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フランクフルト・ムゼウム管弦楽団

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    エトヴェシュ:歌劇「三人姉妹」(チャニス/デイヴィッド・ドンギュリ/エゴロフ/フランクフルト歌劇場管/ペテルセン)

    ロシアの文豪チェーホフの同名戯曲に基づくエトヴェシュの歌劇《三人姉妹》。田舎町に赴任した軍人一家の三姉妹を主人公に、ロシア革命を目前にした帝政ロシア末期の知識階級の閉塞感を描いた物語をオペラ化する際に、エトヴェシュは主人公の三人姉妹を全てカウンターテナーが演じるという思い切った配役を敢行、極めて倒錯的な世界を創り上げました。この上演では、アメリカのチェネス、カナダのデイヴィッド・DQ、ロシアのエゴロフ、この3人の世界的に成功した歌手を起用し、アコーディオンを効果的に用いたプロローグから濃厚な世界を表出。同じカウンターテナーであるものの、3人の声は声質が違うため姉妹の性格の描き分けに成功しています。また、個性的な演奏で知られる指揮者デニス・ラッセル・デイヴィスと、歌劇場のカペル・マイスターを務めるニコライ・ペテルセンの2人が指揮を担当する複雑なオーケストラの響きも聴きどころです。(2020/01/24 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC986

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    コルンゴルト:歌劇「死の都」(フォークト/パヴロフスカヤ/フランクフルト歌劇場管&合唱団/ヴァイグレ)

    (2011/08/24 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC948

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    R. シュトラウス:アルプス交響曲(フランクフルト歌劇場管/ヴァイグレ)

    2016年にも来日、レパートリーの広さで定評のあるドイツの指揮者セバスチャン・ヴァイグレ。OEHMSレーベルで進行中のこのリヒャルト・シュトラウスのシリーズは、ヴァイグレが「最も得意である」と語る作曲家であるだけに、どれも力の入った見事な出来映えを誇っています。今回の「アルプス交響曲」はとりわけ多彩な響きを駆使した映画音楽のような作品であり、ヴァイグレはオペラで培った巧みな統率力と表現力で、雄大なアルプスの風景だけでなく、シュトラウス(1864-1949)が作品に秘めたニーチェの影響(アンチクリスト)までをも丁寧に描き出そうとするかのようです。(2016/09/21 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC891

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    R. シュトラウス:歌劇「影のない女」(ウィルソン/ステンスヴォルト/ホグレーフェ/バウムガルトナー/フリッツ/フランクフルト歌劇場管/ヴァイグレ)

    快進撃を続けるセバスチャン・ヴァイグレとフランクフルト歌劇場のオペラ全曲シリーズに、いよいよリヒャルト・シュトラウス(1864-1949)の大作「影のない女」が登場します。モーツァルトの「魔笛」を意識したと言われる作品ですが、内容は難解であり、なかなか全容を捉えることは難しいとされています。とはいえ、リヒャルト・シュトラウスを得意とするヴァイグレのこと、全体を見通し良く纏め上げていることは言うまでもありません。大管弦楽と、多数の歌手を必要とする大掛かりなオペラですが、全てがバランスよく、納得の行く仕上がりとなっているのはさすがです。染物氏バラクを演じたテリエ・ステンスヴォルトは、2014年のシーズンをもって舞台から引退。これが「さよなら公演」となりましたが、そんなことは微塵も感じさせない充実した歌唱を聞かせます。(2015/09/23 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC964

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    R. シュトラウス:歌劇「ナクソス島のアリアドネ」(ニールンド/フランクフルト歌劇場管/ヴァイグレ)

    モリエールの戯曲を元にした歌劇「町人貴族」において、シュトラウス(1864-1949)とホフマンスタールが目指した「演劇と音楽の完全なる融合」は、結局実を結ぶことはありませんでした。しかしこの長すぎる歌劇の中の劇中劇「ナクソス島のアリアドネ」は、その後シュトラウスによって独立した物語に改訂され、皮肉たっぷりのプロローグを付け加えられて、新しい装いに生まれ変ったのはご存知の通りです。別々に用意された喜劇と悲劇、そして終演時間の制約…歌手と作曲家、そのほかの登場人物の軋轢と世間体。そして愛のもつれ。これらに上手く折り合いをつけ、更なる問題提起まで織り込んだこのオペラ(その上、ほかのオペラに比べて上演時間も短めです)は、聞けば聞くほどに魅力が増すものです。わがままなプリマドンナを歌うニュルンドを筆頭に芸達者をそろえたこの上演、ヴァイグレがぴりりと全体を制御しています。(2015/01/28 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC947

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    R. シュトラウス:交響詩集 6 (エンダース/フランクフルト歌劇場管/ヴァイグレ)

