息づかいまで再現されたこの盤は、シューマンの精神世界をもっとも情緒豊かに表現した歌唱として、録音史上語りつがれること間違いなしの傑作です。(2007/07/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.111244

  • 詳細

    ワーグナー:楽劇「ワルキューレ」 - 第1幕, 第2幕(レーマン/メルヒオール/ウィーン・フィル/ワルター)(1938)

    指揮にブルーノ・ワルター(1876-1962)、ジークリンデ役にロッテ・レーマン(1888-1976)、ジークムント役にラウリッツ・メルヒオール(1890-1973)、そしてオーケストラはウィーン・フィルと、豪華なメンバーを集めて録音された《ワルキューレ》第1幕は、SP時代の代表的名盤のひとつといわれます。第1幕だけでなく全曲の録音も計画されていたのですが、第2幕の一部だけで中断してしまいました。それから3年後、未録音の第2幕第1、2、4場がベルリンで別の演奏者たちにより完成されました。このCDはこの2種の録音を合成したものです。(山崎浩太郎)(2003/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos Historical
    カタログ番号:8.110250-51

  • 詳細

    ブルーノ・ワルター秘蔵音源集(1955)

    英国音楽の録音を積極的に行い、知られざる作曲家の発掘にも貢献した「Lyrita Recorded Edition」レーベル創立者、
    リチャード・イッター(1928-2014)。彼が当時最先端のプロ用機材を用い、1952年からエアチェックしていたというBBC放送の音源を集めた、貴重なコレクションからCD化するシリーズ第4弾。
    ワルターが1955年5月にBBC交響楽団を振った一連のライヴが初登場します。「ファウスト序曲」は1923年のスタジオ録音と1939年のNBC響とのライヴがありましたが、今回の録音は音質的にも解釈の深みの点でも歓迎されるものでしょう。ハイドンの96番はワルターが好んだレパートリーで、1937年ウィーン・フィル、1954年ニューヨーク・フィルという2つのスタジオ録音のほか、やはり1954年のニューヨーク・フィルとのライヴがあり、さらに今回初めてリリースされるライヴの直前、1955年フランス国立放送管とのライヴも存在します。また「運命の歌」もワルターにはゆかりの深い作品で、1941年のニューヨーク・フィルとの録音があるほか、1960年に彼の最後の公開演奏が行われた翌日、ロサンゼルスにてコロムビア響との録音が行われています。ワルターの振るマーラーの交響曲第1番には2つのスタジオ録音のほか複数のライヴが存在しますが、今回はゼーフリートと共演した「トランペットが美しく鳴り響くところ」と共に初登場するという点で貴重です。ソースは磁気テープや、イッター氏が編集後録音し直したアセテート盤から取られており、入念にリマスタリングされ、50年代のエアチェックとしては非常に良い状態の音となっています。(2018/10/17 発売)

    レーベル名:ICA Classics
    カタログ番号:ICAC5151