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ヤブロンスキー, ドミトリ(1962-)

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    ショスタコーヴィチ:室内交響曲 Op. 73a/弦楽のための交響曲 Op. 118a (キエフ・ヴィルトゥオーゾ室内管/ヤブロンスキー)

    日本でも人気の高い指揮者ルドルフ・バルシャイ(1924-2010)は、もともと優れたヴィオラ奏者として活動を開始、その後1955年に指揮者としてデビューし、同時代のソ連の作曲家たちの数多くの作品を初演した功績で知られています。また、編曲家としても知られるバルシャイは、モスクワ音楽院での恩師であったショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲のうち5曲を「室内交響曲」へと改編し、原曲の厳しい響きを色彩豊かな響きへと変貌させ、全く新しい作品として聴き手に提示しました。この一連の編曲は室内オーケストラのレパートリーの拡大を図るとともに、ショスタコーヴィチ作品の新しい楽しみ方を示唆しています。キエフ・ヴィルトゥオージとドミトリ・ヤブロンスキーの緊張感に満ちた演奏です。8.573466・・・ショスタコーヴィチ:室内交響曲集 Opp. 49a, 110a, 83a ヤブロンスキーキエフ・ソロイスツ(2017/04/21 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573601

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    ショスタコーヴィチ:室内交響曲集 Op. 49a, 110a, 83a (キエフ・ソロイスツ/ヤブロンスキー)

    日本にも所縁の深い名指揮者ルドルフ・バルシャイ(1924-2010)は、モスクワ音楽院の学生時代にはショスタコーヴィチ(1906-1975)に師事していたことがあります。彼は優れたヴィオラ奏者であり、また作曲家としても知られ、彼が編曲したマーラーの交響曲第10番などは、その変幻自在な響きがとりわけ愛されています。そんなバルシャイ、やはり師であったショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲にも見事な編曲を施しています。前述の通り、彼はもともとヴィオラ奏者であり、1948年から1953年までボロディン弦楽四重奏団の一員として活躍、その後は1955年に設立したモスクワ室内管弦楽団の指揮者として数多くの作品の初演をしています。このショスタコーヴィチの一連の作品も、そんな中の一つであり、1960年の室内交響曲(第8番の編曲)をはじめとして、どれもが拡大されながらも緊張感を失うことのない見事な作品として生まれ変っています。今回、これらを演奏するのはキエフ・ソロイスツとヤブロンスキーの組み合わせ。色々と聴き所の多いアルバムとなっています。(2016/04/27 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573466

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    ショスタコーヴィチ:ジャズ組曲第1番、第2番/バレエ組曲「ボルト」/タヒチ・トロット(ロシア国立響/ヤブロンスキー)

    音楽ファンでショスタコーヴィチが好きになる人は、まずは交響曲や弦楽四重奏曲の、深刻度は史上最高のしかめ面した音楽から入ったに違いありません。当盤は作曲家像を混迷させるといってよいほど、ストレートに明るく楽しく愉快な音楽がてんこ盛りですが、これもまた、軽音楽をも愛した作曲家の一面なのです。ジャズの名曲「二人でお茶を」がショスタコ編曲で管弦楽曲化というミスマッチを、理屈抜きで楽しみましょう。ここで「ジャズ組曲第2番」としてまとめられているのは、様々なバレエ、映画、劇場音楽からの寄せ集めで、特に映画で有名になった14は必聴です。(2002/06/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.555949

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    ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ/ヴァイオリン・ソナタ(ヤブロンスキー/サランツェヴァ)

    ショスタコーヴィチの成熟期以降の室内楽曲のうち、最も早く書かれた室内楽曲であるチェロ・ソナタは、耳になじみやすい旋律や躍動感に恵まれていて、やや難解な作品の多いこのジャンルで、最も親しみやすい作品の一つと言ってよいでしょう。一方、晩年の作品であるヴァイオリン・ソナタは、同僚の大ヴァイオリニスト・オイストラフの60歳の誕生日に捧げられた作品で、ヴァイオリン、ピアノの双方が演奏至難な難曲としても知られていますが、それ以上にその内容の深遠さは圧倒的です。聴く者にとっても必ずしも敷居の低い曲ではありませんが、20世紀のヴァイオリン・ソナタの最高峰の一つとなっています。(2006/11/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557722

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    ショスタコーヴィチ:バレエ組曲第1番 - 第4番(ロシア・フィル/ヤブロンスキー)

    ショスタコーヴィチといえば、交響曲や弦楽四重奏曲などに聴く「もう勘弁!」と言いたくなるような重苦しさ(特に後期作品)や、果てしなき国家権力との化かし合いといった暗いエピソードのイメージが強いかと思います。しかし彼の作品一覧を見てみると、生涯を通じて、映画音楽やバレエ音楽などの、機会的・実用的娯楽作品を数多く手がけていることがわかります。そんな中から、選りすぐりを集めて再アレンジしたのが当盤のバレエ組曲ですので、この作曲家の楽しい、ユーモラスな面を濃縮した結果となっており、これが「ショスタコ?」といった感の、お気楽曲のオンパレードとなっています。(2004/11/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557208

