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湯浅卓雄

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    松村禎三:交響曲第1番、第2番/ゲッセマネの夜に(神谷郁代/アイルランド国立響/湯浅卓雄)

    日本人作曲家の中でも、独自の足跡を残した松村禎三の3つの作品。アジア的なものを表現しようと努めた「交響曲第1番」で、総譜に記された音は、蝗の群れのように湧き上がり、巨大な渦となり聴き手を圧倒する。そして、35 年以上経て書かれた「交響曲第2番」は、彼自身のモノローグであり、全ての人類へ捧げる憂いと希望の光である。響きはより調性に回帰し、ピアノと管弦楽は対話を重ねながら、最後のクライマックスへと突き進む。そして、「ゲッセマネの夜に」では、松村の思いは、キリストの眼差しを借りながら、人々の苦悩をまっすぐに指し示す。偉大な作曲家であり、また表現者であった松村禎三の音楽に、対峙する時来たる。(2010/12/15 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.570337

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    黛敏郎:シンフォニック・ムード/バレエ音楽「舞楽」/曼荼羅交響曲/ルンバ・ラプソディ(ニュージーランド響/湯浅卓雄)

    作曲家としての駆け出し時代、パリに留学するも、欧州に学ぶ物なしとしてすぐに帰国するなど、黛敏郎は反逆児的な存在でした。芥川也寸志と同様、メディアでの活躍で知名度は高くとも、肝心の音楽は、一部の超有名作を除いて十分には紹介されてきませんでした。世界初録音2曲を含む当盤で、我々はその素顔を知ることになります。ガムラン、東アジア、両界曼荼羅、ラテンに題材を得て、一見国籍不明でも、音を聴けば確かに日本人ならではの美意識が一貫して感じとれます。一切の先入観無しに、純粋に楽しめる音の饗宴が、ここにあります。武満よりも先に欧米で演奏された黛の芸術、その再評価は、21世紀の課題となるでしょう。(2005/03/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557693

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    諸井三郎:こどものための小交響曲 変ロ調 Op. 24/交響的二楽章 Op. 22/交響曲第3番 Op. 25 (アイルランド国立響/湯浅卓雄)

    諸井三郎は独学で作曲を修めた後にベルリンへ留学、ドイツ音楽の技術と精神を学び正統的大作を残しました。その後の日本人作曲家が歩む道を方向づけた偉大な先人なのです。世界初録音となる当盤の収録曲全てが、第二次世界大戦中の作品であることにご注目ください。創作の頂点と言える「交響曲第3番」は大戦末期の作。内容は時代状況と無縁では当然ありえず、とりわけ死をテーマとする第3楽章は、音楽を愛する日本人なら聴いていかねばならない作品と言えるでしょう。「こどものための小交響曲」は、子供というよりむしろ大人の鑑賞に向く真摯さが滲み出ています。「交響的二楽章」の後半の高揚も聴き逃せません。(2004/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557162

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    矢代秋雄:ピアノ協奏曲/交響曲(岡田博美/アルスター管/湯浅卓雄)

    ドビュッシー、ラヴェル、バルトーク、ストラヴィンスキー、ベルク、プロコフィエフ・・・メシアン。20世紀前半の音楽史そのままに、革新的作曲家たちのエッセンスを師である橋本國彦や伊福部昭から受け継ぎ、ヨーロピアン・スタイルの音楽を完璧なまでに自己の作品へ昇華させた矢代秋雄。「この録音が日本の作曲家の地位を高めるきっかけになる」と矢代への共感を惜しまない湯浅卓雄の指揮、初演者・中村紘子の名演に対する岡田博美の新しい解釈、そしてアルスター管の深い音色を得たこの一枚は、ヨーロッパ楽壇に対する日本からの"誇り高き返礼"だと言えるでしょう。(2002/03/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.555351

  • 山田耕筰:序曲ニ長調/交響曲ヘ長調「かちどきと平和」/交響詩「暗い扉」/交響詩「曼陀羅の華」(ニュージーランド響/湯浅卓雄)

    日本の芸術音楽は何処から来て何処へ行こうとしているのか。全ての始まりを聴くことは、21世紀の歴史を刻もうとする私たちに必須の音楽体験である筈です。日本人初の管弦楽曲で、これが世界初録音になる「序曲ニ長調」こそ、正に感涙の小品。当然、日本人初の交響曲である「かちどきと平和」と併せ、西洋音楽との出会いの感動が凝縮されています。僅か一年後の二つの交響詩では、同じ作曲家とは思えないスタイルの変化がみえます。ここで私たちは、夢と希望に溢れて渡欧し、名前を西欧人的に綴り自らを売り出した若者の足跡の偉大さに、平伏するのです。名前だけは誰でも知っている山田耕筰、その真の姿を今、貴方も確認してみませんか?

    ( 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.555350

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    1 ( 発売)

    レーベル名:【ご案内】ナクソス・ジャパンの公式Youtubeチャンネルでは、音楽ライターでラジオパーソナリティの小室敬幸氏によるトークライブ「ほんとうはもっとすごい山田耕筰を語る」のアーカイブ映像を配信中です。本アルバムの収録曲についても存分に紹介されておりますので、ぜひご鑑賞の参考にご覧ください。https://www.youtube.com/watch?v=GQLSRJRcWnY
    カタログ番号:2003.11.01

  • 山田耕筰:長唄交響曲「鶴亀」/交響曲「明治頌歌」/舞踊交響曲「マグダラのマリア」(東京都交響楽団/湯浅卓雄)

    長唄交響曲「鶴亀」は、今や西洋古典音楽が巷に溢れかえる現代を生きる私たちに、どんな感情を抱かせるでしょう。驚愕か、新鮮か、懐古か。当作品は19世紀半ばの長唄をそのまま演奏し、そこに管弦楽を付したもの。「明治頌歌」は、鎖国時代に始まり黒船来襲・文明開化・明治天皇崩御などを描きながら、やはり西洋音楽の受容がテーマと考えられる交響曲、また「マグダラのマリア」は、今さらながら作曲者の輝かしい才能に恐れ入る、堂々たる管弦楽曲で、いずれも欧米諸国でも演奏されました。この記念碑的なアルバムにより、私たちは日本の作曲界における偉大な先駆者の苦闘を再認識し、感謝の念を新たにするのです。

    ( 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557971

  • ( 発売)

    レーベル名:【ご案内】ナクソス・ジャパンの公式Youtubeチャンネルでは、音楽ライターでラジオパーソナリティの小室敬幸氏によるトークライブ「ほんとうはもっとすごい山田耕筰を語る」のアーカイブ映像を配信中です。本アルバムの収録曲についても存分に紹介されておりますので、ぜひご鑑賞の参考にご覧ください。https://www.youtube.com/watch?v=GQLSRJRcWnY
    カタログ番号

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    1 ( 発売)

    レーベル名
    カタログ番号:2006.11.01

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    ラッブラ:ヴァイオリン協奏曲/即興曲(オソストヴィッツ /アルスター管/湯浅卓雄)

    合唱曲ファンなど、一部のファン層以外では、まだまだ知られていないラッブラですが、当盤は彼の存在はもっと高く評価されてしかるべきだという証明と申せましょう。この感動的なヴァイオリン協奏曲をお聴きください! 決して覚え やすい、口ずさみやすいというタイプのものではないのですが、全楽章とも豊かな旋律が独奏ヴァイオリン、オーケストラの双方に満ちており、その味わいの深さには比類がありません。第1楽章のカデンツァなどを含め、ヴァイオリンの技巧的な取り扱いに関しても、興味深い書法を随所に見せています。併録の2曲も、その溢れんばかりの叙情性には、全く驚かされます。(2005/11/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.557591

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    ラロ:スペイン交響曲/ラヴェル:ツィガーヌ/サラサーテ:カルメン幻想曲(チャン/ニコラウス・エステルハージ・シンフォニア/湯浅卓雄)

    定番中の定番、おなじみのエキゾチック系ヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリン名曲四巨頭の揃い踏みセットです。・・・とは言ってみましたが、こうして改めて並べて聴いてみると、そんな十把一からげ的な形容は相応しくないような気もしてきました。チャンや湯浅の、演歌的要素を過度に強調しない自然体のアプローチもあってか、むしろ聴けば聴くほど、作曲家それぞれのヴァイオリンという楽器との付き合い方、民族的要素の取り入れ方、時代背景、そして作曲家としての「あり方」そのものの違いが、楽曲間で共通する要素を通して、一層鮮やかに浮かび上がっているといえましょう。(2003/10/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.555093

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    リーヴァイ:チェロ協奏曲/交響曲第3番/夏の序曲(バランタイン/アイルランド国立響/湯浅卓雄)

    ベートーヴェンやリストの激烈な演奏で、知る人ぞ知る至高のピアニストのエルンスト・レヴィは、作曲家でもありましたが、当盤に登場するのはその子息、彼もまた作曲家、チェリストとして活躍しています。父や父の友人でもあった師・カウダーの衣鉢を継ぎ、調性の枠内に拘った作風ですが、すべてのパートが見透かせるくらいに、一音一音が慎重に積み重ねられた音楽は、むしろ厳しさに満ちているといってよいでしょう。しかしそのストイックな響きの中から立ち上がる詩情と、そしてエネルギッシュな躍動感は大変に魅力的です。まずは、ロンド・タランテラやチェロ協奏曲の急速楽章といったあたりが、この作曲家の特異な魅力への入門編としてよいでしょう。(2006/02/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559234

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    ロースソーン:ピアノ協奏曲第1番、第2番(ドノホー/アルスター管/湯浅卓雄)

    これら2曲のピアノ協奏曲を聴いていただくと、ピアノ独奏パートが非常に洗練されており、かつ技巧的にも大変に高度なものを要求する、ツウ好みのものになっているのが、おわかり頂けることと思います。それもそのはず、ロースソーンは大ピアニスト、ブゾーニの高弟にして、やはり大ピアニストのエゴン・ペトリにピアノを学んでいるのです。そんなロースソーンのピアノ協奏曲の録音にあたって、同国人の技巧派として評価の高いドノホーは、理想的なソリストと申せましょう。肉厚で分離のよいタッチと抜群の運動性による眩いばかりのヴィルトゥオジティ、そして静謐な場面での瞑想的な表情と、見事な演奏を聴かせてくれます。(2003/06/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.555959