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キタエンコ, ドミトリー(1940-)

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    チャイコフスキー:交響曲第4番/イタリア奇想曲(ケルン・ギュルツェニヒ管/キタエンコ)

    1876年から1877年にかけて作曲されたこの交響曲第4番。この時期の彼は、メック夫人という素晴らしいパトロンを手に入れ、ようやく経済的な余裕が生まれ作曲に専念できるようになった、彼にとっては穏やかな日々がやってきたのです。しかしながら、身にまとわりついた「同性愛疑惑」を晴らすだめに1877年に彼の元弟子であった娘と結婚するのですが、これが失敗。精神的打撃を負った彼は自殺未遂を起こしてしまいます。そんな相反する生活の中でこのような素晴らしい作品が生まれたのはほとんど奇跡とでもいえるのではないでしょうか?そんなドラマティックな作品をキタエンコはいつものように冷静沈着に分析。決して感情に溺れることなく見事に音にしています。(2013/12/18 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC671

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    チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」(ケルン・ギュルツェニヒ管/キタエンコ)

    昨年のマンフレッド交響曲に続く、キタエンコ&ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団のチャイコフスキー第2弾。今回は彼の最高傑作である「悲愴」。アグレッシヴでマッシヴな音作りはさすがです。(2011/04/13 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC666

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    チャイコフスキー:交響曲第7番/ピアノ協奏曲第3番(ジルベルシュテイン/ギュルツェニヒ管/キタエンコ)

    キタエンコのチャイコフスキー(1840-1893)は、前作の第4番(OC671)で、交響曲全集が完成したと思っていた方も多いのではないでしょうか?しかし、実は「交響曲第7番」がまだあったのです。この作品、もともとは1892年に着手された「人生」と呼ぶ交響曲のスケッチ(途中で放棄)がピアノ協奏曲第3番に作り替えられ始めたものの、こちらも第1楽章のみが完成されました。そしてチャイコフスキーの死後、1950年になって作曲家セミヨン・ボガティレフが、この協奏曲をもとに交響曲の復元(・・・というよりっ素材を用いて新しい曲を創り上げた)に着手、第1楽章は協奏曲に若干の手を加え、第2楽章と第4楽章は協奏曲に使われるはずだった第2楽章と第3楽章のスケッチから、そして第3楽章は全く別の曲「ピアノのための小品Op.72」の第10曲を引用。なんとか交響曲の形に仕上げたというものです。日本の女性指揮者が「幻の交響曲」として演奏し話題になった曲としても知られています。このキタエンコ盤は、ピアノ協奏曲第3番(ソロはジルベルシュタイン!)も併せて収録。この興味深い作品の理解度を高めてくれること間違いありません。もちろん演奏は最高です。(2014/03/26 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC672

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    チャイコフスキー:バレエ音楽「くるみ割り人形」組曲 Op. 71/ストラヴィンスキー:ディヴェルティメント(ケルン・ギュルツェニヒ管/キタエンコ)

    ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団が"首席指揮者"の任にあたることのなかったドミトリー・キタエンコに"名誉指揮者"の称号を送ったのは、その数多い録音が高く評価されているためです。ショスタコーヴィチ(Capriccio C49545)、プロコフィエフ(C7190)、ラフマニノフ、そしてチャイコフスキー(OEHMS OC027)の各々の交響曲全集は、その機動力の高さと緻密な構成、迫力ある音色で他の追従を許しません。とりわけチャイコフスキーに関しては、交響曲の録音が終了してから歌劇「イオランタ」(OC963)の全曲盤をリリース、キタエンコの思い入れの深さが感じられましたが、今回の「くるみ割り人形」全曲盤も注目すべき演奏です。この作品は組曲版の演奏が多い中、キタエンコは全曲版を選択し、この物語の全容をすみずみまで聴かせています。一瞬たりとも聴き手の耳をそらすことのない集中力の高い演奏は、キタエンコとオーケストラの良好な関係性を明確に示しています。余白に収録されたストラヴィンスキーの「妖精の口づけ」も絶品。(2016/11/23 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC448

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    ツィンマーマン/ベリオ/リーム/シェルシ/キルマイヤー:20世紀のトランペット作品集(フリードリヒ/フランクフルト放送響/キタエンコ)

    (2009/04/01 発売)

    レーベル名:Capriccio
    カタログ番号:C10482

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    プロコフィエフ:組曲「夏の夜」/スキタイ組曲/ハチャトゥリアン:仮面舞踊会/バレエ音楽「スパルタクス」組曲(ザグレブ・フィル/キタエンコ)