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    シルヴェストロフ:記憶の瞬間II/セレナード/使者 - 1996 (スタロドウブ/キエフ・ヴィルトゥオーゾ室内管/ヤブロンスキー)

    2017年に生誕80年を迎えるウクライナの作曲家シルヴェストロフ。アルヴォ・ペルトのようなロシア・アバンギャルドの作曲家の例に漏れず、1960年~70年代までは前衛的な作品を書いていましたが、ある時から現代的な作風を放棄し、瞑想的な作品を書き始めます。そして1996年、愛する妻ラリッサ・ボンダレンコを失ったことをきっかけに書かれた「使者」と「ラリッサのためのレクイエム」が一部のファンの人気を獲得(ECMレコードの主宰者マンフレート・アイヒャーが彼の音楽を愛していたことも一つの要因)し、現在では静かなブームが起き始めています。このアルバムには、シルヴェストロフの代表作「使者」をはじめ、郷愁を誘う数々の曲が収録されており、シルヴェストロフを初めて聴く人にとっても良い道標となることでしょう。(2017/09/29 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.573598

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    タネーエフ:協奏的組曲/リムスキー=コルサコフ:2つのロシアの主題による幻想曲(グレゴリー/キエフ・ヴィルトゥオージ響/ヤブロンスキー)

    チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲は19世紀ロシアを代表する“ヴァイオリンとオーケストラのための作品”ですが、他のロシアの作曲家たちも、優れた協奏的作品を数多く作曲しています。このアルバムにはチャイコフスキーの弟子、セルゲイ・タネーエフと『ロシア五人組』の一人、リムスキー=コルサコフの作品をヤブロンスキーとキエフ・ヴィルトゥオージ交響楽団の演奏で収録。タネーエフの「協奏的組曲」は彼の友人であるヴァイオリニスト、シボールの依頼で書かれた作品で、バロック期の組曲の体裁を取りながら、各々の曲は大胆な筆致で書かれています。愛らしい「ガヴォット」が魅力的。リムスキー=コルサコフの「2つのロシアの主題による幻想曲」は、クライスラーのピアノ伴奏版も知られますが、迫力あるオーケストラ版は聴きもの。ヴァイオリンが歌う哀愁漂うロシアの旋律が、色彩豊かな響きを駆使したオーケストラ・パートと溶け合い、壮大なクライマックスを築きあげます。(2019/08/30 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.579052

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    ダルベール:ピアノ協奏曲第1番、第2番/序曲「エステル」(バノヴェツ/モスクワ響/ヤブロンスキー)

    ダルベールはリストの高弟で、師も「我らが若き若獅子」と呼ぶほどの腕を持つピアニストでしたが、作曲に力を入れたことで知られます。2曲のピアノ協奏曲は、華麗なピアノ技巧や循環主題の手法など師を思わせる部分もありますが、幽玄といっていいほどの叙情的ムードが支配的です、若書きの大作第1番は、被献呈者である師の音楽よりも、響きの上ではシューマンやブラームスに親近性があるのがユニークです。第2番でも重量度の高いピアノ技法が駆使されていますが、相変わらず派手さは控え目で、そんな「真面目な作曲家・ダルベール」のアピールぶりから、彼の円熟した独自性を聴き取ることができます。(1987/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.553728

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    チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲/憂鬱なセレナード/ワルツ・スケルツォ(カーラー/ロシア・フィル/ヤブロンスキー)

    チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲は、古今東西のあらゆるヴァイオリン協奏曲の中で、最も大衆的な人気を誇る作品ということができるでしょう。親しみやすく覚えやすいメロディー、効果的なオーケストレーション、そして独奏者の名人芸の三拍子が完璧に揃った名曲中の名曲です。「なつかしい土地の思い出」はヴァイオリンとピアノのために書かれましたが、ここではグラズノフ編曲によるオーケストラ版で演奏されています。この曲集の「瞑想曲」は、元来協奏曲の第2楽章として企図されたものですが、こうしてオーケストレーションされてみると、大変に興味深い曲想の親近性がより浮かび上がってきます。(2007/04/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557690

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    チャイコフスキー:バレエ音楽「白鳥の湖」(ロシア国立響/ヤブロンスキー)

    「クラシックバレエ」という単語から連想される最大公約数的なイメージといえば、あまりに有名な「あのメロディ」(1枚目最終トラック等)をバックに、白いチュチュを着て踊るバレリーナという情景ではないでしょうか。考えてもみればこれはスゴいことで、チャイコフスキーの音楽の持つ、聴く者に訴えかける力の強さの、一つの証明といってもよいでしょう。長大なため、彼の交響曲や協奏曲と比べて、バレエ全曲として鑑賞される機会は少ないように思いますが、一度聴き出せば、ほどよくセンチメンタルで、楽しいものから泣かせるものまで、多彩で見事なナンバーの連続で、時が経つのを忘れるほどです。(2003/01/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.555873-74