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フランクフルト・ブランデンブルク州立管弦楽団

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    ペヤチェヴィチ:ピアノ協奏曲 ト短調/序曲/管弦楽伴奏歌曲集(ダンツ/トリンドル/フランクフルト・ブランデンブルク州立管/グリフィス)

    クロアチアの女性作曲家ドーラ・ペヤチェヴィチ(1885-1923)。最近、少しずつ認知度が高まり、cpoレーベルをはじめとした何枚かのアルバムが相次いでリリースされています。今回のアルバムでは、彼女の作品の中でも比較的良く知られている「ピアノ協奏曲」を中心に、「序曲」と管弦楽伴奏付きの歌曲を聴くことができます。彼女が28歳の時に書いた最初の管弦楽曲であるピアノ協奏曲は、ロマンティックな独奏楽器のための協奏曲の伝統に則りながらも、精緻な管弦楽法が用いられたドラマティックな作品で、力強いモティーフが魅力的な作品となっています。彼女の作品には、極めて高い意志力が感じられ、またとても表情豊かな旋律が息づいています。また彼女の最後の管弦楽作品である「序曲 ニ短調」は熟成された作風を持つ個性豊かな作品です。更に再評価が進むことを願ってやみません。(2015/05/27 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777916-2

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    ホルブルック:交響詩集 2 (インゴルフソン/フランクフルト・ブランデンブルク州立管/グリフィス)

    イングランド生まれの作曲家ホルブルック(1878-1958)による交響詩集の第2集。これで彼の全交響詩が録音されたことになります。第1集(777442)でも独特の作風による音楽を聴くことができましたが、第2集には彼の名声を高めることとなった「大鴉」を始め、更にユニークな作品が目白押しとなっています。12歳でピアニストとしてデビューしたホルブルックは、英国王立音楽院で学ぶうちに作曲家を目指し、22歳の時にエドガー・アラン・ポーの影響を受けた「大鴉」を発表、この作品で優れた作曲家として注目を浴びました。しかし、ワーグナー風の重厚さと長さを持つ彼の作品は、牧歌的な音楽が主流であったイギリス楽壇から受け入れられることがなく、次第に彼の作品は見向きもされなくなり、一部の熱狂的なファンを残して、いつの日にか忘れ去られてしまうことになるのです。しかし、ここに収録された「アイルランド民謡による変奏曲」(日本でもお馴染みのメロディ)や、唯一のヴァイオリン協奏曲「バッタ」は極めて親しみ易い旋律を持った、ウィットに富んだ音楽。イギリス音楽の本流とは違う濃密な作品群として最近人気を博しています。(2016/11/23 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777636-2

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    ホルブルック:交響詩集(フランクフルト・ブランデンブルク州立管/グリフィス)

    イングランド生まれの作曲家ホルブルックは、とりわけエドガー・アラン・ポーにインスピレーションを受けた作曲家として知られます。1900年に発表した「大鴉」が大成功を収め、当時「最も進歩的な作曲家」の一人として評価されました。しかし大作志向だったことや、あまりにもロマン派的な音に固執したため、イギリス音楽の時流に乗ることができず、結局のところ忘れ去られてしまった人です。今回グリフィスの名演で彼の作品が復興されることで、また新たな発見をもたらしてくれるでしょう。(2009/07/15 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777442-2

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    ミハイロヴィチ:管弦楽作品集 - メメント/バガテル/メランコリー(フランクフルト・ブランデンブルク州立管/グリフィス)

    セルビアの作曲家、指揮者ミハイロヴィチの作品集。ベオグラードで有名な音楽一家に生まれ、地元の音楽アカデミーで作曲と指揮を学んだ後、ケルンとザルツブルクのマスターコースに参加し、研鑽を重ねました。1987年から2002年まではセルビア作曲家連合の会長を務め、セルビアの音楽発展に寄与しています。軽音楽のアンサンブルを率いて人気を博した父と叔父の影響もあってか、彼の作品の多くは古典的なスタイルと聴きやすい旋律を備えており、その作風はグレツキやカンチェリ、ペルト、ラウタヴァーラを思わせます。しかし、曲によっては前衛的なスタイルも採るなど、多彩な表情を見せています。このアルバムの収録曲でも、「バガテル」では切々と歌うヴァイオリンにチェンバロが刺激的な合いの手を入れたり「Fa-mi(ly)」は軽やかなピアノの響きを重苦しい弦楽が支え、絶妙なバランスを見せるなど、大胆な作曲技法が味わえます。演奏はグリフィス指揮するフランクフルト・ブランデンブルク州立管弦楽団、印象的なチェンバロはベルリンを拠点に活躍する鍵盤奏者、池谷順子(いけや よりこ)が担当しています。(2020/01/31 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555296-2

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    ラートウス:交響曲第2番、第3番(フランクフルト・ブランデンブルク州立管/イノン)

    (2004/12/01 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777031-2

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    リンケ:序曲集 1 (フランクフルト・ブランデンブルク州立管/タイス)