    ヴァイグレとフランクフルト歌劇場管弦楽団による「リヒャルト・シュトラウス管弦楽作品集」第6集。2013年からスタートしたこのシリーズの終わりを飾るのはニーチェに基づく「ツァラトゥストラ」と、チェロが大活躍する「ドン・キホーテ」の2曲が収録されています。常任指揮者就任が決定した読売日本交響楽団とも、2016年にシュトラウス作品を演奏したヴァイグレ。この時の演奏が就任の決め手の一つでもあるほどに、シュトラウスを得意とするヴァイグレの面目躍如といった陶酔感溢れる「ツァラ」と「ドン・キホーテ」です。「ドン・キホーテ」でチェロを演奏しているのは、1988年生まれの韓国系ドイツ人チェリスト、イサン・エンダース。シュターツカペレ・ドレスデンの首席チェロ奏者に弱冠20歳で就任した逸材で、退団後は世界中で活躍。2016年には来日し、J.S.バッハの「無伴奏チェロ組曲」全曲を演奏し賞賛を浴びました。彼の表情豊かな演奏は、ドン・キホーテの夢想と現実を映し出しています。(2018/08/24 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC893

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    R. シュトラウス:交響詩「英雄の生涯」/「マクベス」(フランクフルト歌劇場管/ヴァイグレ)

    2014年はリヒャルト・シュトラウス(1864-1949)の生誕150年にあたります。OEHMSレーベルでは、そんな彼の偉業をたたえて新しいプロジェクトを立ち上げました。それは現在ワーグナーの一連の作品で素晴らしい演奏を披露しているヴァイグレが指揮するフランクフルト歌劇場管弦楽団の芳醇なる響きで楽しむ交響詩集です。まず第1弾は「英雄の生涯」と少々珍しい「マクベス」の組み合わせで、「誇大妄想的」と言われるシュトラウスの音楽から余分なものをそぎ落とした極めて現代的な表現を楽しむことができます。(2013/10/23 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC888

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    R. シュトラウス:交響詩「死と変容」/交響的幻想曲「イタリアより」(フランクフルト歌劇場管/ヴァイグレ)

    ヴァイグレとフランクフルト歌劇場管弦楽団によるリヒャルト・シュトラウスの管弦楽作品集第5集は、20代の若きシュトラウスによる2曲の交響詩を収録。「死と変容」は曲を先に書いてから、彼の友人であるアレクサンダー・リッターに曲にふさわしい詩を書くように依頼し、スコアの冒頭に掲げたという曲。当時の彼自身の死生観が凝縮された名作です。もう1曲の「イタリアから」は明るく伸びやかな曲。旅行先で見たイタリアの風光明媚な景色が曲に反映されており、シュトラウスにおける標題音楽の始まりをなす作品とも言われています。リヒャルト・シュトラウス作品を得意とするヴァイグレは絶妙なオーケストレーションを余すことなく伝えるニュアンスに富んだ演奏を聴かせます。(2017/12/22 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC892

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    R. シュトラウス:交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」/家庭交響曲(フランクフルト歌劇場管/ヴァイグレ)

    「英雄の生涯」「マクベス」(OC888)に続く、ヴァイグレ&フランクフルト交響楽団によるリヒャルト・シュトラウス(1864-1949)作品集の第2集です。今回はなかなか表現の難しい(気恥ずかしい)「家庭交響曲」と彼の交響詩中、最も人気の高い「ティル」のカップリング。ともすれば散漫になってしまいがちな「家庭交響曲」での集中力、「ティル」での活発で飄々とした表現。ヴァイグレの手腕をとことん堪能できる素晴らしい1枚となっています。(2014/09/24 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC889

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    R. シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」/交響曲 ヘ短調(フランクフルト歌劇場管/ヴァイグレ)

    ヴァイグレによるリヒャルト・シュトラウス(1864-1949)の管弦楽作品集の第3集です。今回選択されたのは交響詩「ドン・ファン」とシュトラウスの初期の作品である「交響曲へ短調」の2作です。名作である「ドン・ファン」については説明は不要でしょう。ニコラウス・レーナウの詩に基づいた伝説上の人物「ドン・ファン」が、シュトラウスらしい多彩な管弦楽法で描かれているいて、聞き手にも多大なる満足感を与える作品です。それに対し、交響曲は、青年期の作品であり、シュトラウスらしさは散見されるものの、まだまだ独自の個性を発揮するところまでは至っておらず、そこが却って微笑ましいとも言える曲なのです。初演時にブラームスには酷評されたものの、聴衆には好感を持って迎えられたようですが、次第に忘れ去られてしまい、現在ではあまり聴く機会がありません。まだ交響詩の概念はなく、曲の構成はベートーヴェンに対するオマージュであるともされますが、なかなか意欲的な作風が貫かれていることも確かです。(2015/09/23 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC890