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ザールブリュッケン放送交響楽団

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    シュニトケ:チェロ協奏曲/静寂の音楽/チェロ・ソナタ(クリーゲル/ザールブリュッケン放送響/マルクソン)

    とにかく熱い! このチェロ協奏曲の熱さはただごとではありません。「もっと現代音楽に親しみましょう」などと、説教を垂れるような野暮は申しませんが、非現代音楽ファンの貴方も、これだけは聴かないと大損です。鐘を伴った大管弦楽を向こうに、独奏チェロが随所で演じる高音域よる粘着力満点の立ち回りは、圧倒的ハイテンションの感動モノで、魂の雄叫びすら感じます。他にもソナタの第2楽章での、急速なパッセージやポルタメントが渦を巻く、楽器の表現力の限界に挑むかのような気迫や、うって変わった同第3楽章の静謐美など、聴きどころ満載の一枚です。クリーゲル渾身の熱演には大拍手!*8.223334の再発売品(1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.554465

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    ズウィリック:ヴァイオリン協奏曲/5人の打楽器奏者とオーケストラのための「儀式」(パメラ・フランク/スターン)

    アメリカの権威ある音楽賞、ピューリツァー賞の女性初の受賞者となったツウィリッチの実力を多くの方に知っていただくためのアルバムです。世界初録音となる収録曲2曲は、内容的には好対照で、共に本格的な芸術音楽です。「ヴァイオリン協奏曲」は、ストコフスキーの棒の下、オーケストラでヴァイオリン奏者として活躍していた作曲者の、この楽器への「ラヴ・ソング」とも評された、正に入魂の作品です。第2楽章でバッハの名曲「シャコンヌ」が登場するのが聴きどころ。打って変わって「リチュアルズ」は、打楽器と管弦楽によるエギゾティックでスリリングな音の饗宴。パメラ・フランク、ネクサスと豪華演奏家陣を起用した録音です。(2005/11/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559268

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    ベアセン:交響曲第1番/セレナード/北欧民謡集(ハン・シャオメイ/ベーンライン/ザールブリュッケン放送響/シュミット)

    (1987/10/01 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:999578-2

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    ペッテション:交響曲第3番、第4番(ザールブリュッケン放送響/フランシス)

    ペッテションの初期の交響曲は高く評価されてなかった分、再発見の価値があります。ここで紹介する交響曲は、いままで聴かれたペッテションとは全く違ったものです。よりコンパクトですが、万華鏡のごとく絶えず変化する曲調で、より実験的色彩の強いものになっています。(1987/10/01 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:999223-2

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    ペッテション:交響曲第5番、第16番(ケリー/ザールブリュッケン放送響/フランシス)

    自らの運命への絶望か、はたまた呪詛か。ペッテションの名を高めた中期の“悲痛”交響曲シリーズの開始を告げる第5交響曲です。ヴィオラ奏者でもあったペッテションの演奏家生命を絶ち、作曲をするためのペンを握る事すら不可能にした病苦に襲われる直前に作られたため、第6番以降のような透徹した悲しみよりは“脅迫的な程の不安感”が全曲を支配しています。一方、完成した最後の交響曲となった第16番は、アルトサックスとオーケストラのために書かれた協奏曲風の作品です。癌に冒されながらも、精神的には安定していたといわれる晩年の作品だけに、音楽は不屈の推進力を秘め、敢然と奏でられていきます。なお、この曲のサックス独奏部は異様な難曲としても知られています。(1987/10/01 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:999284-2

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    ベルリオーズ/ドビュッシー/ラヴェル/ストラヴィンスキー:管弦楽作品集(バーデン・バーデン&フライブルク南西ドイツ放送響/カンブルラン)