    プロコフィエフとハチャトゥリアン。20世紀を代表する2人のソ連の作曲家によるユニークなオーケストラのための組曲集。プロコフィエフの『夏の夜』は、1940年に作曲された歌劇《修道院での婚約》の音楽を組曲にまとめたもの。古典的形式を現代に蘇らせたオペラ・ブッファであり、組曲に使われた5曲も端正な風情を持っています。『アラとロリー』はもともとバレエ音楽として書かれたものの、結局は演奏会用の組曲として完成。第2曲の凶暴な「邪神チュジボーグと魔界の悪鬼の踊り」が有名です。「ワルツ」が知られるハチャトゥリアンの『仮面舞踏会』は戯曲のための劇音楽。またバレエ音楽『スパルタクス』は豪華なサウンドを存分に用いた派手な作品。キタエンコは、持ち前のパワーを生かした華麗な響きをザグレブ・フィルハーモニー管弦楽団から引き出し、ロシア音楽のスペシャリストとしての貫禄を見せつけています。(2020/08/28 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC471

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    プロコフィエフ:交響曲全集(ケルン・ギュルツェニヒ管/キタエンコ)

    ショスタコーヴィチの交響曲で明晰でクールな解釈を披露し、大好評を博しているキタエンコ。とにかく爆発的な表現が話題となっている人ですが、このプロコフィエフ(1891-1953)でも期待通りの凄演を聴かせてくれます。明晰なテンポ、切れのあるアンサンブル、そして随所に漲るエネルギーの噴出には驚く他ありません。ロシア音楽と新古典主義の融合から生まれた傑作をこれでもか!とばかりに表出。これは価値ある5枚組です。(2008/10/22 発売)

    レーベル名:Phoenix Edition
    カタログ番号:Phoenix135

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    ムソルグスキー:交響詩「禿山の一夜」/プロコフィエフ:アレクサンドル・ネフスキー(ケルン・ギュルツェニヒ管/キタエンコ)

    ショスタコーヴィチ、プロコフィエフ、ラフマニノフ、チャイコフスキーと続いてきた、キタエンコとケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団によるロシア音楽集の録音。今回は「魔女の宴、死神の踊り、氷上の戦い」にまつわる作品が演奏されています。通常耳にすることの多いリムスキー=コルサコフによる編曲ではなく、作曲者自身の原典版で聴く「禿山の一夜」は、幾度も改訂を繰り返す前の粗削りさが魅力。最後まで悪霊たちが暴れまわり唐突に曲を閉じるのは、普段のヴァージョンに慣れている人にはかなり衝撃的。同じく死に取りつかれた歌曲集「死の歌と踊り」も恐ろしさに満ちています。もともとは映画のための音楽「アレクサンドル・ネフスキー」も荒々しさ満点。音楽がピークに達する「氷上の戦い」では迫力たっぷりの響きが堪能できます。(2017/06/23 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC459

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    ムソルグスキー/リムスキー=コルサコフ/リャードフ:管弦楽作品集(ケルン・ギュルツェニヒ管/キタエンコ)

    2009年、ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団の名誉指揮者に就任以来、キタエンコは数多くの素晴らしい録音を世に出してきました。とりわけ前作のシベリウス:交響曲第2番(OC457)は2019年の国際クラシック音楽賞(ICMA)の交響曲部門で最高賞に選ばれるなど世界中で絶賛されています。今作では、キタエンコが最も得意とするお国物3曲を収録。ムソルグスキーの名曲「展覧会の絵」ではカラフルなサウンドが楽しめるラヴェル版を用い、しなやかで美しい演奏を披露。リムスキー=コルサコフの歌劇《見えざる町キテージと聖女フェヴォロニャの物語》の演奏会組曲では、神秘的な物語を彩る重厚な音楽を形作ります。リャードフの人気曲「魔法にかけられた湖」もやはり物語性を持つ曲であり、ここでもキタエンコは堂々たる音楽を聴かせます。(2019/05/24 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC469

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    ラフマニノフ:合唱交響曲「鐘」/タネーエフ:聖イオアン・ダマスキン(ブルノ・チェコ・フィルハーモニー合唱団/ケルン・ギュルツェニヒ管/キタエンコ)

    ラフマニノフの合唱交響曲『鐘』は、1913年に作曲された合唱作品。アメリカの詩人エドガー・アラン・ポー(1809-1849)の詩をロシアの詩人、コンスタンチン・バリモントがロシア語に訳したものを自由に用いながら、4つの場面「そりのベル=若さ」「結婚」「激動の幕開け」「弔い」を象徴する鐘の音を通して人生の機微を描いています。ラフマニノフが好んだ「怒りの日=ディエス・イレ」の旋律も効果的に使われた中期の傑作の一つです。かたやタネーエフの「聖イオアン・ダマスキン」は宗教的なカンタータ。7~8世紀に実在した聖人(ダマスコのヨハネ)の祈祷文をトルストイが翻案したテキストの中から、タネーエフは16行を選択、感動的な作品に仕上げました。タネーエフ初の成功作品としても知られ、いかにもロシアの合唱曲らしい荘厳な雰囲気を持っています。キタエンコは、その特徴とも言える重低音を強調した響きを、30年以上に渡り彼と演奏を続けているケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団から引き出し、メリハリのある音楽を作っていきます。また、チェコで作曲家としても活躍するペトル・フィアラが指導するチェコ・フィルハーモニー合唱団ブルノの力強く、清冽なハーモニーも聴きどころです。(2020/07/22 発売)

    レーベル名:Oehms Classics
    カタログ番号:OC470