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ヴァリッシュ, ゴットリープ

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    ガル:左手のピアノ、ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための四重奏曲/ピアノ組曲/ピアノ・コンチェルティーノ(ヴァリッシュ/アーロン四重奏団/アムステルダム・フランツ・リスト管)

    オーストリア生まれの作曲家ハンス・ガルのピアノを伴う室内楽作品集。ブラームスを崇拝していたガルは、終生後期ロマン派の作風を遵守し、常に旋律美に溢れた作品を書き続けていました。このアルバムに収録されているのはガルが1922年から1940年の間に書いた作品で、うち2曲は世界初録音。メインとなるのは、戦争で右手を失ったピアニスト、パウル・ヴィトゲンシュタインのために書いたピアノ四重奏でしょう。各々が際立つ性格を持つ4つの楽章で構成されたこの曲はまさにガルの真骨頂と呼べる作品であり、ウィーン古典派の伝統を受け継いだ美しい旋律はとても耳なじみのよいものです。同じく世界初録音となる、ピアノと弦楽オーケストラのための「コンチェルティーノ」も古典的様式を好んだガルの美質が表れた作品です。古典から近現代作品までを弾きこなすピアニスト、ゴットリープ・ヴァリッシュを中心としたアンサンブルでお楽しみください。(2022/08/26 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555276-2

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    シューベルト:ピアノ・ソナタ第1番、第8番、第15番(ヴァリッシュ)

    人懐こい表情と、徹底的に暗い深淵が奇妙な具合に同居しているのがシューベルトのピアノ・ソナタです。ここに収録されているのは、彼の1番最初のソナタと、生涯半ばの3つの極めて実験的な断片、そして遺作として出版された最後の断片です。緊張感に満ちた曲が唐突に終焉を迎える時、聴き手は見知らぬ世界に放り出されたかのような不思議な身悶えにさいなまれることでしょう。(2007/12/12 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.570118

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    シューベルト:ピアノ・ソナタ第2番、第3番、第6番(ヴァリッシュ)

    シューベルトの後期ピアノ・ソナタは、名曲中の名曲として認知されていますが、初期のものについては必ずしもそうではありません。このような状況の背景には、未完成に終わってしまっていたり、一部の楽章の楽曲への帰属が不明瞭になってしまったりという事情があります。確かに楽曲としてのアイデンティティ確立という、一大事に関わる問題ではありますが、学問的なことやイメージは別として、実際に耳にすることのできる音楽は、実は珠玉のものばかりです。満ち満ちる歌、時に愁いの色を豊かに帯びる和声展開など、我々がシューベルトのピアノ・ソナタに求めるものがすべて存在しているといってよいでしょう。(2006/05/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557639

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    シューベルト:ピアノ・ソナタ第5番、第7a番(未完)、第11番(断片)、第12番(断片)(ヴァリッシュ)

    まさに「未完成交響曲」がその好例かもしれませんが、シューベルトの楽曲には、必ずしも完結していなくても楽しめてしまう、という性質があるようです。これらのピアノ・ソナタも未完成でありながら、シューベルト特有の旋律と和声の素晴らしさ、転調の魔術は、たっぷり味わうことができます。例えばD613(と612)では、半音階的な書法が絶妙な効果を上げていますし、D.625の終楽章では、ベートーヴェンの「熱情」、あるいはショパンやリストのピアノ作品を思わせるような、ピアニスティックで激しい楽想を耳にすることができます。決して放棄された、取るに足りない作品と思うことなかれ!(2004/06/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557189

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    D. スカルラッティ:ソナタ集(ヴァリッシュ)

    D.スカルラッティはその生涯に555もの鍵盤のためのソナタを書きました。曲のほとんどは単一楽章で、時間で言えば3分から6分くらいの小さいものですがどの曲も趣向を凝らした素晴らしいものばかり。現代では華やかなアンコール・ピースとしても重用されています。ヴァーリッシュの演奏はピアノならではの輝くような音色を生かしつつ繊細な表現も忘れていません。全18曲、楽しくお聞きいただけることでしょう。(2008/12/10 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.570468

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    ドホナーニ:ピアノ五重奏曲第1番、第2番(ウォルフィッシュ/エンソ弦楽四重奏団)

    名指揮者クリストフ・フォン・ドホナーニの祖父に当たるドホナーニ・エルノ(1877-1960)の2つのピアノ五重奏曲です。1897年、オイゲン・ダルベールとともに学んでいたドホナーニは、ベルリンでピアニストとしてデビューするための準備を始め、ドイツとオーストリアでコンサートを行い、ハンス・リヒターの招きでロンドンに出かけ、ここでベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番を演奏して、素晴らしい成功を収めます。その後、彼はリストを親しくなることを目論み、ロシアとアメリカを含むコンサート・ツアーを行い、その後は紆余曲折を経ながらもハンガリーの音楽の発展に力を尽くします。この1895年に書かれた第1番のピアノ五重奏曲は、ブラームスに絶賛されたという魅力的な作品です。確かにブラームスからの影響を強く受けたと思われる雰囲気が横溢し(特に第3楽章)、これは若き作曲家の意欲を示すとともに、その行く末を暗示させるかのようなドラマティックな側面も見せています。それに比べ、1914年に書かれた第2番の五重奏曲は、冒頭から重苦しく激しいもので、ドホナーニの作風の変化を目の当たりにすることができるでしょう。第3楽章のメロディも民謡調であり、第2主題はただただ厳粛です。名手ウォルフィッシュとエンソ弦楽四重奏団による迫力ある演奏は、聴くものの心を捉えてやみません。(2014/12/24 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.570572