    ヴァルトビューネ・コンサートでおなじみ「ベルリンの風」のパウル・リンケの作品集ベルリン・フィルの夏の風物詩ヴァルトビューネ・コンサートで最後に演奏されるのが、喜歌劇《ルナ夫人》の中の「ベルリンの風」。この曲の途中ではお約束の箇所で聴衆が口笛、指笛を吹きます(ちなみにBerliner LuftのLuftには「息」や「空気」の意味もあります)。ベルリンっ子にとっては、ウィーン・フィルのニューイヤーコンサートにおけるラデツキー行進曲のような存在。その「ベルリンの風」の作曲者パウル・リンケの序曲を中心とした管弦楽曲を集めた、ありそうでなかなか見当たらないアルバムが登場。いかにもcpoらしい企画です。冒頭に収録された同名の歌劇の序曲には、おなじみの旋律が使われています。リンケは生粋のベルリン人として当地の劇場で活躍、ベルリンっ子たちが月の世界で繰り広げる喜歌劇《ルナ夫人》など数多くの喜歌劇を書き上げ、「ベルリン・オペレッタ」と呼ばれるジャンルを創始。人々を魅了し、1941年にはベルリン市から名誉市民の称号を贈られました。美しい旋律を持つ彼の作品、全曲を耳にする機会はあまりありませんが、このアルバムに収録されている序曲やワルツを聴くだけでも、作曲家の魅力を知ることができるでしょう。 ヨハン・シュトラウス2世やカールマンの喜歌劇上演に実績のあるタイスならではの万全の演奏でお楽しみください。(2022/12/23 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555428-2

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    リンケ:序曲集 2 (フランクフルト・ブランデンブルク州立管/タイス)

    ベルリン・フィルの夏の風物詩ヴァルトビューネ・コンサートで最後に演奏される「ベルリンの風」。この曲の作曲者パウル・リンケの序曲第2集です。第1集(555428)に続き、ベルリンでこよなく愛されるリンケの美しい旋律が存分に楽しめます。アルバムの冒頭に置かれているのは、ベルリンっ子たちが月の世界で繰り広げる喜歌劇《ルナ夫人》の序曲です。軽快な序奏に導かれ、優雅なワルツや行進曲など作品を彩る旋律が次から次へと登場。一瞬たりとも耳を離すことができません。他には1906年に初演された1幕物の喜歌劇《青い絵》序曲や独立した序曲、ワルツなど聴きごたえのある作品が揃っています。演奏は第1集と同じく、ヨハン・シュトラウス2世やカールマンの喜歌劇上演に実績のあるエルンスト・タイスとフランクフルト・ブランデンブルク州立管弦楽団。彼らならではの万全の演奏でお楽しみください。(2023/02/24 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555448-2

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    レーガー:アルノルト・ベックリンによる4つの音詩/J.S. バッハの主題による変奏曲とフーガ(フランクフルト・ブランデンブルク州立管/レヴィン)

    偉大なる先人、ヨハン・セバスチャン・バッハを敬愛していたレーガー。1904年に初めてバッハの作品を主題にした変奏曲を書き上げます。使われたのはカンタータ第128番の二重唱「神の全能の力は計り知れず」であり、レーガーは原曲のオーボエの音色を想定して楽譜に「オーボエのように」と書きつけるなど、ピアノ曲でありながら、演奏にあたって多彩な響きを要求していたことがわかります。このアルバムでは編曲家でもある指揮者アイラ・レヴィンがレーガーの思いを音にするために、ピアノ曲をオーケストラ用にアレンジ、各声部を整理し、若干短縮を施すことでクライマックスを強大なものにしています。同じくバッハのコラール「ひとよ、汝が罪の」はレーガーの編曲、また「ベックリンの4つの音詩」はレーガーが魅了されていた絵画に触発された色彩豊かな作品です。(2019/10/25 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.574074

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    レズニチェク:交響曲第1番「悲劇的」/祈りと贖罪の歌(プルデンスカヤ/フランクフルト・ブランデンブルク州立管/ベールマン)

    チェコ系オーストリアの作曲家、レズニチェクは歌劇指揮者としてドイツを中心にヨーロッパ各地で活躍した人です。多くの作品を残していますが、現在知られているのは、歌劇「ドンナ・ディアナ」の序曲くらい。他の作品は戦争中に散逸してしまい、ここに収録された交響曲第1番も90年間行方がわからなかったものです。この交響曲第1番は、絶えず繰り返される強迫観念のようなメロディを持つ、タムタムを使用した大編成のオーケストラのための作品です。「悲劇的」というタイトルがなくともこの音楽の本質を理解することは容易いでしょう。狂気と崩壊を孕んだウィーン世紀末の特色を備えた作品です。(2009/02/11 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777223-2

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    レハール:喜歌劇「青いマズルカ」(フランクフルト・ジングアカデミー室内合唱団/フランクフルト・ブランデンブルク州立管/ベールマン)

    レハールは自身の作品の中に地方色を盛り込むことが好きでした。それはハンガリー風であったり、チェコ風であったり、中国風であったり。1920年、彼が50歳の時に作曲したこのオペレッタ「青いマズルカ」は題名通り、ポーランド風の台本を用いてます(中国風な一面も持ち合わせています)。ちょっとしたサスペンスはあるものの、音楽は常に明るさを失うことなく、登場人物たちはいつもダンスを踊っています。この宝石のような音楽は、初演時レハールにすばらしい称賛をもたらしたのでした。表情豊かな歌い手たちが、この隠れた名作に光りを当てます。(2009/02/11 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777331-2