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ウィーン放送交響楽団

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    許舒亞:インソレーション/クリスタル・サンセット/祖国へのこだま/ニルヴァーナ/ユン(リー・シューイン/チェン・キレン/ウィーン放送響/ラプル)

    1961年に中国の北東部で生まれた作曲家、許舒亞(1961-)の作品集です。中国の「ニューウェイブ」作曲家であり、彼の作品は世界中で賞を獲得し、広く演奏されています。日本でも以前、サントリー音楽財団が開催したサマーフェスティヴァルで(1999年)彼の作品「虚/実~12奏者のための」を演奏し、こちらも高い評価を受けています。このアルバムには1990年台から2007年までに書かれた5つの作品が収録されています。「インソレーション-日射量」は中国の古代神話にインスパイアされた作品で、猛暑の日に水を求める英雄の姿が描かれています。自然を征服する困難さと勇気が讃えられています。次の曲も「太陽賛歌」であり、日没時の独特の太陽光線が3つに分かれたオーケストラによって克明に描かれていきます。祖国への郷愁が描かれた「祖国へのこだま」、超越状態を表す「ニルヴァーナ」、民俗的なフレーズが効果的に配された、歌を伴う「ユン」と、多彩で独創的な世界観を味わってみてください。(2015/07/29 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.570617

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    シューマン:交響曲第1番、第2番(グスタフ・マーラーによる編曲版)(ウィーン放送響/オルソップ)

    【オルソップ&ウィーン放送響が挑む、マーラー版のシューマン: 交響曲全集、第1弾】ドイツ・ロマン派を代表する作曲家ロベルト・シューマンが完成させた交響曲は4曲ありますが、これらを近代以降のオーケストラで演奏すると、音が濁ったり、バランスが取れなかったりすることが多く、指揮者泣かせの曲と言われてきました。この難題に大胆な回答を出したのが、作曲家にして当代屈指の名指揮者でもあったマーラー。彼の時代のオーケストラで聴き映えがするよう、4曲の交響曲のスコアに数多くの改変やカットを加えました。それらの多くは打楽器や金管の増減などによってマーラーが重要と見なすモチーフを補強し、そうでないと考えた部分を抑えるというものでしたが、今ではシューマン自身の意図した響きではないと批判される傾向があります。オルソップはマーラーのオーケストレーションを再評価すべく、ウィーン放送響と全4曲を収録。第1弾となるこのアルバムには第1番と第2番が収録されています。シューマンがたった4日でスケッチを完成させたという第1番。曲に付された副題の「春」は、当時のシューマンが関心を抱いていたドイツの詩人アドルフ・ベルガーの詩から発想したもので、1841年にメンデルスゾーンの指揮するライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団で初演されました。その際、楽器の機能上の制約からファンファーレの音程を変更していますが、マーラーはこれをシューマンが当初考えた通りに戻しています。第2番は1846年に完成し、同じくメンデルスゾーンとライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団が初演を行いました。マーラーは楽器編成を変更した他、終楽章のコーダに大幅なカットを施していますが、このオルソップの演奏ではカットは採用していません。※国内仕様盤には相場ひろ氏による日本語解説が付属します。(2022/10/28 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.574429

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    R. シュトラウス:交響詩「英雄の生涯」/メタモルフォーゼン(ウィーン放送響/マイスター)

    2010年からウィーン放送交響楽団の首席指揮者として活躍しているコルネリウス・マイスター。現在34歳の若手ですが、度々の日本来日公演での高い評価でもわかる通り、「次世代を担う指揮者」の中でもとびきりの才能を示している人です。彼のリヒャルト・シュトラウス(1864-1949)は既に定評があり、この手兵との演奏は、もう聴く前から期待が高まるという本当に凄いもの。元々が、若干大げさすぎる作品ではありますが、全ての音はすっきりと纏められ、伸びやかな響きが楽しめるというものです。うって変わって「メタモルフォーゼン」での憂鬱な表情と、時折見せる晴れやかな部分の対比も素晴らしいものです。(2014/11/26 発売)