    1999年から2011年までバーデン=バーデン・フライブルクSWR交響楽団の常任指揮者を務めたシルヴァン・カンブルランの75歳を記念して、SWRのアーカイヴから初出音源多数を含む10枚組ボックスが登場。20世紀音楽ファン必聴と言えそうな内容です。【これらを聴かずして、20世紀音楽は語れない。そう言いたくなるような充実したセット】読響の常任指揮者を長らく務め、オーケストラのサウンドを一新したシルヴァン・カンブルラン。彼がバーデン=バーデン・フライブルクSWR放送響(南西ドイツ放送響)の常任指揮者に就いていた期間を含む、1992年から2016年までの録音が10枚組のセットになった(バルトークのヴィオラ協奏曲のみザールブリュッケン放送響)。ベルリオーズからメシアンまで、彼がもっとも得意としたレパートリーが一望の下に俯瞰できる構成だ。その6割程度が初出音源というのも嬉しい。とりわけ20世紀の音楽を十八番にしていたカンブルラン。この時代ならではの、晦渋だったり、いかつい雰囲気をもった音楽を優雅に、色彩豊かに表現するのが彼の持ち味だ。たとえば、鉛色のイメージに染められがちなシェーンベルクやベルクの作品から、鮮やかな極彩色やほのかに薫る官能性を引き出してくれる。ウェーベルン「大オーケストラのための6つの小品」とドビュッシー「6つの古代の墓碑銘」を互い違いに組み合わせ、両者を違和感なく溶け込ませることができるのはカンブルランだけだろう。バルトークの「中国の不思議な役人」やヤナーチェクの「シンフォニエッタ」では驚異的な見通しの良さで作品の精緻さを浮き彫りにしつつ、陰影豊かな表現で魅了する。ストラヴィンスキーの「春の祭典」も暴力的なところなく、エレガントなサウンドが愉悦を誘ってくれるほどだ。また、アイヴズの問題作である交響曲第4番は、あちこちに飛び散らかる様々な要素をデリケートに積み重ね、一つの大いなる流れを作り出す。いずれも、かつてない完成度を誇る演奏だ。ドビュッシーやラヴェルなどのフランス音楽は、その音色の乾湿を使い分け、適切に整えられたバランスによって音が過不足なく空間を満たすようなデザイン感覚が見事。曲のすみずみまで、しなやかな響きで聴かせるのだ。優秀なドイツの放送オーケストラが、さらに明晰さを際立てる演奏をしているのも頼もしい。ベルリオーズの序曲集では抒情性と運動性を巧みに交代させ、めくるめく興奮を導く。また、デュティユーならではの深さと鋭さをもった音楽も、そうしたベルリオーズの延長線上にあることをカンブルランの演奏は教えてくれよう。そして、彼のライフワークともいえるメシアンの作品。サイケデリックといいたくなるほどに色彩による楽園を燦然と築く。これらを聴かずして、20世紀音楽は語れない。そう言いたくなるような充実したセットになった。                                               鈴木淳史(音楽評論)【カンブルラン氏の75歳記念ボックスに寄せて】私共のオーケストラ(元バーデン=バーデン・フライブルクSWR交響楽団) の常任指揮者にカンブルラン氏が就任されたのは1999年のシーズンでした。それ以来2011年夏迄、本当に長年に亘り優れた功績を残されました。カンブルラン氏の元ではラモーから刷り上がったばかりの現代曲まで、2世紀半を超える幅広いレパートリーを学ぶことが出来ました。その上マエストロのパートナーでいらした 故ジェラール・モルティエ氏のお招きで、ザルツブルク音楽祭、ルール・トリエンナーレ、マドリード等、斬新なプログラムでヨーロッパ各地を公演出来たのは、かけがえのない経験と思い出になりました。マドリードでのオペラ公演、メシアンの《アッシジの聖フランチェスコ》は4時間に亘る大作です。現地での練習の日々の間にカンブルラン氏は肩を痛めてしまわれた事もありましたが、氏の強靭な意志と情熱で、プレミエも、続く4回の公演も盛況に終わりました。カンブルラン氏は、楽団員を非常に大切に思って接して下さっているように、事あるごとに感じられました。例えば録音中にトーンマイスターからクレームが入ると、自分の責任とばかりに対応されるので、楽団員は次の撮り直しテイクには「今度こそ!」という気持ちにさせられたものです。個人的な想い出は、たぶん氏が読売交響楽団に就任された頃だったと思いますが、演奏旅行中に列車待ちのホームで突然話しかけられ、「こんなに無駄話の無いオーケストラは初めてだ!」としきりに読響の規律正しさに感心されるので、日本人として誇らしい一方で、我がオーケストラのお喋り好きの顔が次々と浮かんできて苦笑したものでした。又ある時に私がうっかり頭を怪我して欠席した翌日、ドナウエッシンゲン現代音楽祭のゲネプロに直行したところ、プローべ中に目が合った途端、大層込み入った指揮の最中にもかかわらず、「大丈夫?」とばかりに片手を頭に当てる仕草をなさり、私はそれこそ目が釘づけになってしまいました。いつもユーモアたっぷりの氏の語調は今でも団員の間に引き継がれ、似たようなシチュエーションの場で懐かしく飛び出してきます。2012年2月の日本公演前に、東日本大震災の復興支援募金をドイツ各地の公演で集めておりましたら、カンブルラン氏は既に常任指揮者から離れていらしたにもかかわらず、多額な寄付をして下さったことも忘れられません。どうぞこれからも永くお元気で、益々のご活躍を切に願っております。                                        南西ドイツ放送交響楽団ヴィオラ奏者 中閑光子(2023/10/13 発売)

