Home > CD & DVD > Artists

 CD & DVD/BD



ブルンス, ベンヤミン

Search results:14 件 見つかりました。

  • 詳細

    ツェムリンスキー:歌劇「フィレンツェの悲劇」(モルトマン/ウィルソン/ブルンス/ミュンヘン放送管/ハーン)

    妻ビアンカの浮気を疑う商人シモーネ、ビアンカと密通するグイード。ビアンカの気持ちは瞬時グイードに傾きますが、嫉妬したシモーネがグイードを手にかけると、ビアンカは改めて強いシモーネを見直し、ちゃっかり二人は元の鞘に収まるという物語。オスカー・ワイルドの戯曲を原作とする短いこの歌劇は3人の登場人物のみで進行し、ツェムリンスキーは緊張感に満ちた音楽を付けています。強さと狡猾さを併せ持つシモーネ役を英国出身のバリトン歌手クリストファー・モルトマンが演じ、若きアメリカ人ソプラノ、レイチェル・ウィルソンが輝かしい声でビアンカを歌います。この夫婦に翻弄されるグイード役には古楽レパートリーにも堪能なベンヤミン・ブルンス。指揮のパトリック・ハーンは1995年生まれの若手ながら2021年からヴッパータール響と同歌劇場の音楽総監督に就任し、ドイツで最年少の音楽総監督として話題になった逸材。2023年12月には新国立劇場の《こうもり》を指揮して喝采を浴びました。ミュンヘン放送管の首席客演指揮者でもあり、BR-KLASSIKではウルマンの《アトランティスの皇帝》の録音が出ています。(2024/04/19 発売)

    レーベル名:BR-Klassik
    カタログ番号:900347

  • 詳細

    ブルックナー:交響曲第9番/ミサ曲第3番(ツィーザク/ベヒレ/ブルンス/グロイスベック/ウィーン・ジングアカデミー/ウィーン放送響/マイスター)

    ブルックナー(1824-1896)の最高傑作の一つ「交響曲第9番」は彼が取り組んだ最後の交響曲です。1887年、第8番を完成させた直後に作曲に取り掛かったものの、なかなか筆が進まず、気持ちがのりはじめたのはその5年後、1892年に第8番が初演した後からでした。しかし、その頃には病が進行し、結局1894年に3楽章までが完成、第4楽章も進めていたのですが、結局は未完のまま残されてしまったのです。ブルックナーとしては、「未完に終わった場合は、終楽章の替わりにテ・デウムを演奏して欲しい」と語っていたといい、彼自身、この作品の終楽章については完成を望んでいなかったのかもしれません。最近は補筆完成版で演奏されることも多いこの作品ですが、コルネリウス・マイスターは3楽章のみでゆったりと曲を締めくくっています。変わりに置かれているのは、1867年頃に作曲されたミサ曲第3番。厚みのある響きと敬虔な精神に満たされたある意味「歌つきの交響曲」のような構造を持った大作です。コルネリウスが紡ぎ出す流麗な音楽はもちろんのこと、ソリストたちの素晴らしさも特筆すべき点でしょう。(2016/03/30 発売)

    レーベル名:Capriccio
    カタログ番号:C5247

  • 詳細

    ワーグナー:楽劇「ラインの黄金」(フォッレ/クルマン/コニエツニ/ウルリヒ/バイエルン放送響/ラトル)

    全ヨーロッパが注目した、バイエルン放送とサイモン・ラトルによる「ラインの黄金」(コンサート形式)の登場です。リハーサル風景も映像で公開されていたり、またベルリン・フィルとの演奏が素晴らしかっただけに期待値が高かったりと、何かと話題になったこの演奏です。現在考えられる最上のキャストを揃え、万全の体制で行われたこの「ラインの黄金」は、ラトルの的確な指揮とバイエルン放送交響楽団のいぶし銀のようなまろやかな音色…序曲の豊かな響きを聴くだけでもこの演奏が極上であることを確信するでしょう…を得て、これ以上望むべくもないワーグナー(1813-1883)が表出されています。(2015/10/28 発売)

    レーベル名:BR-Klassik
    カタログ番号:900133

  • 詳細

    ワーグナー:歌劇「さまよえるオランダ人」(サミュエル・ヨン/メルベート/ゼーリヒ/バイロイト祝祭合唱団&管弦楽団/ティーレマン)

    バイロイト音楽祭2013 ― ティーレマンによる圧倒的な《オランダ人》
    ワーグナーの有名オペラの中では、初期に比較的聴きやすい手法で書かれ、演奏時間もほどよい一曲。また純粋な愛によって救われるという物語もその後のワーグナーの主要なテーマといえ、様々な意味合いでワーグナー入門にうってつけの作品といえます。オランダ人役のサミュエル・ヨンは良く通る声で、メルベートが的確に表現するゼンタの不安に応えながら、この役を見事に演じています。ゼーリヒの歌うダーランは作品に力強さを与え、ブルンスは熱のこもった歌唱で舵手の激しい性格を表現。ティーレマンの指揮は、自然でダイナミックな脈動と透明な響きに満ちた、圧倒的な音楽をオーケストラから引き出すことに成功しています。(ニューヨーク・タイムズ)(2018/07/27 発売)

    レーベル名:Opus Arte
    カタログ番号:OACD9043D