    レーベル名:Capriccio
    カタログ番号:C5208

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    J. シュトラウスII:作品集第26集

    (1987/10/01 発売)

    レーベル名:Marco Polo
    カタログ番号:8.223226

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    J. シュトラウスII:作品集第27集

    (1987/10/01 発売)

    レーベル名:Marco Polo
    カタログ番号:8.223227

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    J. シュトラウスII:バレエ音楽「灰かぶり姫」(ウィーン放送響/タイス)

    1899年、当時ウィーン宮廷歌劇場の音楽監督を務めていたマーラーは、劇場で上演するために、人気絶頂を誇っていた“ワルツ王”ヨハン・シュトラウス2世にバレエ音楽の作曲を委嘱します。ワルツ王は時すでに73歳に達しており、すでに自身の生涯の終りを予感していたようでしたが(その前年に書かれた「ライムントの調べ」にも、懐古的な部分が認められます)、シュトラウスは力を振り絞り、依頼されたバレエ「灰かぶり姫」に着手しました。そして予感の通り彼は6月3日にこの世を去り、作品は未完のまま残されたのです。シュトラウスの手による部分は第1幕と第3幕の半分ほどであり、これを完成させたのはシュトラウスより少し後の世代に活躍した指揮者ヨーゼフ・バイヤー(1852-1913)でした。しかしマーラーは完成された作品を「これはシュトラウスのものではない」と断言し、ウィーンでの上演を拒否。そのため初演は1901年にベルリン王立歌劇場で行われています。バイヤーとシュトラウスは仲が良かったためか、自然な流れで音楽が作られており、全曲通して聴いても全く違和感はありません。(2018/09/05 発売)

    レーベル名:CPO
    カタログ番号:777950-2

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    フランツ・シュミット:歌劇「フレディグンディス」(ヴェイソヴィチ/エーゲル/ブンガー/サンドゥ/ウィーン放送合唱団&交響楽団/メルツェンドルファー)

    【フランツ・シュミット生誕150周年記念、歌劇《フレディグンディス》世界初録音盤が登場!】1914年、ウィーン宮廷歌劇場で初演された歌劇《ノートルダム》が大成功を収めたことを受け、フランツ・シュミットが次の歌劇の題材として選んだのがフェリックス・ダーンの『フレディグンディス』でした。舞台は6世紀のフランク王国。赤い髪を持つ召使いフレディグンディスが輝かしい美貌と奸計で国王キルペリク1世の妃の座と莫大な富を手に入れるも、数々の悪行を重ねた末に破滅していく様を、ワーグナーやリヒャルト・シュトラウスを思わせる半音階を用いた濃厚な音楽で描き出しています。主役のフレディグンディスを歌うのはクロアチア出身のドゥーニャ・ヴェイソヴィチ。強靭な声を生かし、メゾ・ソプラノとソプラノ両方の役柄でワーグナー歌手としてバイロ イトやザルツブルクで絶賛されました。指揮のエルンスト・メルツェンドルファーはザルツブルク・モーツァルテウムでクレメンス・クラウスに師事、史上初めてハイドン交響曲全集を録音すると共に現代音楽に至る広いレパートリーを持ち、数多くの作品を初演しました。(2024/04/05 発売)

    レーベル名:Orfeo
    カタログ番号:C380012

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    シュルホフ:歌劇「炎」(ヴェリー/フェルミリオン/フリーデ/アルノルト・シェーンベルク合唱団/ウィーン放送響/ド・ビリー)