    レーベル名:SWR Classic
    カタログ番号:SWR19135CD

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    ヘンツェ:ヴァイオリン協奏曲第1番、第3番/5つの夜曲(スケアヴェズ /ザールブリュッケン放送響/リンドン=ジー)

    長きにわたって、ドイツの作曲界を代表する存在の一人である、ヘンツェのヴァイオリン作品集です。2曲の協奏曲は、ともに演奏者に難度の高い技巧が要求され、充実した響きのオーケストラと渡り合っていきます。ファウスト伝説は、多くの芸術家に取り上げられた題材ですが、ヴァイオリン協奏曲第3番は、登場人物の手になる架空のヴァイオリン協奏曲が登場する、トーマス・マンの小説「ファウスト博士」からインスピレーションを受けています。なお、静謐な美しさが際立つ、ピアノとヴァイオリンための「5つの夜の小品」は、この作品の被献呈者であり、初演者でもある二人のコンビによる演奏です。(2006/08/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557738

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    マリピエロ:ピアノ協奏曲第1番 - 第6番/主題なしの変奏曲(バルトーリ/ザールブリュッケン放送響/カルッリ)

    (2007/11/14 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777287-2

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    モーツァルト:ホルン協奏曲第3番/ディヴェルティメント第15番(ハン・シャオメイ/ザールブリュッケン放送響/スウェンセン)

    1980年、中国中央管弦楽団の首席ホルン奏者に就任し、1985年からはザールブリュッケン放送管弦楽団の首席ホルン奏者となったハン・シャオメイ。彼の父親ハン・インハンもジュネーブ国際ホルン・コンクールで優勝した名手であり、シャオメイが10歳の時には演奏会で共演も果たしています。このアルバムでは、彼の仲間たちであるザールブリュッケン放送交響楽団のメンバーたちと共演。ホルン協奏曲では堂々と、室内楽作品では親密な演奏を披露しています。/(2017/10/27 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC1805

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    ライマン:ツィクルス/クミ・オリ/棒はわれらの中に(ヴィントミュラー/ザールブリュッケン放送響/ヘルビッヒ)

    フィッシャー=ディースカウの伴奏者として、またオペラ「リア王」の作曲家として知られるライマンは、現代ドイツの音楽家の中でも特別な地位と名声を誇っています。彼はしばしば詩人パウル・ツェランの難解な詩にインスピレーションを受けた声楽曲を書いています。“ツィクルス”“クミ・オリ”はオーケストラの咆哮と多彩な打楽器の響きを背に、高らかな歌声でツェラーンの詩の絶対的で感情的な力を強調するもの。“棒は~”はピアノの不可思議な響きと内省的な声の対話。どれもが不意に訪れる沈黙の重さを感じさせます。(2008/01/16 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.570199