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シュワルツ, ジェラード(1947-)

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    バーンスタイン:交響曲第3番「カディッシュ」/チチェスター詩篇(ロイヤル・リヴァプール・フィル/シュウォーズ)

    20世紀という時代が生んだ巨匠指揮者バーンスタインは、言うまでも無く作曲家としても偉大な業績を残しました。中でも純粋芸術音楽としては最高傑作であり、作曲者の死後も最も好んで演奏されるのが「カディッシュ」。当初はケネディ大統領のためのレクィエムという趣旨で作曲されましたが、今日では平和を希求する音楽のシンボル的存在となっています。独唱、合唱、語り手を要し、作曲技法的にもクラシックの枠を超え、バーンスタインにしか書けなかった感動がここにあります。規模の小さな「チチェスター詩篇」もまた、名曲として演奏され続けています。どこを切ってもバーンスタインの個性が強烈に刻印されています。(2006/07/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559456

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    J.S. バッハ :レスピーギとエルガーによる管弦楽編曲集(シアトル響/シュワルツ)

    いつの世もバッハの作品から多くのインスピレーションを受け取る人が多いものです。このアルバムではレスピーギとエルガー、2人の大作曲家による編曲をお楽しみいただけます。「ローマ三部作」で絢爛豪華な音楽を聴かせるイタリアの作曲家レスピーギは、1929年から30年にかけて、ヴァイオリン・ソナタをはじめとする幾つかの作品に大胆なオーケストレーションを施しました。どの曲もどっしりとした低音を利かせ、重厚で荘厳な響きが魅力的。メロディは確かにバッハなのですが、後期ロマン派の香りが強く感じられるユニークなものとなっています。「前奏曲とフーガ」に至っては、もう別世界の音楽へと変貌しているところが楽しい限りです。エルガーによる「幻想曲とフーガ」の編曲(1921年)にも注目。フーガの部分はまさに「エニグマ」そのもの。壮大かつ豊かな響きに大満足間違いありません。(2012/04/18 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.572741

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    ハンソン:歌劇「メリー・マウント」

    セラフィン指揮するメトロポリタン歌劇場の初演は50回におよぶカーテンコールを呼び起こしたほどの大成功を収めたオペラ「メリー・マウント」。今日では吹奏楽用に編曲された組曲が日本でも人気を博していますが、これが原曲です。物語は清教徒と騎士派との対立の中、主人公マリーゴールドが魔女扱いされ命を落とすまでを描く悲劇的な内容で、"メリー"なイメージはかけらもありませんが、音楽の方は20世紀オペラにありがちな難解さとは無縁で、わかりやすい和声を使用し、今日のミュージカルと見紛うばかりのカラフルでゴージャスな楽想が満載、直球で耳を楽しませてくれます。合唱の力強い表現力が特に聴きもの。作曲者の生誕百周年記念公演のデジタル・ライヴです。(2007/08/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.669012-13

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    ハンソン:交響曲全集 1 - 交響曲第1番/ベオウルフの哀歌(シアトル響/合唱団/シュワルツ)

    ハワード・ハンソンはアメリカの作曲家、指揮者です。保守的な作風で知られ、とりわけ北欧文化を好んで題材にするため「アメリカのシベリウス」と呼ばれることもあります。彼は25歳の時に、交響詩「夜明け前」を作曲、この曲がアメリカ・ローマ賞を受賞したことで、イタリアに留学するという栄誉を受けました。その時にレスピーギにも管弦楽法を学び、その時に作曲されたのが、この第1番の交響曲と「ベオウルフの哀歌」を含む一連の作品でした。交響曲第1番「ノルディック」はまさにシベリウスの作風を継承したものであり、穏やかさと勇壮さを兼ね備えています。また「ベオウルフ」とは、イギリスの長編詩に登場する英雄の名で、ハンソンは緊張感溢れる見事な音楽を付けています。(2011/11/16 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559700

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    ハンソン:交響曲全集 2 - 交響曲第2番/ルクス・エテルナ/モザイク(シアトル響/シュワルツ)

    第1集(8.559700)を聴いてもわかるように、ハンソンはアメリカの作曲家とは言え、その根底にはまるで「シベリウスの血」が流れているかのようです。この第2番の交響曲は彼の最も有名な作品ですが、ここでもその傾倒ぶりがよくわかります。冒頭の抒情的な弦の扱いや、独特の和声、そしてホルンのファンファーレ。これらはまさに北欧由来の音楽と言っても過言ではありません。しかし、聴き進めるにつれて、もっともっと現代的で広がりのある世界に包みこまれていく快感を味わえるのがハンソンを聴く楽しみなのかもしれません。「ルクス・エテルナ」ではパレストリーナへの関心が伺われます。1957年に作曲された「モザイク」は、指揮者ジョージ・セルのために書かれたもので、ハンソンが愛した変奏曲形式が用いられています。全編重厚な弦の響きに覆われた豊かな音楽です。(2011/12/14 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559701