    【ドン・ファン伝説を新たな視点で描いた"退廃オペラ"】17世紀スペインの伝説上の人物「ドン・ファン」。彼の存在は多くの芸術家たちの創作欲を刺激し、常に新しい解釈による人物像が生み出されています。チェコの作家ヨーゼフ・ベネシュは、ドン・ファンを死(ラ・モルテ)に魅せられた、地獄へ落ちることもできない"永遠の命"を与えられた存在として描き出しました。様々な女性たちが彼に対して欲望を覚えることで、ドン・ファンの死への衝動が一時的に抑圧されますが、どんな愛も彼の絶望した心に救いをもたらすことはありません。そして常にうごめく影たちはドン・ファンのコンプレックスの象徴であり、それは最終場面まで彼につきまといます。シュルホフがこの物語に付けたのは、後期ロマン派風の音楽と、フォックストロットやラグタイムなど20世紀初頭に流行し始めたジャズ風の音楽。これらが交錯し、燃え盛る炎に例えられた人間の欲望が解き明かされていきます。ヴェリーやフェルミリオンらの歌手たちの見事な歌唱に加え、近代オペラを得意とするド・ビリーが、複雑な音楽を見事にまとめています。(2021/04/09 発売)

    レーベル名:Capriccio
    カタログ番号:C5382

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    ショスタコーヴィチ/ヴァインベルク/ジョリヴェ:トランペットとピアノのための協奏曲集(オット/ラドゥトゥ/ウィーン放送響/カフタン)

    2018年「ミュンヘン国際音楽コンクール」トランペット部門の覇者、セリーナ・オットの3枚目のアルバム。オーケストラをバックに超絶技巧と溢れる歌心を披露したデビューアルバムは2021年の「OPUS KLASSIK」賞を獲得した彼女、今作では近現代の3作品を伸びやかに演奏しています。ショスタコーヴィチの「ピアノ協奏曲第1番」は、正式には「ピアノとトランペット、弦楽合奏のための協奏曲」といい、トランペットにもソリストとしてのテクニックが求められ、ショスタコーヴィチ自身や他の作曲家、民謡まで様々な作品から引用された旋律を演奏して作品にシニカルかつコミカルな味わいをもたらします。ジョリヴェのコンチェルティーノはノリの良いリズムが印象的なジャズのテイストが感じられる10分程度の作品。ここでもトランペットはコミカルな旋律を吹き、ピアノとオーケストラの対話に割り込んできます。ピアノを演奏するのはオーストリア=ルーマニア出身のマリア・ ラドゥトゥ。クラシック音楽と現代美術のコラボに熱心に取り組み、エキサイティングなコンサートを開催する気鋭の演奏家です。ヴァインベルクの協奏曲にはピアノは登場せず、ショスタコーヴィチに通じる音楽世界をトランペットの妙技で聞かせます。3曲を通じてドイツの指揮者ディルク・カフタンが巧みな指揮でサポート。アルバム末尾にアンコールのように置かれたラフマニノフではピアノとのデュオで歌心を存分に聞かせます。(2022/03/04 発売)

    レーベル名:Orfeo
    カタログ番号:C220011

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    ストラヴィンスキー:葬送の歌/バレエ音楽「火の鳥」組曲/ショスタコーヴィチ:交響曲第12番「1917年」(ウィーン放送響/マイスター)

    2017年4月より読売日本交響楽団の首席客演指揮者に就任したコルネリウス・マイスター。巨匠ゲルト・アルブレヒトの薫陶を受けたという彼は、編成の大きな曲を得意とし、同時に首席指揮者兼芸術監督を務めるウィーン放送交響楽団とは、これまでにブルックナーやマーラー、マルティヌーなどの後期ロマン派の作品を中心に録音、精緻な演奏で好評を博しました。今回彼が取り上げたのは20世紀ロシアを代表する2人の作曲家の作品です。ロシアの民話や伝承を大切にしたストラヴィンスキー、生々しい歴史の出来事を作品に盛り込んだショスタコーヴィチ。この方向性の異なる2作品にマイスターはじっくりと向き合い渾身の表現で演奏しています。爆発的な響き、恐ろしいまでの静寂、このコントラストも見事です。(2019/01/25 発売)

    レーベル名:Capriccio
    カタログ番号:C5352