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    ベートーヴェン:交響曲第8番/ピアノ協奏曲 Op. 61a (ヴァリッシュ/ウィーン・アカデミー管/ハーゼルベック)

    ベートーヴェン時代の楽器を用い、小編成で演奏を行うウィーン・アカデミー管弦楽団とマルティン・ハーゼルベックが追求する「RESOUND BEETHOVEN」のシリーズ、今回の第6集には、比較的小規模な編成ながら、独創的な工夫が凝らされた「交響曲第8番」とベートーヴェン自身がクレメンティの勧めによって「ヴァイオリン協奏曲」をピアノ用に編曲した「ピアノ協奏曲 ニ長調」の2作を収録。独奏のヴァリッシュが演奏する楽器は、ベートーヴェンが活躍した時代に製作された1825年製のフォルテピアノで、演奏場所もベートーヴェンの重要作品が多く初演されたオーストリア科学アカデミー(旧大学)という凝ったシチュエーション。18世紀初頭に響いたであろう音が余すことなく再現されています。(2018/06/29 発売)

    レーベル名:Alpha
    カタログ番号:ALPHA477

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    ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番 - 第5番/ヴァイオリン協奏曲(ピアノと管弦楽版)(ヴァリッシュ/ウィーン・アカデミー管/ハーゼルベック)

    マルティン・ハーゼルベックと、彼が率いるウィーン・アカデミー管弦楽団が2014年から取り組んでいるプロジェクト「RESOUND BEETHOVEN」。音楽学者とともに、ベートーヴェンの初演時の状況を徹底的に検証し、当時と同じ楽器、編成を用い、初演会場までをもほぼ同じにして録音を行うという取り組みです。これまでに交響曲は全曲がALPHAレーベルからリリースされ、高評価を得ています。今回CPOから発売されるのは、ピアノ協奏曲第1番から第5番と、本来第2番の最終楽章として想定されていたWoO6のロンド、そしてヴァイオリン協奏曲の編曲であるピアノ協奏曲ニ長調という組み合わせ。CD3の収録曲は既にALPHAレーベルから発売されていますが、今回はそれらも組み込んだ3枚組BOXとなります。録音場所やオーケストラの編成はもちろんのこと、協奏曲第1番、第2番、ロンドはベートーヴェンが実際に奏でていた楽器を使用するなど、徹底したこだわりを見せる今回の録音は、ベートーヴェン時代の音楽の再現を試みた貴重なものです。(2020/04/24 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:555329-2

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    ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番/交響曲第4番(ヴァリッシュ/ウィーン・アカデミー管/ハーゼルベック)

    マルティン・ハーゼルベックと彼が率いるウィーン・アカデミー管弦楽団が2014年から取り組んでいるプロジェクト「リサウンド・ベートーヴェン」。音楽学者とともに、ベートーヴェンの初演時の状況を徹底的に解析、検証し、当時と同じ楽器、編成を用い、初演会場までをも同じにし、録音を行うという取り組みです。もちろん、初演会場が残存していない場合もありますが、そこは歴史あるウィーンの街。いくつかのホールは当時そのままの姿で残っているのも、このプロジェクトが実現した要因の一つでしょう。第7作となるこのアルバムは、ピアノ協奏曲第4番と交響曲第4番の組み合わせ。このほぼ同時期に作曲された2曲は、1807年3月にウィーンのロプコヴィツ侯爵家の私的演奏会で初演されており、今回のライヴ録音も、由緒あるロプコヴィツ邸で初演時の風景そのままに行われた演奏会をまるごと収録しています。ピアノを演奏しているのは、前作の“ニ長調”と同じくゴットリーブ・ヴァリッシュ。1825年製のピリオド楽器を使用し、ベートーヴェンのオリジナルに近い音を追求しています。(2018/12/21 発売)

    レーベル名:Alpha
    カタログ番号:ALPHA478

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    リスト:管弦楽作品集(ウィーン・アカデミー響/ハーゼルベック)

    以前、他レーベルからリリースされていたハーゼルベックとウィーン・アカデミー管弦楽団の演奏をひとまとめにしたBOXの登場。最近ではベートーヴェン作品を初演時の編成と演奏法で再現する一連の「リサウンド・ベートーヴェン」が話題となっているハーゼルベックですが、こちらのリスト演奏も高く評価されています。ベートーヴェンとは異なり、リストの管弦楽作品でのピリオド楽器演奏は、現在でもあまり数が多くなく、このハーゼルベックの演奏はとても貴重なものと言えるでしょう。余分な虚飾を取り去り、すっきりとした響きで聴くリストは耳に新鮮です。あまり聞く機会の多くない作品も含まれており、リスト好きの方にもオススメのBOXです。(2018/08/29 発売)

    レーベル名:Gramola Records
    カタログ番号:Gramola99150