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    ハンソン:交響曲全集 3 - 交響曲第3番/組曲「メリー・マウント」(シアトル響/シュワルツ)

    数多いアメリカ音楽の中でも、最も重要な位置を占めるハンソンの交響曲シリーズ。今回は第3番をお届けいたします。この曲は1936年から1938年に書かれた作品で、ハンソン特有の「北欧らしさ」も存分に備えた美しくも雄大な風情を持っています。4楽章の定型で書かれていて、もちろんアメリカの自由な空気感も感じられ、冒頭からわくわくするような(まるでシベリウス?)響きが感動を呼びます。曲がアジタート(激しく)に転じてからは一層ドラマティックになり、のどかな第2楽章では深呼吸したくなるほとの美しさを感じられるでしょう。もう1曲は、自身のオペラから編曲した「メリー・マウント」組曲です。悲劇的な内容を持つ作品で、音楽も極めて雄弁。難解さを配した活力漲る作品です。(2012/01/18 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559702

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    ハンソン:交響曲全集 4 - 交響曲第4番、第5番/悲歌/ディエス・ナタリス I (シアトル響/シュワルツ)

    アメリカ音楽界に確固たる地位を築き、作品も評価され、順風満帆の人生を歩んでいたハンソンですが、1943年の父の死にはかなりのショックを受けたようです。その苦悩を乗り越えて書き上げられたのが、この交響曲第4番「レクイエム」。もともと抒情的な彼の作風ですが、ここでは一層ロマン主義に回帰し、深い精神性に満ちた曲を描きだしました。第2楽章以外はレクイエムの典礼文を用いた感動的なもので、交響曲というよりもカンタータとしての色合いが強くなっています。彼はこの作品でピューリッツァー賞も獲得しています。第5番は単一楽章の交響曲で、タイトル通り神聖な雰囲気を醸し出しています。彼が世に出るきっかけとなったクーセヴィツキーのために書かれたエレジーも、深い悲しみを湛えた一遍の叙事詩です。(2012/02/15 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559703

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    ハンソン:交響曲全集 5 - 交響曲第6番、第7番/ルーメン・イン・クリスト(シアトル響/合唱団/シュワルツ)

    「アメリカのロマンティスト」ハワード・ハンソンの最後の2つの交響曲は、彼の作曲のキャリアにふさわしい結論を提示するかのようです。第6番はニューヨーク・フィルの創立185周年のシーズンを記念して委嘱された作品で、レナード・バーンスタインに捧げられています。印象的な3つの音によるモティーフが全曲を支配するロマンティックな作品で、第2楽章の冒頭のスネアドラムは新しい時代の到来を予感させる胸躍る音楽です。ナザレ大学からの委嘱作である「キリストの光」は、ハイドンとヘンデルの主題による変奏曲を書いて欲しいと依頼されたものですが、ハンソンは聖書から「光」についてのテキストを選ぶという独自の作品で応えました。第7番は実質カンタータとも言える美しく印象的な曲。81歳の作品ですが、創作意欲は全く衰えることなく、美しいメロディが次から次へと溢れ出す壮大さが魅力です。時代遅れと評される事も多かった作曲家ですが、自らの作風を貫いた姿勢は天晴というほかありません。(2012/02/15 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559704

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    ビーラー:クィンテセンス II/交響曲第2番/弦楽のためのシンフォニア/オーボエ・コンチェルティーノ/ボールド・ソプラノ・ファンタジー/ファゴットとホルンのためのコンチェルティーノ(ヴァーレク/シュワルツ/マナハン/オルソップ)

    ウィスコンシン州立大学で音楽理論の教授を務めたアラン・ビーラー。彼の作品はオーケストラを用いた壮大な響きを駆使したものが多く、このアルバムでも重厚な音が楽しめます。交響曲第1番はNAVONAレーベルからリリースされています(NV5976)。(2017/09/29 発売)

    レーベル名:Ravello Records
    カタログ番号:RR7802

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    ピストン:交響曲第2番、第6番(シアトル響/シュワルツ)

    タイトルもなく、楽章が単なる「アレグロ」だったりと、ほとんど18世紀のような交響曲に拘り続け、調性の枠組みで作曲をするということは、安直なことかといえば否、むしろ茨の道といえましょう。独特の快活さを持つ急速楽章と洗練された美しさに貫かれた緩徐楽章には、確かな個性の刻印があり、当たり前すぎる形式で独自の内容を表現するという離れ業をやってのけているのが、ピストンなのです。例えば第2番の第2楽章、アダージョでの美しい歌の数々をお聴きくだされば、そのことを感得していただけるのではないでしょうか。また、全曲を通じてオーケストレーションの職人芸の確かさは特筆ものです。(2003/12/01 発売)

    レーベル名:Naxos
    カタログ番号:8.559161